雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

日本の民主主義の復活

2012-07-09 | 日記
 ハーハード大学のマイケル・サンデル教授の公開講義を観た。 タイトルは、「日本の民詩主義のこれから」後編だ。 テーマは、「民主主義の復活」

 昨年の3月11日、東日本大震災・津波と原発災害経て、日本はどのように変わったか、そして、この経験が日本の民主主義の将来を、どう変えようとしているか。 どのように世界にお手本を示すことが出来るか。 教授は、そう前置きをして、聴講者に質問した。

 ▽政府が安全宣言を出した後、原発再稼働を認めるべきか? (賛成/反対は50/50)
 ▽東電の料金値上げは認められるか? (大多数の人が反対)
 ▽震災のガレキの処理は、どこで行うべきか? (大多数は全国で分散)
 ▽もし将来、何か大きな危機が生じた時、情報源として政府と、ブログ・ツイッターのどちらを信じるか?
   {殆ど同数だが、わずかに政府が多いようだった)

 上記の質問に対して、両方の活発な意見が聴講者からだされた。 それらは、感動的、且つ頼もしく思えた。その意見はここに記すことは出来ないが、教授の結びの言葉から推測することができよう。

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 今日は、様々な意見を聞くことが出来ました。 多くの人たちが、今の政治の在り方に満足していないことを率直に語ってくれました。 それらのことに、違った立場から建設的な議論を交わしました。 外国人(教授)の目から見て、私は感銘を受けたと共に、民主主義復活の大きな希望を、日本に感じました。  

 
 

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