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にしみの鉄道情報局付属ブログ

大井川鉄道の路線バス車両

2019-03-12 | バス(車両)

大井川鉄道は現在、千頭駅から寸又峡温泉と閑蔵駅への2路線の運行を行っています。
かっては掛川市内や旧金谷町内、旧川根町内(家山駅周辺)などに広範囲に路線を展開し、静岡市内にも乗り入れていました。2015年には、子会社の大鉄アドバンスに路線を移管しています。

昨年、車両の老朽化によって、赤字が続いていて、寸又峡温泉へのバス運行を取りやめるという報道がされましたが、とりあえず地元自治体の支援や、一部町営バスの代替運行などで運行が継続されるようです。
車両を見ていると、老朽化による支援やむなしと言う状況となっています。

 



1990年製の自社発注のエアロスターK。2両在籍していて、いずれも観光マスクとなっています。車内はリクライニングシートの貸切兼用車となっているようです。ほとんど寸又峡温泉方面への運転ですが、撮影日は珍しく閑蔵線に使われていました。



こちらは2000年製の自社発注のニューエアロスター。こちらも全面1枚窓のトップドア車です。ニューエアロスターは1998年製がもう1両いるようです。こちらも寸又峡温泉への路線で主に使われています。

これらの車両は寸又峡温泉への道路が狭隘のため、いずれも10mの短尺車となっています。




こちらは閑蔵線専用のレインボーの10.5m車。見ての通り元名鉄バスで、かっては豊田営業所にいた車両、名鉄時代の車番は5231だったようです。塗装以外にも、車内のシートカバーにはMEITETSUのロゴが残るなど、各所に名鉄時代の名残が見られます。

これ以外にも、以前紹介した元都営バスのエアロスターKやツアー用のポンチョもいます。

撮影 2018年5月19日 7月14日 千頭駅前 閑蔵駅前

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