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今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

激ヤバ!ケンの身体、まるで死相?

2025年06月23日 | ケン(ちびたん)
ケージに閉じ込めての人馴れ再訓練に失敗し、開放してからひと月になるケン。
結局オバン部屋でそれまでの生活に戻りました。

オバン部屋棚上の箱から覗くケン

同時にちび太がべったりとケンをマーク。
保護者の隙を盗んで棚の上まで上り、箱の中にいるケンに手を出していびる。
最近はケンの抵抗する声に諦めが滲んでヒヨヒヨと何とも哀れな叫び声。
そこで、保護者がいないときは煽り止めでドアを固定することに。(6/7ちび太の記事)
7.5cmの隙間は絶妙な間隔で、通り抜けできそうな猫は多分サクラくらい。
完全密室と違って風は通るし中外の気配はわかる。
1日1回はチキンに入ってもらい、ケンの閉じ込められ感や孤独の緩和を図った。

しかしちび太も然る者。
ある未明にはオバンがトイレに行った隙に部屋に乱入してケンを襲ったり。
以来保護者も心してケンの完全隔離に努めた。
オバンによると、やがてケンは安心して部屋の中を動き回るようになったと。
さらに伸び伸びとベッドの上でくつろぐのが日課になった。
もう一つの変化。保護者が近づいてもケンが血相変えて逃げなくなった。
それは自分も時々、ご飯を運び入れる時に感じていた。
あのケージに入れての人馴れ訓練、少しは効果があったのかな。

近寄っても逃げないケン・・ん? 何だか随分胴回りが細くない?

これでケンが少しづつ保護者に馴れてくれたら、改めて里親さん探しをしよう。
子猫のケンを急遽保護したときはそのつもりでした。
ケンは"もらわれ適期"を逃したけど、超多頭飼育のわが家には向かない子。
保護者とマンツーマンで暮らせばきっと保護当初の可愛さが戻ってくる。
もともと甘えん坊だったケンを知っているだけに、今のケンが不憫で仕方なかった。

ようやく少しづつだけど、前に進めるようになった。
ケージに入れて馴らすなんて、保護団体でもない自分には無理な話だった。
とにかくケンに負担をかけない方法で。なんて思っていた一昨日の朝のこと。
ウェットを持って部屋に入るとケンがベッドの上に横たわっていた。
逃げようともしないケン。いやはや随分馴れてきたもんだ。
と、しみじみケンを見てドキッとした。
心臓が縮みあがる思い、とはまさにこのこと。(ただでさへ心不全なのに。)
ケンが死んでると思ったのです。
やがてケンは頭をムクッとあげてこっちを見た。
や、生きている。目も輝いている。それにしてもこの姿は・・。


「死相」の如く見るも無残なケンの姿

あばら骨と腰骨が浮き出てしまい、胸から下の体毛が殆どない。
特にお腹と四肢の内側は完全に皮膚が露出していたのです。
一緒に暮らしている猫をここまでにしてしまうとは。
先ず自分自身を責めたが、そんなことに明け暮れている暇はない。
よく見るとブツブツやかさぶたがいくつか。でもノミは確認できなかった。
いずれにしても、この1ヶ月足らずでの衝撃的な変化だ。
いやケージにいたときも、ここまでひどくはなかったがハゲがあった。
ノミか真菌か、はたまたアレルギーかストレスか。
オバンによると身体を舐めたりガブガブするところはまず見てないそうだ。
取り敢えずはキャプスターとステロイドを与え、しばし観察中。
通院は、こういった案件では的確な診断が難しいことはわかる。
どの先生がいいかよくよく考えて決めようと思います。

特に苦しそうとか、そういった感じではないのだが・・


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