前号では、地場産品を現代風にデザインし、地域再生の代名詞として知られる「今治タオル」の取り組みを取り上げた。
温州みかんの生産量で全国一位を競う愛媛県と和歌山県。地元の特産品である柑橘の魅力を発信する愛媛県の取り組みを紹介したい。
農水省が公表する温州みかんの収穫量(平成29年産)は、和歌山県が国内の19%、愛媛県が16%と、和歌山県の収穫量は14年連続で全国1位。
一方で、温州みかんを含む「かんきつ類」の収穫量は愛媛県が42年連続で全国1位となっている。
みかんの生産地として全国にその名が知られる両県であるが、昨今、愛媛ではゆるきゃらを用いたPRを展開。みかんと犬をモチーフとしたキャラクター「みきゃん」である。

みきゃんは、特産品のみかんに加え、愛媛の方言で語尾に付けることが多い「~やけん」を犬(けん)とかけていることや、地図で見ると愛媛県が走る犬の形に見えることをモチーフに。
耳がみかんの葉、尻尾がみかんの花の形をしているなど、愛くるしい姿がファンを集めている。
2011年にキャラクターデザインが公表され、11月11日に公募によりその名が決定。
2013年から「ゆるキャラグランプリ」に参加し、初回から全国11位と奮闘。翌年には3位入賞、その翌年には2位に。
2017年に開催された「愛顔つなぐえひめ国体・大会」ではマスコットキャラクターを務めた。
愛媛県は「愛顔(えがお)PR特命副知事」とし、使用要綱で営利目的でもデザイン使用料を無償化。
土産品をはじめ、地元スーパーのポイントカード、鉄道やバスへのラッピングなど、その姿は県内の随所で見られ、愛媛が柑橘王国であることを訪れる観光客のみならず県民へも意識づけるものとなっている。
(次田尚弘/松山市)
温州みかんの生産量で全国一位を競う愛媛県と和歌山県。地元の特産品である柑橘の魅力を発信する愛媛県の取り組みを紹介したい。
農水省が公表する温州みかんの収穫量(平成29年産)は、和歌山県が国内の19%、愛媛県が16%と、和歌山県の収穫量は14年連続で全国1位。
一方で、温州みかんを含む「かんきつ類」の収穫量は愛媛県が42年連続で全国1位となっている。
みかんの生産地として全国にその名が知られる両県であるが、昨今、愛媛ではゆるきゃらを用いたPRを展開。みかんと犬をモチーフとしたキャラクター「みきゃん」である。

【写真】愛顔(えがお)PR特命副知事「みきゃん」
みきゃんは、特産品のみかんに加え、愛媛の方言で語尾に付けることが多い「~やけん」を犬(けん)とかけていることや、地図で見ると愛媛県が走る犬の形に見えることをモチーフに。
耳がみかんの葉、尻尾がみかんの花の形をしているなど、愛くるしい姿がファンを集めている。
2011年にキャラクターデザインが公表され、11月11日に公募によりその名が決定。
2013年から「ゆるキャラグランプリ」に参加し、初回から全国11位と奮闘。翌年には3位入賞、その翌年には2位に。
2017年に開催された「愛顔つなぐえひめ国体・大会」ではマスコットキャラクターを務めた。
愛媛県は「愛顔(えがお)PR特命副知事」とし、使用要綱で営利目的でもデザイン使用料を無償化。
土産品をはじめ、地元スーパーのポイントカード、鉄道やバスへのラッピングなど、その姿は県内の随所で見られ、愛媛が柑橘王国であることを訪れる観光客のみならず県民へも意識づけるものとなっている。
(次田尚弘/松山市)
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