今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

偏食サクラに振り回される

2022年08月30日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
気が弱くて臆病で、警戒心が強いサクラ。
野生動物だったら身を守るために必要な性格だ。
でも人間社会で生きるノラの場合、それがあまり強すぎると不都合なこともあるのです。
サクラはノラとしての生命力というか、力強さに欠けている。
もしわが家が面倒みなかったら、まともに生きていけるとは思えないくらいだ。

サクラにとっては、この社会は怖いものがいっぱいなんだろうな

最近はサクラも黄白も、わが家の周辺にいることが多くなった。
ご飯以外の時も家裏や家横で休息していたり。
2匹とも声が小さく殆ど鳴かないので、シロキハリーのような騒音問題はありません。
軒下にあつらえたトイレ場所もそれなりに使っているようだ。
でもサクラにとって困るのは、黄白が家裏に居座るとご飯を食べに来れない。
2匹は喧嘩しないし黄白もサクラを追わないけど、やっぱりサクラは近寄れない。

のんびり屋のキジロも家裏で過ごすことが多くなった

先日は食べてるサクラのすぐ後ろに、黄白がぬっと現れて順番待ち待機。
しばらくして気付いたサクラは慌てて逃げたけど、黄白はそのまま。
お互い相手をよく知る2匹だから、サクラの警戒心も鈍りつつあるのだろうか。
今日はサクラが庭側に現れてしきりに家中の様子を伺っていた。
見慣れた光景なのでそのままでいたらやがてサクラはいなくなった。
ふと思いついて家裏を確認したら、黄白が爆睡していました。
サクラよ、また庭側で欲しかった? そこまで気遣ってくれる人はそうはいないんだぞ。

何か訴えるような感じで庭にいたサクラ(本日)

もうひとつのサクラの大問題。
とにかく好き嫌いが激しい。出したものをまともに食べ終えることはまずありません。
しかもその好き嫌いが出すたびに変るのです。
おかげでわが家の猫ご飯はサクラによって決まる。
ニャーやリンも偏食だけど、家の子だから管理ができる。
サクラは管理ができず放任もできないから、つい言いなりになってしまう。
手を変え品を変え、サクラのご飯代が他猫の数倍になってしまう所以です。

家横は風がよく通って夏は過ごしやすい(お隣給湯器上にサクラ)

これ出しても食べないあれ出しても食べない、食べてもほんの舐める程度。
なのでお腹が空くから何度も来る。でも黄白がいると近寄れない。
サクラよ、もう一度言うが、ここまで面倒見てくれる人はそうはいないんだぞ。
と言いつつ、毎日如何にサクラに食べさせるかの模索を続けています。

一方のキジロは何でもよく食べる大食漢

気になるのは食べないときのサクラがルイの初期症状に似ていること。
食べたくても食べれなかったルイ。まさか不治の病だったなんて。
当時はまったく知識のなかったFIPも、今では高価だが治療薬があるという。
そのたびにFIPを疑い、たまにしっかり食べてくれると安心する。
こんなに気を遣うのなら、いっそ家に入れた方が保護者としては安心だし何より楽だ。
そう、サクラはモドキ同様事情が許せば、早く家に迎えたい猫なのです。

家裏で雨宿り中のサクラ

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目が離せない夜の店内

2022年08月29日 | レオ(テンチビ)とココ
ようやく涼しくなってきました
これから秋雨期間を経て、またガーデニングシーズンがやって来る
まだ店内の人影はまばら、ココレオはしばし過ごしやすい時期を迎えます

少し前の閉店時の写真(今はもう暗いです)

店内でのびのびと過ごす2匹
何もなさ過ぎてつまらなさそう
店裏にSCの内装工事用の仮設事務所ができました
早速お邪魔する2匹です

何気に工事事務所の周りにいる2匹

2匹は暑さ寒さは苦手だけど、雨はさほど気にしません
店内には雨宿りの場所はいくらでもあるし

ログハウス展示場で雨宿りする2匹

それより気になるのは夜の店内
待ち猫?(モドキ)は来たらず
代わりに見慣れないよそ者が闊歩している
ココレオはまだ、シンとサビには挨拶したことがないのです


モドキを待つときと違って隠れながら見張るココレオ

出会えばいつも唸り合いだけど
モドキはかつて知ったる猫
得体の知れないよそ者とは違う
辺りが暗くなるとシン、サビの往来が頻繁に
ココレオの目が光ります


写真編集で明るくしたけど本当は暗がりの中

注:モドキは前回記事の翌日(8/27)に久々顔を出しました

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シンサビ共演、モドキは・・

2022年08月26日 | その他・一見さん
もの凄い爆音と土砂降り
いやあ今日の雷は本当にすごかった
家の猫たち店のココレオは慣れたもんだけど

ちょっと気になっているのはモドキが顔を見せないこと
今日でかれこれ2週間、最近としてはちょっと長い
Mさんのところにいるのだろうか
おやつもらってはいるようだけど、夕方早めに雨戸閉めちゃうし
連絡取っているわけではないのでわかりません
今日は久々の清掃局に確認してみました
事故等該当はもちろんなかったけど・・

こんな光景はもう見れない? (この春撮影のモドキ)

最近はモドキの代わりにシンとサビが毎晩顔出します
スタッフがまだいる時間帯にも来るようになりました
2匹とも猛烈な爆食家
サビは食べ終わるとおかわりを要求してくるようになった

まだ小さく子猫の面影を残すサビ

一方シンは、足りないと店中央の定位置で待機
やはりおかわりの出てくるのを待ちます

シンの定位置となった待機場所

2匹は鉢合わせしても喧嘩しません
先日は入れ替わり立ち替わり
2回づつおかわりしていきました(大盛3杯分)

手前で食べるサビと順番待ちのシン(写真上)

このままだと夜の番猫はこの2匹に変りそう
まあ来る者は拒まずだからお世話するけど
やはり気になるのは、当ブログではニャーにつぐ古株のモドキ
お迎えするまで何とか頑張ってほしい
待たせてばかりで申し訳ない限りだけど


毛並みがよくなったシンはまるで血統書付?

