靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

日々の膨大な積み重ね

2011-07-08 23:59:49 | 思うに
マウンテン・マラソンの走者

当たり前のことだけれど、レース当日に表われたのは、普段からの膨大な積み重ねのほんの少し。

何人もの人々を後ろに完走した83歳の男性は、毎日のように山道を走っていると、彼の知り合いの友人が言っていた。食べ物にも気を遣い、日々身体の声に耳を澄ます必要もあるだろう。もちろん、丈夫な身体に恵まれたという先天的な要素もあるだろうけれど。

レース当日の軽やかな足取りは、普段からのトレーニングの積み重ねがあるからこそ。

何でこんなことが可能なのだと驚嘆する「結果」の背景には、表に出ない日常の膨大な積み重ねがある。


そしてその普段の一歩一歩に、結果などもうどうでもよいと思えるような、目指しているはずの結果をも超えた瞬間瞬間があるのかもしれない、そんなことを思う。

何だかSFの世界みたいだけれど

2011-07-08 23:58:33 | 思うに
「言葉」による繋がりである以上、分断は必ずある。

分断を最小限にする「言葉」を発するようにすることが、個々の多様性を消し去る方向へと動いていくのならば、「言葉」以外のコミュニケーション方法を確立していく方向を向いたほうが賢明なのかもしれない、と思うことがある。

何だかSFの世界みたいだけれど。(笑)

「サイレンス」では、全てが繋がる。

「サイレンス」にありつつ、「言葉」を発していけるよう。