今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

お店のミケちゃん (ミセミケ)

2018年05月30日 | その他・一見さん
ミセミケはまだ自分のカテゴリーを持っていません。
でも今もたまに来るので、最近再び来なくなったカブキと入替えで専用カテゴリーを作ろうかと思っています。スタッフの間では(ただの)ミケちゃんと呼ばれています。本ブログでは店に来るからミセミケでした。当初は、同じ頃わが家の裏に現れたミケちゃん(イエミケ)と区別してそう呼んでいた。でもイエミケがその後リンと改名したので、これからはミセミケをただのミケちゃんとします。

ミケちゃんは昨年の9月、店に現れたときはまだ子猫でした。齢8~10ヶ月ほどだっただろうか。人がいなくなった夜にスタッフルームの前をウロウロ。その次のときは、ダイフクの後ろからひょっこり現れてダイフクのおかわりを半分もらっていた。警戒心が強く、10m以内で逃げ態勢、5m以内に近づくとダッシュで逃げる。でも、ダイフクの後ろに隠れているときは大丈夫だった。昨夏のコンに続いて、子ニャンへのやさしさを披露したダイフク、評価が急上昇の所以です。

               
                  お店のミケちゃん
         ダイフクのエスコートがなかったら"ご縁"がなかったかも

ひと月ほど経つとミケちゃんは来なくなり、ダイフクもいなくなった今年の2月に再び現れたのです。それはモドキ、カブキに続く再会でした。特別に寒さが厳しかったこの冬、みんなどこかでお世話になっていたようだ。(同じところかどうかはわからない。) でも、毎日来るというわけではなく、再会した頃は週2くらい、それが週1になって、今では10日に1度来るか来ないかです。

               
         そのうち、ダイフクがいなくても催促できるようになった

ミケちゃんは静かで、まだ鳴き声を聞いたことがない。スタッフには少し馴れてきて、ご飯を出すときは至近距離でも逃げなくなった。そのミケちゃんが一度だけすごい唸り声をあげたことがあるらしい。それはモドキと不意の鉢合わせをしたとき。スタッフが間に入って事なきを得たとのことだが、それにしてもモドキ、子ニャンに人気ないなあ。

テンちゃんも相手がミケだと様相が違います。まあ、さすがにデレデレはしないが、戦闘態勢をとりません。どちらかというと興味を示すといった感じです。

冬の間はずいぶん太って見えたミケちゃん。リンのこともあってよもやと心配したけど、最近はまた細くなってきた。いずれにしても、もう既に"適齢期"になっていると思われるので、早く保護して手術してあげたいのですが、もう少し頻繁に来てもらわないと懐いてもらうのは難しそうです。

               
                再会した頃:随分太って見えた

どうしても後手後手に回ってしまう保護活動。お店を借りてやるにしても、閑静な住宅街の自宅でやるにしても、もう少しいい方法がないものかと悩みは尽きません。

               
                最近の姿:再び細くなってきました

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ニャーとみうの物語 ~近況~

2018年05月27日 | ニャー
懐かしいタイトルの復活です。
1年近く前、みうを家にお迎えしてひと月が過ぎた頃、最大の課題であったニャーとの関係がどう進展していくのかを書き留めようと始めたシリーズでした。しかし、その後しばらくしてこのシリーズは頓挫。というのも秋になって突如イエチビが加入、さらに今年になってリン一家やちび太が加入、ニャーとみうどころか大所帯になっちゃったからです。

どんどん大所帯になっていくわが家の状態に、ニャーのストレスはどうなったか、そしてみうとの関係は・・、これまでの2匹の変化を振り返ってみました。

               
           ニャーとみうにとっては、この家が終の棲家です

1.いきさつ
ニャーもみうも1年以上お世話をしていたノラでした。ただしニャーは去勢済でとても人懐こかったので、店の近くで脱走したか捨てられたか。一方みうはソトチビが連れて来たノラで、わが家の裏で生活していたが、テツの忘れ形見としてゆくゆくは家にお迎えする予定だった。しかし僚友シャッポとの仲違いでニャーが突如としてわが家の子に。そして脱走ニャーがみうを追いかけてから、2匹の関係がおかしくなった。

