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今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

こんなんでいいの? ~地を這う猫・ハチの巻~

2025年06月21日 | ハチ(キジロ)
6年間も家裏に足しげく通ったハチを家の中にお迎えして、半年が経ちました。
他の子たちと較べても保護者との信頼関係は強い方。
ケージからスタートして、ケージ開放に保護部屋開放とすんなりクリア。
家の中では完全フリーになりました。

キッチンのハチ

ところがハチ、キッチンか洗面所以外の場所には足を踏み入れません。
今では"古巣"だったはずの保護部屋にも行かなくなった。
その行動範囲がとても狭いのです。


レンジ台の下段が憩いの場所

わが家の猫社会では社交性もあるし、穏やかで優しいハチ。
他猫とのお付き合いも完璧だ。
リビングも2階も、怖くて行かないわけではなさそうだけど。

キッチンから洗面所を見渡す

1日の殆どをキッチンで過ごし、掃除のときは洗面所の棚に避難。
見たことはないけど、その途中左手にある大きな猫トイレを使っているようだ。
キッチンの床にある水桶は頻繁に替えていつも新鮮
だから生活に困ることはない。

キッチン掃除機中は洗面所の棚に隠れて 

ハチもダイフク同様高所には飛び上がらず、床だけの生活です。
ケージ暮らしの時は段移動もしたけど、今は棚の2段目に上るのが精一杯。
キッチンに人が立つとすかさず頭をゴツゴツ摺り寄せてくる。
そのうち足の上にドテッと横たわって、邪魔で邪魔で仕方ない。
無類の食いしん坊のハチ、四六時中食べ物を待っているのかしら。

オジンの足に絡みつく

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ハチの去勢手術完了

2025年05月11日 | ハチ(キジロ)
ハチの前回記事(4/27)の最後の写真を見て、実は自分でも驚いた。
頬袋がさらに発達して膨らみの際が顔の中央に進出、目にもかかりそうな勢いではないか。
ここまでとは思わなかった。最近左目が塞ぎがちなのはそのせいだったかも。
まさにライオン? いつも見てるのに、肉眼では気づき難いことでした。
調べてみると、顎の方も左右の膨らみがくっつきそうなほど広がっていた。

ますます勢いついてきたハチの頬袋

いやはや、「立派な頬袋は強者男子の象徴」などと言っていられなくなった。
1月に診てもらった先生のようにやはり感染症を疑うべきだったか。
それで5日ほど抗生物質を与えたのですが(1.5錠/日)、満を持して別の病院へ。
不妊手術の際いつもお世話になっている先生です。
こちらの先生はかなり丁寧に診てくれた。
まずしみじみと外観観察、そして計測、両下顎リンパ腺からリンパ液の採取(針生検)、血液検査、これらを手慣れた手つきで流れるように行った。
1月の先生がリンパ液採取は容易でないので・・と言っていたのとは大違いだ。
ああ、何となく安心できるなと思っていたら、結果は何も異常なし。
病気じゃないので抗生物質の投与は止めて下さい、と言われちゃいました。

で、頬袋の話をひとしきり。ついでにハチの去勢手術を頼んでみた。
この先生は猫ちゃんの徒なリスクを避けたいので手術は5才まで、がポリシー。
ハチは6才を越える。しかももう外には出ないのでますます手術は必要ないと。
わが家には(不妊)手術できない♀猫がいるので、と何とかお願いして受けてもらった。


手術前のハチ、いつものレンジ台下段で

手術は先週の金曜日、無事に終了しました。
昼の引渡しは3時間待って診察5分、夜の引き取りは2時間待って説明10分。
まったくこの病院は・・保護者にとっても忍耐の1日でした。
午前の診察終了が3時、4時からは午後の診療。手術いつしたの??
先生が1人の場合は予約制が普通なんだけどね。

