さんぽみちプロジェクト

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和歌山新報で日曜日一面に連載中の「WAKAYAMA NEWS HARBOR」と連携。

香港で発信、県産品の魅力 「Food Expo 2015」

2015-11-01 13:31:07 | WAKAYAMA NEWS HARBOR
今日から11月。秋が深まる季節になり、県内各地で「実りの秋」を迎えている。
地産地消で「食欲の秋」を楽しむのもよし。
県産品の魅力に触れられる絶好の季節だ。

昨今、それらの魅力を海外へ発信する取り組みが行われている。
香港在住の神野翔さんからのリポートを紹介したい。

(次田尚弘)
 

8月13日~17日に香港で開催された「Food Expo 2015」に和歌山県ブースが登場。
多くの訪問客に県産品の魅力を発信した。


【写真】多くの来場者で賑わう和歌山県ブース(香港)

この催しは、毎年香港政府が主催する、香港最大にしてアジア最大級の国際食品見本市。
中国、東南アジア、欧米など世界の選りすぐりの「食」が集まり、世界各地から約50万人が来場する。

和歌山県は、日本国内で唯一、香港政府と経済連携の覚書を締結する都道府県。
他自治体のブースが所狭しと並ぶ中、和歌山県は広い面積を確保。

今年は県内から5社が出展。海外バイヤーとの商談の場にもなるため、企業にとっては海外の販路開拓のチャンスとなる。
今年で4回目という伊藤農園(有田市)の伊藤彰浩さんは「バイヤーや訪問客の反応が例年以上に良かった。
はじめは何も無いところからスタートしたが、年々現地とのパイプが太くなっている。」と手応えを感じていた。

目利きの厳しい香港において、和歌山の知名度と商品の質の高さで多数のバイヤーと訪問客を惹きつけた和歌山県ブース。
国内外の競合がひしめく中、潜在的な競争力を見せ付けた格好だ。
地域資源の海外展開について議論が高まる中、出展企業にとっては確かな感触を得られたに違いない。
県産品のこれからの海外進出に期待したい。

(神野翔/香港)

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