さんぽみちプロジェクト

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まちづくりに貢献できる 60年以上続く、寄附金付年賀はがき

2012-10-21 22:33:24 | WAKAYAMA NEWS HARBOR

今年の年賀状どれにする??

最近、このような会話が出たご家庭があるかもしれない。

 

 

 

筆者の自宅にも郵便局から年賀状のDMが届いた。

今年の和歌山県版(寄附金付年賀はがき)は「紀州てまり」。

各都道府県に縁のある品や風景などの絵柄が印刷され、1枚につき5円の寄附金が付加されているお馴染みの年賀はがきだが、この寄附金が何に使われているか、どうすれば寄附を受けられるかご存知だろうか。

 

日本郵便株式会社のウェブサイト「年賀寄附金による社会貢献事業助成」によれば、平成24年度は寄附金付年賀はがき および年賀切手と、郵便事業株式会社(当時)から拠出した寄附金を合わせて約7億8千万円が全国の約300団体に寄附されたという。

寄附金は、社会福祉の増進、青少年の健全育成、非常災害時の救助・災害の予防などに役立てられ、昨年度は「東日本大震災の被災者救助・予防(復興)助成」という特別枠も用意された。

 

和歌山県内では、社会福祉の増進目的として田辺市の社会福祉法人へ、非常災害による被災者救助と災害の予防目的として、新宮市の社会福祉法人と和歌山市のNPO法人、それぞれ1件へ寄附されたという。

 

寄附金付年賀はがきは昭和25年から発行されており、寄附金は累計で約478億円にのぼり、歴史と実績がある。平成25年度も年賀寄附金の配分を希望する団体の公募が始まっている。

申請の受付期間は11月30日まで。申請後審査が行われる。詳しい情報は同社のウェブサイト(http://www.post.japanpost.jp/kifu/)から入手できる。

 

寄附金付年賀はがき、とりわけ地方版は、年始の挨拶と共に我が町自慢ができると同時に、少しの負担額でまちづくりに貢献できる。

60年以上前から続くこの仕組みに参加するのもよし、寄附を受ける対象になる組織の方は活用を検討してはどうか。

 

(次田尚弘/和歌山)


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