雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

爺の料理

2011-09-20 | 日記

 長年、妻の介護をしていたので、一応口に入るものは作れるのだが、気の利いた料理は作れない。レシピをみて作ろうとしても途中で面倒臭くなってしまう。ひとつは、一般主婦には常識であっても、老いぼれの非常識人には判らないことが多々ある。たとえば、砂糖大匙一杯といっても、粉ものの一杯は、山盛りなのか、擦り切れなのか判らない。「料理番組を見れば判るだろう」と思うかも知れないが、料理番組を思い出してほしい。「大匙一杯」と言いながら、匙で入れる料理人はいない。予め容器に用意しておいたものをポイと放り込む。それを見ているこちとら非常識人には、ものすごくたくさん入れたように見える。まあ、爺向けの料理番組てはないので、文句は言わないけれど。

              


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