靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

今週の引用

2010-05-02 08:26:32 | 引用
私達は解答を期待できない。量子的現実からみれば、解決というのは人々と状況との関係を通して発生したその文脈特定の一時的な出来事でしかない。

We can not expect answers. Solutions, as quqntum reality teaches, are a temporary event, specific to a context, developed through the relationship of persons and circumustances.


現実は私達の行動によって形や意味を変える。そして現実は常に新しい。私達は活動的な参加者としてそこにいる必要がある。現実は私達なしでは成り立たないし、私達以外誰も現実を作り出していくことができない。

Reality changees shape and meaning because of our activity. And it is constantly new. We are required to be there, as active paricipants. It can't happen without us and nobody can do it for us.


私達が不確定さを苦痛と感じることなく、混乱の役割を信じることが、全ての歩みに必要とされている。何のかんの言っても私達は何とかして進んでいかなければならない。けれどもその混乱の最中に、このことを覚えていたいのだが、私達は確かな一歩を踏み出すことができる。私達が上るこの階段はより深いところにある宇宙の本質的な秩序へと続いているのだ。

Every step requires that we stay comfortable sith uncertainty, and confident of confusion's role. After all is said and done, we will have to muddle our way through. But in the midst of muddle - and I hope I remember this - we can walk with a sure step. For these stairs we climb only take us deeper and deeper into a universe of inherent order.

  "Leadership and the new science" by Margaret J. Wheatley より


私の直訳わかりにく~い。

意訳とつけたし。

答えと思われるものは、一時的な出来事でしかない、量子的には。現実とは常に創られるもので、常に新しい。創るのはあなたと私。こう確固とした先の見えない状況の中で、あたふたすることなくリラックスし、カオスというものが果たす役割を信じることが大切。こんな確定的なものが何もないように思われる状況でも、実は今ここで踏み出す一歩をしっかりと踏み出すことができる。(多分、しばしば量子論を用いて説明される「一体感」を感じながらということなのだと思う。他者との、環境との、地球との、宇宙との「一体感」。そしてこの「一体感」は宇宙の秩序とも調和している。)

マーガレット・ウィートリー:
1973年よりコンサルティングや講演活動を行い、世界の人々に向けて新しい組織論を展開。1992年に初めて出版した『Leadership and the New Science』は世界12カ国語に翻訳され、その後発表した共著『A Simpler Way』とともに数々の賞を獲得している。現在、世界的な慈善団体、ベルカナ研究所の所長を務める。