…… 池 千之助   信州ありふれた普通便 ……。

         信州・長野県長野市から、お気楽で無駄な記事を載せています。

御諏訪太鼓会館・太鼓博物館

2011年07月29日 | イベント・コンサート

  昨日のブログ記事の冒頭にも書きましたが、昨日は、日本いや、世界の和太鼓の第一人者、故小口大八先生が創設なさいました、岡谷にあります、「御諏訪太鼓記念館」へ、ちょっとした仕事の打ち合わせで、お伺い致しました。

  

  何年か前に、和太鼓・小口大八先生と、シンセサイザーでも世界的にも有名な、あの喜多郎さんとのジョイント・コンサートを、ビデオ撮りさせていただいた小さな御縁なのですが、小口大八先生の御令嬢(以後、御諏訪太鼓保存会・事務局長奥様とさせていただきます。)に、ご招待を受けた形で、伺わせていただいた次第です。 

  

  正直、拙者は仕事はともかく、故小口大八先生の心臓部とも云える、「御諏訪太鼓記念館」に伺えると云う事で、今まで、撮影の仕事以外では起きたことの無い時刻に起きまして、朝一番で岡谷へ高速を走らせました。もっとも、相棒の彼も付き添いで来てくれたので、安心して行く事が出来ました。

  

  予定のAM10:00頃には到着しまして、「御諏訪太鼓記念館」の一番の心臓部とも云えます、小口大八先生が生前にお使いでした、ワーク・デスクの前の応接ソファーに、ご案内をいただき、 「こりゃ~凄い所へ案内して貰っちゃったネ!!」 と、一緒に行ってくれた相棒と、二人で、恐縮していた次第でした。

  

  なんせ、あの天下の和太鼓の第一人者の「小口大八先生」が、つい3年前までご使用になされていた部屋ですよ!!

  

  1998年、冬季長野オリンピックで、あの開会式で2,000人の和太鼓揃い打ち演奏を総指揮演出した方ですヨ! 小口大八先生は!!  まア、一般の常識人でしたら、「小口大八先生」の偉大さは、ご存知だと思います。

  

  そして、小口大八先生のご令嬢(事務局長・奥様)に、丁寧にご案内いただきまして、小口大八先生が、生前、海外への演奏活動などで、長年に亘(わた)り、お集めになりました「世界の太鼓」などが展示されています「世界の太鼓博物館」の中を拝見させていただきました。

  

  又、小口大八先生が、お弟子さん達に、和太鼓のご指導をなさっていた、「稽古道場」もご案内していただきまして、こちらも、感激しながら拝見させていただきました。 

  

  この道場には、お弟子さん達の名前が書かれた木札が、三方向の壁面にずら~と掛かっておりまして、ここ地元の「真田勝鬨太鼓」の名前や、アメリカ、カナダ、東南アジア他、世界各国の地名入りのお名前が書き込まれていました。

  

  事務局長・奥様から、ご説明を受けたのですが、この木札の文字は、「小口大八先生」ご自身でお書きになさったようです。 毛筆の綺麗な文字で、あとでご覧いただけると思います。

  

  まア、こんな状況は拙者の人生で、一生に一度の事だと思いまして、事務局長・奥様にご了承を得まして、持って行きましたデジカメで、この会館内部の様子を撮らさせていただきました。本当に、もの凄い会館内部です。一部写真をご披露しますと‥‥

Photo

御諏訪太鼓会館・世界の太鼓博物館

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御諏訪太鼓会館・道場神奉祭

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御諏訪太鼓会館・道場全景

  

  一応、上の写真の他に、数多くの写真をご覧いただけますように、「フォト・ムービー」で作り上げますので、右側の、「映像プロジェクト YouTube」 下のファイル「御諏訪太鼓会館」文字を出ましたら、クリックしていただきますと、GoogleのYouTubeへ入り、ご鑑賞いただけると思います。 再度改めて、ご案内させていただきます。 

  

  尚、実際にこの「御諏訪太鼓会館」を、ご覧になりたい方は、拙者の方までご一報願います。 「小口大八先生」のご令嬢(事務局長・奥様)に、ご了承を賜(たま)われると思います。

  

  尚、事務局長・奥様には、懇切丁寧に、沢山のご説明をいただきまして、また、帰り際には、高価な刺繍入りのTシャツまで、それぞれに頂戴致しまして、この場を借りまして、厚く御礼申し上げます。

   

      本当に有難うございました。

  

  又、「小口大八先生」のお血筋でもあらせられます、御諏訪太鼓後継者「山本 麻琴様」の世界飛躍を信じ、期待して、日本の芸能文化の一つでもある、「和太鼓」を応援していきたくなりました。

    

   拙者に、和太鼓は似合わないナ? っと。