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今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

のんびり余生を過ごしてます

2025年03月21日 | ダイフク
最近のダイフクです

1年前と較べると,何だかノラ返りしたような顔
1年前のダイフク

耳先のかさぶたが取れるとその下に血が溜まっていて
顔洗いで顔や頭に擦り付けてしまう
さらに結膜炎の赤い目やにがなかなか治まらず
目の周りの毛が深くなってきた

現在の右耳先の状態(かさぶたが取れたとき)

ということでわが家に来て1年半
せっかくきれいになった容姿が
またノラ時代の如くに戻ってしまいました

でも容姿は気にしてません
10才を越えるダイフクはオジン化も避けられないし
もらい手もないだろうから
余生はわが家でと決めています


ダイフクの定位置はリビングのピアノ下とコタツ周り

店に現れたときは悪役だったけど
その後汚名挽回して応援団までできた
子猫ちび太の遊び相手になってくれたりもした

一方生活の本拠地には恵まれず
追われたり虐待されたり、大変な辛苦を味わったダイフク
何とか助けたくてもできないまま生き別れとなった
でも、諦めていたのが5年ぶりの再会
貴公子然としていた容姿が、ボロボロになっていた

今、ダイフクはわが家でのんびりと日々を過ごしてます
まだ周りから怖がられてるけど
いつかまた"ダイフクおじさん"と慕われる日を目指して
自分(オジン)の体調が回復したら、いよいよ耳手術の相談に行きます

のんびりと日光浴するダイフク(中央)
※モドキ(上)、ちび太(下)、キー(右)はダイフクを怖がりません

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ダイフク、新年早々ノミ駆除入浴

2025年02月12日 | ダイフク
ダイフクはのんびり暮らしています。
あの"濡れ衣"の一件以来、ダイフクを叱ることもなくなりました。
が、叱られてもじっと耐え、保護者(オジン)が落ち着けば元の暮らしに戻る。
そんなダイフクの処世術に長年の労苦を感じ、自分よりよほど大人だと思ったり。
他の猫を脅したり、保護者が嫌がる悪さを一切しないダイフク。
今は愛すべき猫としてゆっくりと余生を過ごしてもらいたい、ただそれだけです。

ダイフクの定位置のひとつ、ピアノ下の爪とぎ上にて

ダイフクの耳に関してはいまだにそのままです。
しかし幹部はだいぶ大きく変化してきた。
かさぶたの下に血糊が溜まっていて患部がどうなっているのかよくわからない。
一度血糊を拭き取ろうとしたけど除去できず、血糊ではなく膨れ上がった患部に見えたり。
癌であれば早く耳(患部)を切除するべきだけど、何かと後回しになってるのが実情です。


直近のダイフクの右耳(かさぶたがとれた時)

そんなダイフクに、大失敗の一件がありました。
昨年は夏以来6回のシャンプーを行い、マイフリガードも毎月施してきた。
それでも暮れにはまたノミだらけになって、12月にキャプスターを2度投与。
これでノミも駆除できたと。

シャンプーして鋤取りをすると、眩しいくらいに白く輝くダイフクの毛並み。
しかし細く長く密な体毛は静電気が起き易いせいか、何かとゴミや埃を拾ってしまう。
毎度のことだけどすぐに黒ずんでくるのです。
11月にシャンプーした時も暮れには黒ずみ始め、今年にはさらに汚れて。
背中の模様が変わったのかと思うほど黒くなった。

やがてその黒ずみが濡れてきた。ダイフクが舐め始めたのです。
さらにその一部が赤くなっているのを発見。ダイフクの自傷だった。


ダイフクの背中、1月下旬の状態

ここまで来て保護者はようやく気付きました。
汚れなんかじゃない。鋤いてみるとそれは超大量のノミ糞。
そこには多数のノミも生息していた。
ダイフクはそれにじっと耐えていたのだと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

