「防災ひろば」に深井戸 災害時消防用水の確保
千住龍田町の「防災ひろば」に、深井戸をつくる工事が始まりました。井戸は深さ120メートルまで掘り下げる予定で、揚水ポンプや発電機などとセットで設置されます。
首都直下型地震が発生すると、千住地域は火災・家屋倒壊など、都内でもっとも危険な地域の一つと想定されています。大きな地震がおきると、水道・電気などのライフラインに大きな被害がでる可能性があります。断水すると消火活動が困難になります。
深井戸は、既設の防火水槽と合わせて消火活動の水を確保することができます。停電でも発電機が設置されるので、地下水を汲み上げることができます。トイレなどに流す生活用水にも活用できます。
皆様方の声を反映してつくられた「防災ひろば」
2011年5月、旧千寿第六小学校跡地を、防災拠点にする運動を始め、区議会への陳情署名には1500名以上の方からご協力いただきました。皆様方の声が反映して「防災ひろば」が作られました。区議会でも陳情が採択され、2016年3月に完成しました。
「防災ひろば」には、マンホール型防災トイレと手動井戸、かまどベンチ(普段はベンチとして使用、災害時には炊き出し用のかまど)、災害用炊事場、防災備蓄倉庫、防火機材倉庫などが設置されています。深井戸が作られると「防災ひろば」の機能が高まります。
公園に防災設備設置を区に要請します
千住地域には大川町の千住公園など、防災活動に有効活用できる公園があります。深井戸をふくめ、公園に防災施設の設置を、皆様と力をあわせて足立区に要請していきたいと考えています。
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