引き取ったハチはまだ少し出血気味で麻酔も半分残った状態。
段差が危険なのでケージには入れず、そのまま開放して案の定、床の間の奥に隠れた。
養生にはこれが一番です。
転がらないように固定したキャリーの中も一法らしいけど、自分で出れないし。
夜10時頃になって出てきてウェット少し与え、深夜にも少し、昨日もまだ控え気味。
少し食べ終えると洗面所の棚に隠れてそこで過ごす。
今朝も隠れたままで食欲も完全復活にはほど遠い。本調子はまだまだ先のようだ。

毎度のことだが、♂猫の場合は調子が戻るまで最低でも手術日+2日必要です。
♀猫の場合はもっと長い。今回の先生は10日の養生が必要だと言っている。
TNRに反対の人と話したことがあるけど、今のTNRは術後すぐに放出して無謀すぎると。
術痕が開いたり感染で死亡したり、半数以上が行方不明になった事例もあるそうだ。
他の団体のブログにも、不妊手術後の放出(R)で2割以上のノラが不明になると。
TNRとは「手術を受けてもらう代わりに終生のお世話を保証する」はずなのに。
理想と現実との乖離なんて話じゃ済まされない、関係者には一考してもらいたいものです。

手術後は今のところ、洗面所の棚の住猫です

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キッチンの住猫

2025年04月27日 | ハチ(キジロ)
最近賑わい始めた保護部屋に、ハチが行かなくなりました
リビングにも入らず、洗面所の棚に行くこともなくなり
2階にもいかず 棚やキッチン台にも上らず
レンジ台の下段を中心に殆どキッチンに居ずっぱり
用足しは近くのトイレを使っているようだけど
人や猫がいると行かないので見たことがない

レンジ台下段のハチ

飯時に保護者が準備を始めれば、猫たちが集まって来るキッチン
ハチは小心者だけど、他の猫や人を怖がるわけではない
みんなに交じって行動範囲を広げない理由がわかりません
ことによると・・・ハチはとても食いしん坊なので
食べ物にありつけるキッチンから離れたくないのかも
まあ、今はあまり無理強いしないで見守っています


たまにダイフクがお付き合い

一昨日、ハチが背中にバサバサガブガブ噛みついていたので
取り敢えずマイフリガードを施しました
昨夜になって、ふと背中頂部を見たら毛の色が変わっている
毛の元部が染め残しみたいに黒いのです
で、よく見たら超大量のノミ糞だった しかも蠢くノミも
慌ててキャプスターを飲ませた
今朝黒い部分を鋤いてみると、ノミ糞とともに毛がぼっさりと抜けてきた
ノミは見なかった キャプスター様様なのかも

いやはや、季節的にノミには要注意だ
ドロンタール(腹虫駆除)も全員に飲ませなければ
しかしハチはそれより何より去勢手術がまだなのです
外に出ることはもうないのだから手術は不要?
でも異様に膨れ上がった頬袋を見ると、♂ホルモン過多なのかなと

この頬袋、自分が長期体調崩している間にまた膨らんできました
かつて感染症を疑った先生 他にも腫瘍等重篤な病気の可能性もある
先ずは先生に診てもらって相談です


顔を覆い隠そうに膨らんだハチの頬袋

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日光浴は一緒だぜ

2025年03月07日 | ハチ(キジロ)
腹痛がまだ治りません。結構激痛なんだけど、病院でまともに取り合ってもらえない感じ。
自分も困ったが猫たちも困った。懸案事項が滞ったままです。
ハチもその1匹。手術の申し込みもできないでいます。
気になる頭毛のゴワゴワは疥癬の投薬してもらったけど治らず。
下顎を隠すほど膨れた頬袋、感染症を疑われて抗生物質処方したけどこれも変わらず。

レンジ台下段で (もともとはリンの居場所だった)

それにしても立派な頬袋だこと。
これが示すことは、「ハチ=男の中の男?」 傷の多い身体が示すのは「百戦錬磨?」
でも、ハチはどう見ても小心者。
保護者にはゴロゴロベッタリ、でも猫たちがたむろするリビングにはまだ入れません。
一度窓辺での日光浴組の中にポンと置いたら、慌てて抜き足差し足で出て行った。