どうのこうの言ってられない。さっそくシャンプー開始です。
冬なので部屋を暖め温水温度をうまく調節し、たらいに浸けて洗うと血とともにノミ多数。
3回洗って流し、念入りにシャンプーを始めた。
ダイフクも慣れたもの、その間じっとしている。
シャンプーしながら表面に出てくるノミを時間かけて漉き取って駆除。
シャンプーさらに洗いを終えて拭いた時は、鋤いてもノミは殆どいなかった。
念のためにノミ駆除スプレーを全身にかけ、温めた部屋のケージに入れて乾燥。
スプレーで苦しがったノミが表面に出てくるので漉き取ったが、数匹だった。


患部の拡大写真をよく見るとノミ糞が無数

その後念のため、マイフリガードとキャプスターを施した。
今はまだ白銀の毛並みのダイフク。だけど油断は禁物です。
前年のノミ騒動が終わったばかりなのに早くも始まった本年ノミ騒動。
前記時のモドキもそうですが、早めに駆除して引き伸ばさないようにしたい。
ちょっと値が張るけど、経口駆除剤キャプスターを多めに発注しました。

一方ダイフクは他の猫たちに少しづつ浸透しています。
時折ちょこっと手を出して過剰反応されたりとか、相手が気の強い子(ニャー、レオ、モドキ)だと反撃されるので喧嘩になったりします。
その回数もすっかり減ってきて、今年は一度レオと軽くやり合っただけ。
今は保護者も目を離していることが多くなりました。
今後は、自分(オジン)の体調が回復したら、先ずちび太のノミチェックをする予定です。


猫たちのど真ん中で日光浴するダイフク(奥から2番目)

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愛嬌あるのに嫌われてます

2025年01月15日 | ダイフク
昨年はノミ騒動の主犯として登場回数の多かったダイフク、今回は久々の登場です。
前々回のチキンの記事で濡れ衣を晴らし、新年早々すっかり株を上げた。
(とは言え他猫たちに避けられる状況は相変わらず。)
一方例の爆弾(耳先の扁平上皮癌)は抱えたまま。


日向ぼっするダイフク
(ダイフクが中央に進出してきたので他猫たちがすっかり引いてしまった)

泰然自若でどことなくユーモラス。保護者を困らせるような悪戯はまずしない。
良く食べるけどくれくれ鳴きはしないし、騒ぐこともない。
ベタベタくっつくわけでもないが人から逃げ回るわけでもない。
人間も猫も、こんなもんだと達観しているように見える。
店時代、近くの高層マンションに住むお客さんが敷地でダイフクをよく見かけたそうだ。
ダイフクはご飯をもらっていたけど、棒を振り回して追い回す人も多かった。
両後脚を引きずったダイフクが消息を絶ったのも、その人たちのせいではないかと。
危険を冒してご飯をもらっていたダイフク。ご多聞に洩れずの苦労ノラでした。


たまにオバンベッドでの日光浴に合流すると・・
(ダイフクを避けて出窓に集まったココ、ヒョウ、ちび太、モドキ)

ダイフクの抱える諸問題について現在の状況と見解は;
・ノミがなかなか駆除できない理由
ダイフクにはマイフリガードを月1回8ヶ月間投与したがノミは一向に減らなかった。その理由としてネットにはノミの薬剤耐性や投与のやり方のまずさが挙げられている。サクラが世話になっている先生によると、初期の薬剤にはやはりノミの耐性があるようだ。もう一点は、初期の薬剤は皮脂を伝って身体に広がるのに対し、キャッとコンボなどの新しい薬剤は皮膚から体内に浸透して血液循環を通して広がるので隅々まで行き渡るのだそうだ。
自分の見解は、ダイフクの体毛は細く長く密なので、何とか毛の根元に滴下しても薬の雫が毛管現象で毛先の方に移動してしまい、皮膚(皮脂)に触れずじまいになってしまうのが原因と思えた。対策として自分の場合は、経口薬のキャプスターに切り替えました。

