今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

やったぜ! モドキ6周年

2023年03月31日 | モドキ
何とか間に合いました。というのも、この記事は今月中に書きたかった。
モドキと出会ったのが6年前の3月。そう、6周年記念です。

ところがモドキ(そしてシンも)、ミーが現れた頃から姿を見せなくなってしまった。
やっぱり姿を見ないと記念記事は書きづらい。
それで待っていたのですが、3日前の夜、ようやく20日ぶりに顔を出しました。
昨夜は店長さんが確認。
事故事件情報はなかったけれど、やはり顔を見れば安心です。

モドキ最新画像 (店長さん撮影)

ミーが消息を絶ってからも、2ヶ所の置き餌は毎晩消化されていた。
モドキやシンの食べ方には特徴があるのでだいたいわかる。
でも、どう考えても2匹以外の・・、という日も結構あった。
この点の解明は今後の課題。

店長さん撮影

さてモドキ、最近は本当に穏やかなノラになりました。
出会った頃は1才弱ほどの若者。テンちゃんに脅されて逃げ回ったこともあった。
店の子志願もこちらの都合で叶わないまま、ノラとしての箔をつけていった。
顔に勲章(喧嘩傷)をいくつもつけ、ひどいときは血を垂らし、その都度手当してきた。
やがてモドキはボス猫の貫禄と風格をつけ、まさにノラ道を究めたのです。

3日前妻撮影・舐めただけで殆ど食べなかったとか

そんなモドキが変わってきたのはここ1,2年のこと。
ハルとの恋(Mさん情報)がそうさせたのだろうか。
もの静かで、そして穏やかになった。
ココレオにも他の猫にも、かつてのように挑戦的な態度はとらなくなった。
最近店では量的にあまり食べない。他にも世話になる人がいるのだろう。
それでも自分(オジン)の顔を忘れず、こうして律儀に顔を出す。

店を出ると必ずSC裏のある場所に向かいます

今は、モドキの「ノラの矜持」を尊重しようと思います。
でもやがてモドキがノラ生活にきつくなったとき、保坂家のシロちゃんのように、先日紹介した猫愛物語のマリのように、暖かい部屋で穏やかな余生を暮らせるようにしてあげたい。
そのためには、こっちもいろいろ準備しなきゃ。
そして何より、猫たちのお世話を続けるために自分自身が健康でいなきゃ。
そう思うこの頃です。

ある場所とは店裏、SC奥にある草むらです (昨年夏撮影)

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診察できなくても進める治療

2023年03月29日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
サクラが食べなくなったのは昨年の9月はじめ。
どんどん食べる量が少なくなって、しまいには殆ど食べなくなった。
その頃には口内に異常があるような仕草で、これはまずいと保護したのが10月。
その後2度通院したが手術も診察もできず。3度目は薬だけもらったのが1月。
それ以来、先生とのやリとりはあったけど結局何の進展もなく、ただ世話して見守るだけ。

手術の際の麻酔下でしっかり口内を診てもらう段取りは、手術の延期でご破算になった。
先生の言う「体調を万全にしてから手術」はいいが、口内診察は無麻酔でということになる。
で、何とかサクラに馴れてもらおうと尽くしたのがこの2ヶ月間。
サクラが口内の異常で食べなくなってから、既に半年が過ぎてしまった。

まだ元気な頃、日向ぼっこ

何のために保護したのか。
どう調べても、当然のことながら口内炎は対応が遅れればそれだけ悪化する。
1月には自分の優柔不断を猛省したはずだったのに・・(1/20記事)。
一方、一進一退だったサクラはここにきて何も口にしなくなった。
最終手段のチュール(総合栄養食)も拒否。
口内を痛がってのけ反る仕草は、何も口にしなくても多くなった。
疾患が悪化しているのは明らかだった。

何をあげても食べないサクラ

で、ついに動きました。
これまでとは違う先生、ちび太のハゲを診てもらった先生だ。
この先生はちょっと素人っぽいけど、とにかく猫に優しいので安心できる。
サクラは以前よりすんなりキャリーケースに入りました。
怖くて暴れたりするけど、人を攻撃なんてさらさらない穏やかな子。
移動の間も診察の間も、一度も声すら出しませんでした。
でも、診察はやっぱりネットの中。
先生が口に手を触れた途端に猛烈に暴れだし、やはり口の中を診ることはできなかった。

口の中が痛いときはこのポーズでひたすら耐える

自分としては少なくとも2つのことを確認したかった。
・癌(ことに扁平上皮癌)ではないこと
・歯が悪いのか口内炎症なのか
サクラの痛がり方は、常時じわじわと痛いというよりは、どこかに当たると痛い感じ。
口内炎症状でよく記述される、涎や臭いはあまり認められない。
半年も経っているので相当悪化していると思われるが、見た目の口内はまあまあきれい。

