雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

猫爺の日記「猫爺の昼餌」'16.01.07

2016-01-07 | 日記
350円の、結構質素な弁当


 本日1月7日、当地では鏡開きである。当地と断ったのは、地方によっては1月10日のところも、15日のところもあるからだ。

 元旦に、初日の出と共に降臨なされた「歳神様」を、注連飾りや門松を立ててお迎えし、御鏡餅をお供えする。歳神様をお迎えした元日から七日までを「松の内」と言い、本日「鏡開き」の日に神様は天上にお戻りになるのだ。

 昔は、重ね置いた部分がカビだらけになった鏡餅を、割って水に浸けてカビを洗い、それでもカビ臭ささの残った鏡餅を「神様の御下がり」と称して食べたものだ。いまでは、カビの生えた餅を食べるなどとんでもないことだが、それで猫爺供は腹を壊したことなど無かったと記憶する。

 本日の朝、「七草粥」をお召し上がりになったご家庭も多かろうと思うが、ひとつは七草をセットにしてスーパーで売っているからだろう。今の若い方々に、「野に出て七草の若菜を摘んで来なさい」と言っても、何を摘んでくるかわからない。「自然の物は安心」などと謳ったハーバル・サプリなどがあるが、どうしてどうして、自然のハーバルには毒が有るものが多いのだ。

 


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