2.はじまり
ニャーとの関係を考慮して半年以上遅れたみうのお迎え。お隣の工事の喧騒でどこかにいなくなったら大変と決行した。すると案の定、ニャーに追われて怯えるみうは自分の部屋から出られなくなった。ニャーの行動は狩り(の練習)行動、および序列行動と分析された。そこで保護者(オジン)が割って入り、ニャーがみうを襲えばおしおきをした。これはある程度功を奏し、利発なニャーはオジンに怒られたくない一心で我慢するようになった。一方みうも少しづつ自信をつけてきた。しかし出会い頭では、条件反射的にニャーがみうを追ってしまうのでした。

               
             ニャーに対して少し自信がついた頃のみう

3.ベット下の住人(猫)
2匹をいつまでも隔離するのはむしろ逆効果と、みうの部屋の扉を少し開けて解放した。結果として保護者のいない間に何度か襲われたみう、自分の部屋どころかその中のベットの下に隠れて1日の大半を過ごすようになった。でも、保護者がいるときは2匹で仲良く寝ることも。

4.恋のキューピット
ひょんなことでイエチビをわが家に保護すると、子ニャン特有のくったくのなさでニャーやみうを慕い始めた。特にニャーは何故か子ニャンに慕われる。イエチビはニャーの後追いを始め、すると、みうに対して意識過剰気味だったニャーの気持ちが分散するのか、みうをあまり気にしなくなった。みうに怒られるイエチビはみうに遠慮し、ニャーを追う。ニャーはイエチビから逃げ回り、みうどころではなくなった。こうしてみうのニャーに対する恐怖心が画期的に和らいできたのです。自分はこれを、イエチビの"恋のキューピット効果"と呼んでいました。

5.再び2匹に
イエチビはまもなく、里親さんが決まって出て行った。すると、ニャーの眼付け(序列行動)がまた始まった。でも追い詰めても襲うまではいかず、むしろ前より自信をつけたみうが反撃することも。本来はおっとりタイプで平和主義者のニャー、たびたび鼻先に傷を負うこととなった。

6.近況(大所帯に)
新たに加わった子ニャンたちの存在が再びニャーとみうの関係を変えた。特にちび太はくったくがなく、誰に対しても「遊んで~」と絡みつく。しかしみうとリンには怒られるので、やっぱりニャーを慕い始めた。ニャーの関心は次第に子ニャンに移っていった。一方大人の3匹は相互不可侵の等距離外交。無用な争いを避けることを第一としているようです。たまに夜中に、2匹になったときにニャーがみうを追っているようだが、朝にはお互いケロッとしている。今ではどの部屋も一切隔離なし。みうがベット下に逃げ込むのは、掃除機が唸っているときくらいのもんです。

               
                    接近して眠る2匹

               
                       翌日も

みうをお迎えしたときに立てた5つの目標はまだ2つしか達成していません。でも、部屋を開放することとニャーの前で熟睡するという、大きな目標を達成できたのでまずまずです。一方のニャーは、今のところさほどストレスを溜めているようには見えない。理由として、他の猫がニャーに一目置いているからだと思います。それはニャーがボス的存在というわけじゃない。(ニャーもそんな柄じゃないし。)

その理由はニャーが保護者のことをよく理解して、保護者と気心が通じているからだと思います。つまり彼らの中で保護者に一番近い存在ってわけ。ニャンコって、わかるんですね、そういうことが。

               
                     みうの部屋にて


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キーとクウ

2018年05月25日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
家に保護して2ヶ月、いまだに家庭内ノラやってます。
キーは保護部屋では懐いたけど、家中動けるようになって"ノラ返り?"
2匹はいつも一緒、相手が見えなくなると探しまくり。
別々にした方が保護者には早く懐く、と聞きますが、なかなかそれができません。

