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にしみの鉄道情報局付属ブログ

富士重7E エルガtype-B

2020-07-19 | バス(車両)



有名な車両ですが、京成電鉄(現京成バス)と東武鉄道(現東武バスセントラル・イースト)のみが導入した、富士重工製のいすゞエルガtype-B、全国的に見ても、純正車体以外のフルフラットノンステは、これ以外には京都市と大阪市の西工のいすゞキュービックノンステが存在するのみです。
(ただし西工架装エアロスターノンステのKC-MP747系とKL-MP37系は京都市、阪急バス、北九州市、熊本電鉄、西鉄など比較的数が出ています。)
同じ車体を架装する日産ディーゼルUA系Fタイプに似ていますが、いすゞ車なのでゼクセルのエアコンを搭載しています。

京成の富士7E架装のいすゞエルガtype-Bは全部で22両で、2002年から2003年にかけて導入されています。2両が市川に導入されL尺だった以外は、すべて都内の営業所に入っていてN尺で製造されています。型式はKL-LV843N1(市川はKL-LV843L1)になります。
エンジンを垂直横置きのフルフラットノンステは構造が複雑なので、あまり移籍車市場では好まれず、一部が千葉内陸バスなどの京成グループに移籍していますが、現在はすべて引退しています。


撮影 2009年5月23日 新小岩駅前
参考文献 バスマガジンVol.22
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