NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第395回 からだと対話する part9

2015-05-12 07:37:56 | NLP
◆日時
2015年5月12日(火)7:05から約20分間

◆内容
「気づきのセラピー はじめてのゲシュタルト療法」(百武 正嗣 著)を使い、

からだと対話する練習をしました。

(アプローチ法)

1 対話したい身体の「部位」「症状」「気になるところ」を1つ選ぶ

2 声を与える

3 表現する

4 小さな気づき

5 選んだ「部位」「症状」「気になるところ」に話しかける

6 選んだ「部位」「症状」「気になるところ」になって答える

7 交互に対話する

8 ゲシュタルト(気づき)が生まれる

また、今回は、

「僕のフォーカシング=カウンセリング ひとときの生を言い表す」(池見 陽 著)で紹介されていた

フェルトセンスに積極的に触れるよう促す応答、

感じられているフェルトセンスを言い表すことを促す応答を参考に、セルフワークしました。


(やってみたら…)

昨日、感じられたけど、時間がなかったから、後でまた話そうねと言っていた、胸が詰まっている感じに意識を向けてみました。

胸が詰まっている感じを、昨日と同じように感じられたので、

また出てきてくれてありがとう。

と感謝の気持ちを伝えました。

胸が詰まっている感じを、ゆっくりからだで感じてみよう。どんな感じがする?

と問いかけました。

ギュッと詰まった感じ。

と応答があったので、

どんな言葉やイメージがこの感じられた感じにぴったり?

と問いかけたら、

蜘蛛の巣?いいや違う。
針金が絡まった?いいや違う。もっと柔らかいもの。
毛糸が絡まった?そうじゃない。そんなにふわっとしてない。
糸、糸がぐちゃっと絡まっている感じ。

と応答があったので、

この糸がぐちゃっと絡まっている感じは、一体何を必要としているんだろう?

と問いかけたら、

ほぐして。

と応答があって、

ほぐしてほしいんだね。

と伝え返したら、

そうなの。ほぐしてほしいの。
糸がぐちゃっと絡まっているみたいに誤解していること、思い込んでいること、ほぐしてほしいの。
ほぐしてほしいのは、根拠がない思い込み。
根拠がないのに、思い込んじゃっていて、その思い込みを持っていることで、苦しくなること、
ぐちゃっとした糸をほぐして、1つ1つバラバラにして、
この思い込みは自分を助けてくれる、この思い込みは自分を苦しくするって、
思い込みが自分にとって役に立っているのかどうか仕分けして欲しいの。
今は、役に立つものも役に立たないものも思い込みが、糸になってて、ぐちゃっと絡まっている感じがするの。

ぐちゃっとからまっている思い込みを、まずはほぐしてほしい。
そして、1つ1つこの思い込みは自分にとって役に立っているかどうか確認して、仕分けして欲しいんだね。

そうなの。

わかったよ。じゃあ、これから思い込みをほぐすところから、ゆっくりやっていこうね。

うん。

今日はここまででいいかな。

いいよ。

私と話してくれて、ありがとうね。

そう胸に伝えたら、

胸は温かくなりました。

昨日より、胸としっかり会話ができたと思いました。