日本三大酒所として知られる広島県東広島市の西条地区で、6日(土)と7日(日)の両日、全国の日本酒を利き酒できるイベント「酒まつり」が開催された。和歌山からは12銘柄が出品した。
【写真】利き酒で賑わう和歌山県のブース(阿部さん撮影)
「酒まつり」は東広島市観光協会の主催。同市西条駅からほど近い西条中央公園に「酒ひろば」が設けられ、全国927銘柄の清酒を入場料(当日券1800円)のみで自由に試飲できる。
全国から日本酒ファンが集まり、御猪口を手に目当ての酒を注いでくれる各都道府県ブースを訪れる。
本連載特派員で広島市安佐南区在住の阿部創志郎さん(24)は、広島大学在学中から毎年欠かさず訪れている。
今年は中部・北陸・甲信越地方のブースで長蛇を成していたが、和歌山県のブースを訪れた男性グループらが「関西の酒も旨いぞ」などと話し、大きく盛り上がっていたという。
阿部さんから教えてもらった県内の出品銘柄を聞きウェブ検索すると、各酒造会社の力作ぶりや他の銘柄に触れる機会になった。
紀北から紀南まで和歌山も全国に誇る酒所。スーパーの酒売り場などへ行けば小瓶で購入できる。新酒の季節、ぜひ和歌山が誇る酒を利き酒したい。
(阿部創志郎、次田尚弘/広島)