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トシなのかな ~従容たる猫~

2022年08月24日 | ニャー
前回書いた「ニャーの自叙伝・確執編」
保護者として、まさに慙愧に耐えない内容でした
今も当時の記事を頻繁に読み返し
反省の糧としております

あれから2年半、自分もニャーも変わりました
保護者と猫を支える揺るぎのない信頼感
ニャーの変わり身は、わが家の猫社会まで変えました

最近のニャーの居場所その1、勝手口前の机の上

物静かでいつも満足そうな顔
穏やか、そして落ち着き
ちょっかい出されても動じない
誰かと誰かがやり合っていても
誰かが保護者に怒られていても
優し気な目で見守るだけ

ポニー(右)の半分の細さ(写真上はちび太)

以前のようにオジンの後追いはしなくなった
一方以前は直接くっつくのは嫌いだったのに
今はオジン横ポジが空くと何気にくっついてくる
最近は殆ど鳴かなくなりました
いつも間にか、室内マーキングもやらなくなった

信頼関係だけでこんなに変わるのかな
それとも、寄る年波のなせる業か
いつの間にかニャーは推定8才を越え
自分との付き合いはもうすぐ7年
このブログを始める前からの付き合いだ

これからもニャーとともに、このブログを続けていきます

最近のニャーの居場所その2、リビングお膳の上

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その後のチキン

2022年08月22日 | チキン,キリン,ポニー
久々のチキンです。
誰の記事にもよく顔出すので久々感がないけど、チキン自身の記事は前記事からかれこれ5ケ月近くも経ってました。
あれ? ということはチキンが生死の間を彷徨ったあの結石騒動は?
そうなんです。実は殆ど書いてなかった。
当時は自分(オジン)自身が喘息と心不全で生死の間を彷徨っていたのでした。
自分の記事は「その他」カテゴリーにあるので、今日はチキンの一件とその後です。

結石から膀胱炎+急性腎不全になって、CREとBUNの値が振り切れていた頃

あの時、チキンの急変は自分が絶不調になる直前のことでした。店から帰ると「チキンが便秘みたいだ」と妻。トイレでずっと唸り続けていたらしい。自分が見た時は2階ベッド下の一番奥に潜んでいた。介抱しようとマットをどけて上からチキンを抱き上げると、チキンが物凄い雄たけびをあげた。人に向かってではなく、激痛に耐えかねているようだった。もともと声が小さく普段は殆ど鳴かないチキンの大声に、夫婦ともにただ事ではないと気付いた。それからオリーブオイルを飲ませたり便秘マッサージをしたり・・、しかし1時間半ほどして、あることに気付いたのです。

これはニャーの時と同じではないか。3年前の正月、ニャーが結石で生死の間を彷徨ったときの初期症状に似ていた。翌朝急いで病院へ。やはり結石だった。ニャー同様尿管カテーテルでたまったオシッコを抜き取り、膀胱洗浄を繰り返し、以後注射と投薬で様子を見ることになった。帰宅後、オシッコは少し出たが深夜になるとまた出なくなった。翌日になっても食欲は戻らず、夜にはまた雄たけびが始まった。さらに翌朝になって今度は違う病院へ。直ぐに血液検査を行い、重度の急性腎不全と尿毒が身体中に回っていることが判明した。ニャーの時とまったく同じだったのです。

何よりも輸液を急がなければならない。しかし尿管が詰まったままでは入れた水分の放出ができない。結局チキンは入院し、尿管にカテーテルを入れ放しにして輸液を行った。1日経つと、手でもオシッコを押し出すことができるようになったと先生が言った。それから2日後には尿毒が消え、急性腎不全も回復した(CREとBUNの値が正常に戻った)。その後のチキンは、ニャー同様に1回の量は少なくても普通にオシッコが出るようになって、食欲も回復し、それまでの無邪気で明るいチキンに戻ったのでした。


キー(右)とチキンは柄が同じなので兄弟のよう

結果が良かったからいいようなものの、一時は先生の沈痛な表情に慌てまくった。
「ここまで値が悪くなるともう治らないかもしれない。」
そう言って先生に覚悟を求められたのでした。
初めの病院ではもっと簡単な感じだった。次の病院に行くのも1日遅れた。
ニャーのときの教訓が生かされてなかったのです。


最近ケンとは少し離れつつあるけど、「お兄さん」役は今も変わらず

あーあ、これでチキンに借りができた。
その後のチキンにも少し変化があって、何だか落ち着いてきた感じ。
これまで殆ど鳴かなかったのが、たまに小さな声を出して鳴くようになりました。

ポニーとは以前のように一緒にいることが多くなった

そろそろわが家の頭数を減らさなければと頭ではわかっています。
自分の年齢もあるし順番待ちの外猫たちもいる。
出すとすれば若い順、コミケとケンはなるべく早く出したいところ。
だからお世話はしても、感情を移さないように努めています。
でもその次となるとチキンとポニー。
もうすっかり情が湧いて、果たして保護ボラ素人の自分に出せるかどうか。
これからは自分自身が試練を迎える番なのかも。


かつてのオジン部屋の3匹組、今はリビングでやはり集結
(チキン、ちび太、ニャー)

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