キーは好奇心の塊で、クウはとっても臆病さん。
人にも猫にも興味を示すキー、クウがそれにつられて動く。
この2匹に割って入るのがちび太。
3匹でくんずほぐれつ、毎日運動会やってます。
誰かに抱きつきたいちび太、ニャーに嫌われてキーに乗り換え?
半ば諦めて逃げなくなったキーは、いつも一回り大きなちび太に抱きつかれ。

              
               キーはどこでも平気で寝ます

そのキーが右目を負傷した。
5日ほど前に突然なったので、誰かと絡み合って怪我でもしたかと。
なかなか治らないので、おとといはついに医者に診てもらおうとしたけど・・、
それがどうにも捕まらない。
これ以上追い詰めるとキーがおかしくなっちゃうと、
診てもらうのを諦めて一般の目薬もらってきた。
今は抗生物質と、10回に1度くらい成功する点眼を続けています。
社交的なキーには、何とか治ってもいらいたいな。

              
            今日のキー:右目は少し開いてきました

クウも遅ればせながら、保護者に興味を持ち始めた。
その表現方法は・・、子ニャンの間でのお遊びの延長です。
コタツに一方が隠れてもう一方が外から、相手めがけてバッと出る(突っ込む)。
この"不意打ち攻撃付"かくれんぼが、子ニャンの間で人気なのです。
クウはその延長で、布団で寝ている人間の足めがけてバッと突っ込む。
最近は手の方にもバッと突っ込む。
さらには、テーブル下の椅子に隠れて、人が通るとバッと手を出す。
一時は夫婦揃って足が傷だらけになったけど、今ではあまり爪を出さなくなった。

              
              バッと突っ込むクウ、中にはキーが

              
               キーとちび太(中)もかくれんぼ

クウもキーも、体型が格好いい。
身体が細くて顔が小さくて、目と耳が大きい洋猫系。
アビシニアンとかいう猫に似ている。
わが家では、あまり馴染みのない体型。

2匹とも、そろそろ手術の適期になった。
でも捕まらないんじゃしょうがない。
まあいいか、もうしばらくこのままで。
平和な2匹を見ているだけで、幸せになれるから。

              
              この子たちの父親は洋猫さんかな?


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再会 ~そして問題点の再確認~

2018年05月23日 | ダイフク
ノラたちとお付合いしていると、出会いと別れの連続だ。
彼らの生活の変化の激しさ故だけど、人間だったら相当落ち着かないし、トシとってからの変化はとにかく堪える。では、当のノラたちは変化を望んでるのかというと、とてもそうは思えない。 彼らは、そういう処世術しか持ち合わせていないのだろう。

シャッポがいなくなったときは何ヶ月も探し回った。ソトチビやモドキは、彼らは"通い"だったし他にも生活の場を持っていることを知っていたので、残念ではあったけど探すほどではなかった。 でも、ダイフクが来なくなったときは随分心配しました。姿を消す直前に深刻そうなダメージを受けていたからです。いやそのもっと前から、猫喧嘩とは思えない傷を負って来ることが度々あった。ダイフクの生活範囲にいるノラ嫌いの人に、暴力をもって追い払われた可能性が考えられたが、もちろんそれも推測に過ぎない。

ダイフクが来なくなったのはまだ極寒の1月中旬。後足を引きずっていたダイフクは、しっかり養生できたのだろうか。あれから、もう4ヶ月が経っていた。

                
        ダイフクの写真は、殆ど食事場でのものばかりです(再掲)

「ダイフクはダメかも。」 今ではニャンコの理解者として一目置いている妻も、さすがに楽天的にはなれなかった。最近の1年くらいは食事先として当店一筋と思われたダイフク。突然来なくなれば、何かあったと思うのが普通だ。警察や愛護協会、清掃局からの情報では、ダイフクが来なくなって1週間後に数区画先で猫の遺体が処理されていた。ダイフクはそこまで行くだろうか。しかし確かめる術もない。諦めるのか待つのか、気持ちが中途半端になって、ダイフクのことをずっと書けずにいたのです。でも心の中では、やっぱり諦めていたんだろうな。

