雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

猫爺のいちびり俳句「早春句」

2016-03-02 | コラム
   ◇春弥生 掌に冷たきは マウスかな

   ◇鉢植えの すみれに雪の 薄化粧

   ◇みるく色の 陽も凍らすや 北の風


 猫爺、自動販売機の粒入りコーンポタージュを好んで飲む。だが、中に入っているコーンを全部食べたことがない。半分以上が振っても叩いても出てこないのだ。
 テレビを視ていると、そのコーンを殆ど出す方法というのを紹介していた。飲み口の下あたりの胴の部分を凹ましておくと、コーンが出やすくなり、全部または1、2粒を残すくらいで綺麗に出てくるそうな。
 猫爺、「これは上手いことを教わった」と、昨日買い物のついでに自動販売機でコーンポタージュ缶を買った。「よし、凹ませて飲んでみよう」と、わくわくしながら指で缶を凹ませようとしたが、凹まない。「うーん」と、爺なりの渾身の力を指先に込めて押してみたが、血圧が上がるだけで缶はダメだった。
 「なんやねん、凹まへんやないか」缶をしげしげ見てみると「スチール缶」と、記していた。 あっちこっちの自動販売機を覗いてみたが、コーンは皆「スチール缶」ばかりだ。

 テレビ番組よ、スチール缶の場合は、子供やヨボヨボ爺には無理だとか、屈強な若者に限るとか、一言注意を入れてくれ。「爺を殺す気か!」

 本日の「ぼやき」終わり。