・耳先の扁平上皮癌について
昨年11月に診断を受けて以来何の進展もありません。現在の症状は相変わらず出血が止まらず、かさぶたができたりとれたりしています。かさぶたがとれた時に見ると患部自体の大きさは変わってないように見えるけど、かさぶたは以前よりだいぶ大きくなった。
実はずっと気になっていることがあって、診断は患部の組織検査(針生検)で行うのですが、あの時の先生はプレパラートを血糊にこすりつけてサンプルを採取した。そして組織細胞がバラバラになっているので癌の可能性が高いと。外部機関の報告も「血液中の細胞に破損が見られるので癌の可能性がある」と。つまり患部でなくて血液に流出した細胞を見ているのだから、当然の結果なのではないかと。
先生に不信感を抱いているわけではありません。いつも親身になって診てくれる、これまでもこれからもお世話になる先生です。ただ、病院自体が分室的な存在で、ちょい見を主体にしているところがある。実際、先生からも癌に詳しい病院を紹介してもらっている状況です(まだ通院してないけど)。

コタツの中をじっと見つめる
(中の子たちは震え上がってるに違いない)

ところでひょうきんなダイフクではあるけど、保護者が見てもやっぱり怖い。
いつ襲い掛かって来るかわからない怖さです。
猫たちにとっても同じなんだろう。
寝ていたダイフクが起き上がっただけで部屋中の猫視線が集中する。
猫は相手のお尻の臭いを良く嗅ぎ、そんなときは相手もじっとして嗅がせてくれる。
まあ、鼻ツンツンと同じで挨拶みたいなもんだろうか。
ところが振り向いて嗅いでいるのがダイフクだとわかるとびっくり仰天。
血相変えて逃げ出すのです。
何の悪気もないのにと人間だったらフテっちゃいそうなもんだけど、達観しているダイフクは我関せずと無頓着。
まあ、それでいいのかなと思っています。
大変な苦労をして過酷な猫生を歩んできたダイフクだから、これからは思い切りのんびりと余生を過ごしてもらいたいのです。

のんびりムードがよく似合うダイフクです (上はニャー)


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なにこれ?

2024年11月22日 | ダイフク
またしてもモドキとダイフクの登場
この1ヶ月間は昨秋保護した子たちの記事ばかり
10匹もいる先住の子たちはどこへやら
というのも・・


・・これ喧嘩ではありません
昨日夫婦の遅い夕食中、目の前での光景です
ジェンダーレス恋愛? (Panromantic) 
いや、そうでもなさそう
モドキはちょっと迷惑そうだし



どうやら2匹だけの猫団子、と言ったところでしょうか
知らぬ間にくっついて、知らぬ間に離れてました
それにしても1年前まで出会えば喧嘩
わが家に来てからも何度か修羅場を演じてきた2匹
猫って、人間以上に変われば変わるもんですねェ


今日の夕食時もやってました

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扁平上皮癌を正しく恐れる

2024年11月20日 | ダイフク
先日、ダイフクの耳から採取した組織の検査結果を聞いてきました。
外部検査機関の仰々しい報告書を渡された。
しかし内容的には、新しい情報が何もなかった。
その場でダイフクの耳組織を顕微鏡で見た先生の言とまったく同じだったのです。
「悪性の可能性が高いので、確定するためには病理検査をして下さい。」
そう言われたので、外部の専門検査機関への依頼を承諾したつもりだったのに。
先生の診断では心もとないだろうと謙遜して、専門機関での検査を勧められた?

