靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

整理、幸せだったと思い出すのは

2012-06-18 00:22:12 | 今週の整理
1.昨日はクイーンベッドを一つ処分。昔日本から持ち帰った布団を敷いて眠った。こちらに来て10年近く、ずっと高さのあるベッドに寝てきたのだけれど、懐かしいこの感覚。目の高さが変わると見える風景も随分と変わる

2.何年ぶりかに子供なしで友人達と2時間ほどレストランで食事。それぞれのルーティンを抜けて集まったひと時。涙流して笑って。一人一人の歩いてきた道が、笑顔に溶け合う夜。俳句あり詩あり。  「もう何年かしたら私達はこの世にいない」、シャンパン片手に立ち上がり言う友人の声を聞きながら。友に乾杯。

3.したいことができないと途方にくれる時を、したいことをどうしたらできるかの具体的計画整理に当てる。だってこうしかできない、なんてことはない。まだまだ方法はある。

4.認められたい(approval-seek)からする、を超え、その時点での自身の最善を貢献するためにするへ。

5.未知の物事を前に立ちすくんでしまうような子には、絶対に飛べると安心できる高さのハードルを何度も飛ばせた上で、ゆっくりとほんの少しずつ高くしていく。重要なのはその子に合ったハードルを目の前においていくということ。周りと較べて低すぎる高すぎるということではない。他の子供たちと比較して、この子はできないと歩みを止めてしまわない。親は陰でハードルを調整する黒子。子供たちが「自分でできた!」と思えるよう、いずれ一人で歩いていく自信を培っていくよう。

6.子供達が大きくなり幸せだったと思い出すのは、周りの大人が自分と向き合い過ごしてくれた何気ない日常の風景。母と手を繋いで散歩、車の中で父としりとり、熟れたフルーツを美味しいねと言いながら叔母と食べた、仕事帰りの父や母とその日あったことを話しながら夕焼けの中帰宅、湯気の上る台所で夕飯を作る祖母の手伝い、髪をなでる母の手の温もりを感じながら眠った。子供達と向き合い共に過ごす日常の時間、それらが子供達の奥深くで、幸せというものの原型を形作る

7.過去に胡坐をかくことなく、今生きているか

Have a wonderful week!

夏至間近の青い空、アンカレッジより。

友人を送る夜

2012-06-18 00:21:39 | 出来事や雑感や (その他)
子供達の学校も一緒で、夏の間も水泳などで毎日のように会っている友人が、あともう少しで南の島へ引越し。一を言えば十感じ取ってくれる彼女と、今まで本当にたくさんの話をしてきた。そんな彼女が近くからいなくなってしまう。彼女と過ごした時を大切な思い出として歩いていく。これからも同じ地球の同じ太陽の下にいるのだから。

お別れ会、2時間ほど参加できた。子供なしのこんな空間久しぶり。凧糸が切れないよう自分に言い聞かせて。(笑)

アンカレッジ一人気のピザ&自家製ビールの店にて。


その後友人宅。


シャンパンと手作りティラミスと。

後方にはマンゴープリン。

俳句あり詩あり。涙流して笑った夜。

新地での、友に幸あれ!