そそくさと退散するハチ

ハチの居場所は、かつてはリン一家の食事場所だったレンジ台(下段)が中心です。
ただ食事時に猫たちが増えてくると、保護部屋や洗面所に身を隠す。
保護部屋に林立するケージ群はまだそのままで、ハチは中でも一番日当たりのいい旧モドキのケージを使っているのです。
特に日光浴の時間、ハチはひとりで優雅に日を浴びていた。


日光浴するハチ

一方他猫たちはハチに好意的?で、ハチの居住地にお邪魔しだした。
ココレオにモドキ、ちび太にチキン。この連中は相手を選ばず社交的だ。
そんな連中が絶好の日光浴場を見逃すはずがない。
かくして日の当たる時刻、ハチのケージは大盛況になったのです。

上段からハチ、モドキ、ココ、(下の畳の上にレオ、チキン)

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ハードル高いリビングの入口

2025年01月17日 | ハチ(キジロ)
ハチがなかなかリビングデビューできません。
一度だけ足を踏み入れたけどダイフクに睨まれて退散した。
(ダイフクの休息場所=爪とぎの横にいたからです。)
家の中に招待(保護)して2ヶ月半、予想外に時間がかかってます。


ピアノ下の爪とぎはダイフクの休息場所

保護者には滅茶苦茶慣れまくって、レオとスリスリ競争。
キッチンで作業するときは必ず出てきて足に絡みつくので、危なくて仕方ない。
抱くと緊張しまくるけど、当初よりはだいぶ慣れました。
一方猫社会にはうまくなじめないようで、気疲れするせいか保護部屋に引き籠り気味。
朝飯夕飯の時はキッチンに猫たちが集まるのでやはり入って来れない。
しかし食欲が勝って、他猫の中心に頑張って居座ることも。とにかく食いしん坊。
他猫と喧嘩するとか警戒したりとかはない。要は気を遣うのが苦手らしい。

保護部屋から周囲を見渡すハチ

キッチンに猫たちが集まってが騒がしくなると、そそくさと自室(保護部屋)に戻る。
外時代のハチはこうして、様々な危うさから身を守って来たんだな。
平和を愛する小心者。
それが6年間の長きにわたってわが家に通い続けた秘訣のようだ。
ハチの過去記事を読み返しても、「優等生」とか「皆勤賞」といった言葉が並びます。

しかしながら、ハチは大変立派な頬袋(ジョール)の持ち主。
下顎まで包み隠すくらいで、わが家では断トツだったダイフクを抜く大きさ。
顔が縦方向より横方向に長かったりして。(扁平顔?)
そして頭や耳の付け根や首周りに怪我の痕がたくさんある。(※)
ハチの本当の姿、それは自分のイメージとは逆で百戦錬磨の強者(つわもの)なのかも。
※昨冬および2年前の首の傷とは違います。当時の傷は治癒して毛も生えてました。


家裏時代をともに過ごしたハチとサクラ(右)

ハチは夫婦のどちらも選ばずに甘えてきます。
人見知りしないようなら、里親さん探しが可能になる。
15匹の中よりは1匹の方が、ハチも気楽に過ごせそうだし。
その前に手術を受ける予定です。5才までと言ってる先生との交渉次第だけど。
頭にある傷痕を許容してくれる里親さん、何とか探したいものです。
ハチの甘えぶりは保護者を目一杯癒しまくること間違いないので。

とは言え、里親さん探しは大変ですよね。
ツテはもう当たりまくったし。
譲渡会やネットは保護ボラさんのかわいい猫たちが目白押し。
ボラさんたちの子が譲渡されれば、その分またノラたちの保護が可能になるわけだし。
最後まで面倒見たいのは山々なれど、まずは自身の健康第一ということでしょうか。


日光浴は保護部屋のケージの中で

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