しかしながらモドキとは4ヶ月、カブキとは半年振りに再会したこともあって期待は残る。事務所に入るたびに、ついついダイフクの所在確認をしてしまうのでした。 それは5日前のこと。店も終わって辺りに夜の帳(とばり)が下り始めた頃、夏の暑さも急に冷えて元気100倍になったテンちゃん、いつになく長い散歩に付き合わされました。ようやく散歩が終わって事務所に戻ると、すかさずテンちゃんが事務所脇、通称ダイフク通りを覗き込んだ。

誰かいる。初めはミケちゃん(ミセミケ)かと思ったけど、テンちゃんが低く唸り始めたので、「こりゃモドキだ。」 しかし覗いても誰もいない。嫌がるテンちゃんを事務所に押し込めてもう一度覗くと、いた、奥の方に誰かいる。しかし全体に白っぽいその陰はミケともモドキとも違う。よく見ようと近づくと、もそもそと事務所の裏の方に消えた。

ダイフクだ! 慌てて裏ゲートから出てフェンスの外側から事務所の裏に回り込んだ。すると、そこに白っぽいニャンコがじっとしていた。やっぱりダイフクだ。いや待て、暗がりでよくわからないが白と黒のブチのようだ。いやいや、何かの影が身体に映っているだけでは。少し動いてくれれば、影か模様かわかるのだけど・・。

               
          事務所裏でのダイフクは、はっきりと判別し難かった

そこに帰宅するKYさんがやって来た。ああ、ダイフクだぁ、とKYさん。「でも随分小さくなったね」と。そう言えばダイフクにしては痩せていた。そのニャンコは人間が近づいてもじっとしたまま逃げない。人が去るのを待っているようだった。邪魔しちゃ悪いと事務所に戻り、ダイフクのいつもの場所にたっぷりと入ったご飯を置いて食べに来るのを促した。何としても、ダイフクであることをしっかりと確認したかった。

ダイフクが食べに来たのはそれから30分以上経ってから。その間見失わないようにと2度ほど事務所裏を確認した。ダイフクは腰の辺りが痩せて全体が小さく見えた。そして、いつになく警戒心が強かった。ただ、自分が近づいても気にする様子はない。何か他のものを警戒しているように見えた。やがて落ち着きを取り戻したのか、いつものスタイルでおかわりも平らげ、いつの間にか消えていた。後足の状態は、確認できなかった。

               
            はじめは警戒してばかりで食べなかったダイフク

それ以後、ダイフクは来ません。あれはソトチビのようにお礼参りだったのだろうか。それとも、どこかでしっかり暮らしていることを伝えに来たのだろうか。とりあえずは安心できた。が、問題は山積みだ。

ダイフクがいなくなってずっと考えさせられていたこと。ダイフクは、何とか幸せになってもらいたいとスタッフみんなで応援するノラ。ノラと言っても、店で長いこと食事の世話をしているのだから当然保護者責任がある。最終的には家猫になれればと願うけど、そこまでの道のりは遠い。その間に、何かが起こってしまう可能性の方が高いのです。

               
            痩せたというか、肉が落ちて骨張っていました

お友達になって平和的に保護するというやり方が悠長すぎるのだろう。ダイフクに関して言えば2年以上も付き合って、まだ抱き上げることもできない。早い猫は早いが、なかなか心を開かないノラも多いのだ。それに保護すると言っても、店にしてもわが家にしてもさらに増やすのはそう簡単じゃない。里親が決まって順番に出て行ってくれればいいけど、キーにしてもクウにしてもそう簡単に里子に出せるまでに懐いてはくれない。

大きなジレンマに呑み込まれている。結果として、早く保護したいとご飯をあげ続けているだけ。店は場所的な特性でまだいいのかもしれない。ノラの数が無闇に増えなければ苦情も出ないだろう。でも家の方は違う。閑静な住宅街で、猫嫌いも苦手な人も、それにアレルギーの人もいる。リン一家を保護したばかりで現れた灰白くんと白黄くん。彼らのもたらす騒音が、これまで良好だったご近所付き合いに波紋を投じるのは必至の状況なのです。