口内見る機会はあっても素人目にはわかりません

幸いなことに体重はまだ殆ど減ってなく、極端な脱水状態でもないそうだ。
一応100ccの輸液と2種類の抗生剤(ロングライフ)を打ってもらいました。
そしてメタカムという液状の消炎鎮痛剤。これは非ステロイド系なので安心。
高価だけど先生に要望したところ、小分けして少量を出してくれた。
まずサクラの生活の質を元に戻す。
投薬は薬が切れると再悪化するらしいけど、当面の目標はそれでいきます。

思い出したように保護部屋から出る時もあるサクラ

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満開桜とココレオと

2023年03月27日 | レオ(テンチビ)とココ
東京では桜の満開が発表されて以降、5日間で例年の3月ひと月分の雨が降ったそうです。
何をか言わんや。
当地も同様でして、東京より数日遅れの満開も週末の土砂降りで一巻の終わり・・。
と思いきや、まだまだ健在でした。
花曇りの今日、SC裏の遊歩道は見物客でいっぱい。

(左)バス通り西側(左手にSC擁壁)         (右)バス通り東側

この桜が満開になる度に、7年前店にいたチビを思い出します。
本当に多くの感動をくれた子猫だった。しかし、バス通りで無念の事故死。
あの頃は、自分もまだ経験不足だったことが悔やまれます。


(左)店前の駐車場より        (右)SCフェンス越しの桜と遊歩道

遊歩道で宴会はできませんが、SCに車を止めて見物していく人がぞろぞろ。
お店もいよいよ園芸シーズンに突入。今は贈答花の時期でもあるのでてんてこまいです。
お店の様子は、そのうち改めてお伝えしようと思います。
ところでココレオは?  ・・・いました。

追いかけて来るお子様を避けて裏駐車場に避難したココ(左)とレオ(右)

ココはミー待ちを諦めて、朝2時間ほどの外出が日課になりました。
ただ、遠くには行かずSC周りのお宅に立ち寄っているようです。
先日は店のすぐ傍の常連さんが、「うちによく来て中覗いてるわよ。」
そのお宅にはかわいい女の子(猫です)がいるそうな。

一方レオは滅茶滅茶に安定してます。
お子さんへの耐性も身につけてきて、サービスサービスの大盤振る舞い。
目下人気絶頂です。
当店あってのココレオか、ココレオあっての当店か、わからなくなってきた。

単独行動が多くなってきたけど、相変わらず大の仲良し

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一緒に日向ぼっこ

2023年03月24日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
ニャーとリン一家が

ニャーとクウが


ちび太とリンが (再掲)

ニャーと保護者の蜜月関係が壊れたり
クウの粗相が長期化して深刻になったり
わが家崩壊の危機にまで発展しそうになったのも
すべてはこの一家(リンとクウ)とニャーの関係悪化から始まった

いま、ただただ感無量

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猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第4話~

2023年03月23日 | 猫愛 ~特選・猫たちの物語~
第3話のスンスンの話、どうでした?
事実(出来事)と筆者の気持ちを淡々と綴っただけでこんなにも人を感動させる。特別なことは何もない。どこにでもあるであろう、必死に生きるノラとそのノラの幸せを願う優しい人の物語です。でもノラには宿命(さだめ)みたいなものがあって、優しい人の腕の中に素直に飛び込めない。哀しき性(さが)かな。
最近、当ブログでも子猫ミーとのお別れがありました。あれだけ尽くしても、ミーはこのお店を後にした。直接的にはココの見張りが怖かったのだと思いますが、それなら(ココが屋内に入る)夜に来ればいいと思うけど、それが猫にはわからない。そのもどかしさ。そしてノラの生き様の何とはかなく、せつないことよ。

ニャー「ようやく春が来て、ノラたちも一安心だね」

さて、今回は再び佐竹茉莉子さんのお話です。
佐竹さんの著書に「猫との約束」がありますが、これは猫と人の関わりを描いた物悲しくも感動的な話を集めた珠玉の一冊です。先日、PHPオンライン衆知がその一話を編集して公開しました。
海辺に捨てられた「マリ」という子猫が漁師さんたちに救われ、育てられ、やがて年老いたマリに外の生活がきつくなった頃、優しい人のシェルターに保護されて晩年を穏やかに過ごした。「老後は任せて。」 それがその人(千鶴子さん)とマリとの約束だったから・・。
いつもまっ直ぐな猫の気持ちに、応える人の気持ちもやはりまっ直ぐだ。その偽りのない関係が、読む人の心に訴えるのだと思います。

(クリックしてポップアップ)

コメント (2)
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