実はテリー、今週のはじめからトライアルに出かけておりました。そしてこの度、めでたく正式譲渡となりました。
新しい里親さんはお店のお客さんです。母娘2人、親子で大の猫好きとか。ご自分で保護した1匹を含めて4匹の保護ニャンと2匹のワンちゃんの面倒を見ているベテランさんです。そのうち白血病のニャンちゃん(13才)が発症してあれよという間に逝ってしまい、ようやく失意から立ち直って新たにと探し始めたとき、当店の貼紙に目を留めて頂きました。そして子猫なら先住たちも受け入れ易いとテリーが選ばれた。
テリーの"里親さん募集"に使った写真です
お近くなので今週の月曜日にテリーをお届けに伺いました。店からわが家に来たときは何の抵抗もなくスムーズに進んだ。それに通院のときも殆ど騒がなかった。しかし今回はキャリーケースの中でミュウミュウ鳴き放し。里親さん宅でもケースから出て来ないで手を入れると「シャーッ。」 いやいや、この違いには自分でも驚いた。
ひと月ちょっと前、店に現れた頃のテリー
でも考えてみればそうだよね。わが家にいた1ヶ月の間に他ニャンたちに暖かく迎えられ、特にわんぱく3匹組(ちび太、キー、クウ)には代わる代わる遊んでもらい、部屋数の多いわが家では思う存分遊べたし安心して休める場所もたくさんあった。不安な外生活からやっと手に入れた幸せな環境なのに、そこから連れ出されればテリーの気持ちが前と違うのも無理はない。
里親さん宅は一軒家ですが猫部屋は2部屋でわが家のリビングと同じくらい。そこに家具やワンちゃんのケージが2つあって少し狭く感じた。脱走防止で窓は開けず、厚手のカーテンも閉めたまま。外からの視線対策で仕方ないのだそうだ。一方里親さんは動物に対して気遣いのある人で特に病気には注意していた。猫に不可欠なのは日光、外気、草だという自分の教条主義は、釈迦に説法かと思いとりあえず引っ込めました。でも、何だかわが家の猫減らしのためにテリーを犠牲にしたようで、テリーの鳴き声がなかなか耳から離れなかった。
テリーとちび太
テリーとクウ
キーとテリー
翌日気になって電話で確認すると、鳴き止みはしたけれど(と言うより声が潰れた?)まだ食べないしトイレにも行かないと。そのため里親さんも通院予定を延期したとか。そのときは、もしダメだったら無理をしないでと何度も伝えてしまいました。しかしその翌日、店にいた妻のもとへ里親さん母娘が訪ねてきた。テリーがガラリと変わったと。
他の猫たちとの挨拶も無事に済ませ、保護者が撫でれば喉を鳴らすようになったとか。何? そんなに早く変わるもんなの? と呆気にとられていると、写真が送られてきました。そこには、もう何年も前からその家で暮らしているようなテリーが写っていたのです。改めて驚く子ニャンの順応性、そして生き抜く力。 きっと里親さんは、自分なんかより余程そのことを知っていたんですね。
自分の作った契約書にサインして頂き、正式譲渡となりました。
尚、白血病の猫ちゃんは他の猫ちゃんたちと分け隔てなく暮らしていたそうです。他の猫にワクチン打っていれば大丈夫、と里親さんは言っていた。そう言えばわが家にもエイズキャリアのハリーが・・。 いろいろ教えてもらえそうな里親さんです。
あっ、申し遅れました。
テリーの新しい名前は「コテツ」です。
里親さん便り・その1 甘えるコテツ(テリー)
里親さん便り・その2 朝ごはん(右上がコテツ)
新しい里親さんはお店のお客さんです。母娘2人、親子で大の猫好きとか。ご自分で保護した1匹を含めて4匹の保護ニャンと2匹のワンちゃんの面倒を見ているベテランさんです。そのうち白血病のニャンちゃん(13才)が発症してあれよという間に逝ってしまい、ようやく失意から立ち直って新たにと探し始めたとき、当店の貼紙に目を留めて頂きました。そして子猫なら先住たちも受け入れ易いとテリーが選ばれた。
テリーの"里親さん募集"に使った写真です
お近くなので今週の月曜日にテリーをお届けに伺いました。店からわが家に来たときは何の抵抗もなくスムーズに進んだ。それに通院のときも殆ど騒がなかった。しかし今回はキャリーケースの中でミュウミュウ鳴き放し。里親さん宅でもケースから出て来ないで手を入れると「シャーッ。」 いやいや、この違いには自分でも驚いた。
ひと月ちょっと前、店に現れた頃のテリー
でも考えてみればそうだよね。わが家にいた1ヶ月の間に他ニャンたちに暖かく迎えられ、特にわんぱく3匹組(ちび太、キー、クウ)には代わる代わる遊んでもらい、部屋数の多いわが家では思う存分遊べたし安心して休める場所もたくさんあった。不安な外生活からやっと手に入れた幸せな環境なのに、そこから連れ出されればテリーの気持ちが前と違うのも無理はない。
里親さん宅は一軒家ですが猫部屋は2部屋でわが家のリビングと同じくらい。そこに家具やワンちゃんのケージが2つあって少し狭く感じた。脱走防止で窓は開けず、厚手のカーテンも閉めたまま。外からの視線対策で仕方ないのだそうだ。一方里親さんは動物に対して気遣いのある人で特に病気には注意していた。猫に不可欠なのは日光、外気、草だという自分の教条主義は、釈迦に説法かと思いとりあえず引っ込めました。でも、何だかわが家の猫減らしのためにテリーを犠牲にしたようで、テリーの鳴き声がなかなか耳から離れなかった。
テリーとちび太
テリーとクウ
キーとテリー
翌日気になって電話で確認すると、鳴き止みはしたけれど(と言うより声が潰れた?)まだ食べないしトイレにも行かないと。そのため里親さんも通院予定を延期したとか。そのときは、もしダメだったら無理をしないでと何度も伝えてしまいました。しかしその翌日、店にいた妻のもとへ里親さん母娘が訪ねてきた。テリーがガラリと変わったと。
他の猫たちとの挨拶も無事に済ませ、保護者が撫でれば喉を鳴らすようになったとか。何? そんなに早く変わるもんなの? と呆気にとられていると、写真が送られてきました。そこには、もう何年も前からその家で暮らしているようなテリーが写っていたのです。改めて驚く子ニャンの順応性、そして生き抜く力。 きっと里親さんは、自分なんかより余程そのことを知っていたんですね。
自分の作った契約書にサインして頂き、正式譲渡となりました。
尚、白血病の猫ちゃんは他の猫ちゃんたちと分け隔てなく暮らしていたそうです。他の猫にワクチン打っていれば大丈夫、と里親さんは言っていた。そう言えばわが家にもエイズキャリアのハリーが・・。 いろいろ教えてもらえそうな里親さんです。
あっ、申し遅れました。
テリーの新しい名前は「コテツ」です。
里親さん便り・その1 甘えるコテツ(テリー)
里親さん便り・その2 朝ごはん(右上がコテツ)