この問題については、本ブログのテーマでもあるので近々に改めます。

               
                 ダイフク、きっとまた来るんだぞ


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リードの達人、お散歩テンちゃん

2018年05月20日 | (故)テン
母の日のイベントが終わって、お店にも平常感が戻ってきた。
騒々しいわ、かまってもらえないわでテンちゃんは相当にご機嫌斜めかと思いきや、
さにあらず。
最近はすっかり人混みに慣れてしまい、人のいる方に行こうとします。
すると、お客さんにナデナデされてご満悦。
テンちゃん、ついにスタッフを見限ったか。

               
            最近の散歩は店裏の従業員駐車場が中心

実はテンちゃん、このところ覇気がなくなってちょっとしょぼくれてます。
ちび太がいなくなってのんびり復活はよかったけど、やっぱり刺激がなくてつまらない?
でもモドキやミケちゃんがたまに顔を出してくれます。
すると急にそわそわ、前ほど戦闘的じゃないけどモドキには唸って詰め寄ろうとする。
ミケちゃんには・・、ガラリと態度が変わって、唸るどころかそわそわの歓迎ムード。
うむむ、こやつ、老いたりとは言えやっぱり男じゃのう。(去勢済だけど。)

               
              何故かネモフィラ(の匂い?)が大好き

昼間のテンちゃんは歩くのもとぼとぼ、億劫そうです。
刺激がないのか、このところ急に暑くなって単に夏バテ気味なのか。
食欲もすっかり落ちました。
先日書いた「ニャンコ大食いランキング」でも、今は間違いなく幕下転落です。
リード付の生活に慣れたはいいけど、まさかそれで厭世的になっちゃったとか??
ただ、夜になって涼しくなるとよく動き出すので、やっぱり夏バテ説が有力。
ところが残念ながら、夜には付き添ってくれるスタッフがいない。

               
                 暑いときは日陰でひと休み

好きなときに場所移動ができず、スタッフが来るのを待つしかないテンちゃん。
お世話の中心はオジンとオバンで、どちらかが来るのを心待ちにしています。
自分(オジン)とは、目が合っただけでテンちゃんが腰を上げて動き出す。
事務所から出たいときは、足によじ登ってきて催促します。
だいたい20分以内には場所移動、長くても1時間以内には10分~30分くらいのお散歩。
でもこれはオジンがいるときの話で、いないときはぐっと減るようです。
結局店を閉めた後の暗くなる頃が、テンちゃんにとっては至福の時間なのです。

               
            早くもクーラー慣れ? スタッフの机でお邪魔中

リードの扱い方はたいしたもんです。
自分が歩きやすいようにさりげなくリードの位置替えをする。
リードがお腹の下を通って後ろに出ると、歩き方がガニ股になる。
すると後足を上げてリードを横に出し、続いて前足を上げてリードを身体の外に出す。
この一連の動作をさりげなく、無意識的にやっています。
テンちゃんは、リードの達人(猫)になりました。

最近では超甘えん坊が復活。
赤ちゃん抱っこしてもあのドスの効いた唸り声はあげなくなりました。
代わりにゴロゴロと大きく喉を鳴らすように。
もう、かわいいかわいいとスタッフやお客さんに人気絶頂。
ということで、そろそろ里親探し再開かな。

               
                奥の方に見えるのが店裏です

お店では人気絶頂でも、テンちゃんのファンは「ここで会えるから」と引き取りに消極的。
何しろトシだし、見てくれもイマイチなので写真でアッピールするのは難しい。
市で行っている譲渡会に参加してみようかな、などと考えています。
条件的にはとても難しいだろうけど、気長にやります。
テンちゃんにとってはリードなしの家猫生活の方がいいに決まっているから。

それに、モドキやミケちゃんなど次の予備軍が待っている。
しかもつい最近、とってもうれしい再会がありました。
それは次回記事、乞うご期待。

               
       かつてチビの救出舞台となった公園丘への入口はサツキが満開

               
         その丘に沈む夕日に向かって、テンちゃんは今日も行く


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