まあそれはそれとして、問題はその後の話。
先生の行った検査は「針吸引検査(FNA)」と言って、生検(病理検査)とは違うらしい。
病理検査をするには耳を正常な部分で切除して提出する必要があると言う。
いやはや、それが困った。
ダイフクは高齢のため去勢手術を断られた猫。理由は麻酔のリスクが高いからでした。
しかし耳を切除するとなると麻酔が必要。
なので癌が確定した後に最後の手段として耳を切除する、という話だったはずなのに。
切除して見なければ癌だとわからない? う~ん。

実は最近同じようなことがあった。夏前に切除手術した妻の腫瘍の判断です。
お腹の腫瘍の組織をとって検査した結果は「良性と推定されるが断定はできない。」
腫瘍を切除した後、病理に回して検査しないと断定はできないと。
結局病理検査の結果は担当医と同じで、良性か悪性かはわからずじまい。
そのため転移の可能性について後日検査することになったのです。
要は"断定"と言えばそうなってしまうけど、推定判断が診断結果ということなのだ。

最近のダイフクはリビングにいい場所を見つけました

その時はダイフクの耳切除に関して即答できませんでした。
先生は猫耳の扁平上皮癌についていろいろ教えてくれた。
耳が先端部分から欠けていき、しまいには頭から顔へと進行する。
最後には骨が浮き出て、見ていられないほど凄惨な状況になると。
実はわが家にも経験があるのです。
かつて文太というワンコがいて、その子が晩年鼻の扁平上皮癌になった。
進行が早く、診断結果が出たときはもう手術不能の状態。
そのうち鼻の骨が浮き出て、褥瘡で腰や手足の関節部分の皮が剥け肉が削げ・・。
痛み止めが効かないのか毎晩悲壮な鳴き声を上げるので、夫婦交代で寝ずの看病をした。
「頑張れ」などと言えない、回復する見込みのない病気。
一方文太の気力と生命力は感激するほど、そして悲しすぎるほど強かった。
半年間の闘病の後、文太は17才で旅立ちました。
食べ物が喉を通らなくなって、最後は見かねた担当医の提案で安楽死を選んだのです。

若き日の文太 (左はテツ)

先生からはダイフクの今後を判断するためのいろいろなアドバイスを頂きました
中でも重要なのは耳異常の進行速度に関する観察。
ネットで調べると、この癌は進行が速いとか遅いとかいろいろ書いてあって混乱する。
予後数か月という記載が多いけど、何を基準にしているのかが曖昧だ。
とりあえず、ダイフクの過去写真をチェックして耳の先端の変遷を調べました。

ダイフクの前記事で、保護時耳先にかさぶたがあったと書いたのは自分の勘違いでした。
みうの耳先がそうだったので、それが脳裡に焼き付いていたのかもしれません。
保護したときのダイフクの右の耳先は少し欠損して、その内側に黒ずんだ部分があった。
汚れと間違えるほどの小さなシミだ。
その黒ずんだ部分は今年の6月になってもあまり変わっていません。(下写真②)
10月の出血はその黒ずんだ部分からによるものです。(下写真③)
血糊で見難いけど、傷口(旧黒ずんだ部分)の大きさはやはりあまり変わってない。
下写真④は、10月出血した時にできたかさぶたや血糊が取れた時の様子です。
実は一昨日また出血して、今は耳先の欠損部分を含めた大きなかさぶたになっています。


ダイフクの耳先:左より①昨年10月保護直前②今年6月③10月3日④11月16日
③と④は出血後の写真で血糊がついて見難い。患部の大きさは②と同程度に見えた
①の時点で耳先端にわずかな欠損あり。患部は先端よりやや内側にある        .

さて、これを見てどう判断するかです。
上の写真④などはネットで見る猫耳扁平上皮癌の写真と酷似しています。
患部広がりの進行速度に関しては、先月の出血でそれ以前と較べるのが難しくなった。
ただ、出血したこと自体が間違いなく進行していることの現れだろう。
幸いなことに、耳先の場合は癌の進行が滅茶苦茶早いというわけではなさそうだ。
(上記写真を見ての自分勝手な推測です。)
外科的な切除手術ができるうちに、麻酔のリスクについてもう少し調べてみたい。
何事にも即決判断というのがどうしてもできない自分は、現在心の準備中です。

本日のダイフクの耳:先端部分の患部と赤い点々は血が飛散したものです

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