…… 池 千之助   信州ありふれた普通便 ……。

         信州・長野県長野市から、お気楽で無駄な記事を載せています。

貴重なイベント、信州「松代城で鷹狩り」が………!

2016年11月21日 | イベント・コンサート
  昨日20日(日)、信州・松代で、貴重なイベントが行なわれました。鷹匠(たかしょう)が放鷹(ほうよう)の実演をする「松代城・鷹狩り」です。


  この日は、当初、町内会の作業参加が午前中にあったもので、見に行けないものと諦めていました。 が、前日の雨降りと、昨日も朝の小雨で、この作業が翌週へ延期になり、運よく時間が取れるようになりました。


  で、「鷹狩り」と言ってもTV時代劇で観るくらいで、内容も全く分からず、見物人も多くて100人前後くらいだろうと「たか」をくくっていましたら、松代城へいってみたら、そんな予想を遥かに超えていて驚きました。



  今日は、そんな様子の写真をご覧いただきたいと思います。




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  松代城・二の丸広場はご覧のような状況でした。今朝の地元紙の記事によると、約800人が詰め掛けたようです。


  「鷹狩り」って、こんなに人気あるんですね!



  まず、司会者さんが、鷹狩りなどの説明をして、鷹が雰囲気に慣れるまで、じっくりと時間を掛けていました。



  四名の鷹匠がお見えになったのですが、こちらは田籠(たごもり)善次郎氏です。徳川幕府に仕えた諏訪流の伝統を受け継がれていらっしゃる鷹匠との人物です。他にも第18代宗家:大塚紀子氏など女性二名と若手の鷹匠でした。



photo 3



  最初の披露は、人の腕と人の腕を、低空飛行で行き来する「振り替え」でした。


  その低空飛行の鷹です。



photo 4



  また、見物に来ていた人達にも、この鷹狩りの体験を……、と云う事で、4名が選ばれ、初体験をしていました。


  そして、ラストには、実践の狩りを見込んでの「飛び流し」の披露が行なわれました。



photo 5



  これは、先に鳩を飛び立たせ、それを鷹が空中で追い掛けて捉える、これぞまさしく「鷹狩り」……、と思う披露が行なわれました。




  よしッ! 上手く空中の鷹を撮るぞ~~~~! っと、そんな意気込みで………!



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photo 7


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   思えば、鳥が飛んでいるのも撮ったことが無いのに、イチかバチの撮りでした。


  まあ、何とかピンが合ったのがあって良かったです。

 

  そして、この鷹狩りイベントの最終章には、鷹匠の皆さんの撮影会的な模様がひらかれ、それぞれ来場者の皆さんは、カメラ片手にあちらこちらと動き回っておられました。



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  今回、自分も初体験の撮影に挑戦したことになりますが、もうちょっと早く現場に行って撮り位置を確保したり、脚立を持参して、何列にもなっている人垣の後ろからでも撮れる体制が必要だったと、「鷹狩り人気」への認識の甘さがあったと反省した次第でした。


  良い経験をいただけました。





  さて、ここから急きょのお知らせですが、今晩7時からTBS系列の番組「7時にあいましょう」で、信州・松代藩、真田家のお殿様が出演される予定です。 お時間がありましたら、是非、6chだと思いますが、ご覧いただければ幸いです。



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  こちらが、真田家十四代ご当主「真田幸俊さん」です。恐らく、先月に行なわれた「松代藩・真田十万石まつり」の動画も映し出されると思います。




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