今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

頼みの綱

2024年02月29日 | ケン(ちびたん)とコミケ
最近はちび太だけでなく、レオにまで追われるようになったケン。
2階からケンの悲鳴がよく聞こえてくるようになりました。
ケンは殆ど2階で過ごしているので、リビングにいる保護者が見守ることができない。
ケンの叫び声が聞こえると、保護者より先に駆けつけるのがチキンです。

チキン兄貴と一緒ならリラックスできるケンです

ちび太とレオは、ケンが動き出すまでケンのいる箱の下でジーッと待っている。
ケンが動き出すと一気に追う。獲物を追う時のネコ科の動物特有の動きだ。
ケンが他の部屋に逃げられればいいのだけど、途中で襲われるとギャーッとなる。
最近はちび太が箱の中まで乱入することもある。
ちび太やレオ以外にも、出会い頭で他の猫に脅されることもある。
でも、チキンがいれば大丈夫。

ご飯も兄貴に見守られていれば心置きなく

チキンがいれば、リビングにいても誰も手出ししません。
ケンにとってはまさにチキン兄貴さまさま。
でも、この兄貴は気まぐれなので急にどこかへ消えたりする。
そんな時たまたまリビングにちび太かレオがいれば、最悪の結末となる。

兄貴のいる奥ならどこだって安心

保護者としては早くどれかのケージを空けて、ケンに気の休まる場所を提供したい。
でもケンは、そんな生活ではあるけど今の状況にまんざらでもない様子なのです。
それはそれでいいことだけど、問題は保護者の方。
ウェット、カリカリと1日4回、その度びに2階に上がってケンの居場所を探す。
いつまで続けられるか、それがケンの家猫再生プログラムを急ぐ理由なんです。

なんだかんだで、もうすぐ推定3才です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第7話~

2024年02月28日 | 猫愛 ~特選・猫たちの物語~
都下を流れる多摩川の河川敷には捨て猫が絶えないのだと言います。捨てられた猫たちの過酷な運命は言わずもがな。でも前回紹介した「おじさんと河原猫」はそんな猫たちの世話をする貧しく病弱なおじさん2人と猫たちの絆を中心に展開する。

おじさんと出会えた猫たちは幸せだったけど、運命はそんな猫たちの小さな幸せすら奪うかのように、台風19号による多摩川の氾濫を引き起こしたのでした。それから年月が過ぎ静けさが戻った多摩川の河川敷には、今も捨て猫が絶えないであろうことを忘れないようにしたいと思います。

店で一時代を築いたリードの達人テンちゃん

前々回のわが子を託しに来て最後に力尽きたノラのお母さんの話、そして前回のホームレスのおじさんと捨て猫たちの話、どちらも事実を淡々と描いているだけなのに読めば何かを感じざるを得ない。それは話のテーマ自体が教条的な要素を含んでいるからです。話の裏側に見え隠れする人間の悪徳を意識せざるを得なくなる。そして、これでいいのかと訴えかけてくる。

でも、思い出してください。第4話のマリの話。佐竹さんの脚色や文章力だけではありません。哀愁とささやかな幸せ。マリだってもともとは捨て猫でした。なのにその話は教条的なものが影を潜め、掛け値なしの愛に満ちている。千鶴子さんの不変の愛です。だから読後に心がほっこりと癒される。

今回紹介するお話は再び佐竹さんの登場。今もsippoやフェリシモ猫部に連載書いてますが、どの話もひたすら猫愛に満ちている。周囲の人たちの愛があれば、ノラだってこんなにも幸せになれる。東京は新宿区の住宅街に暮らす老猫ピーちゃんのお話です。ピーちゃん、何と28才に!?


テンちゃんは佐竹さんの取材を受けたけど、病気療養のため中断した
そのとき佐竹さんのお話を伺って以来、店のスタッフは佐竹さんの大ファンになった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々の大捕物 ~キーの通院~

2024年02月23日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
キーが突如として口に異常を来した。
朝の食べる量が少ないので気になってはいたけど、夕方以降は何も食べず。
翌日は口周りが唾液で黒く汚れ、口が閉まらず舌と涎が出っ放し。


コタツの敷布が涎でびしょびしょになって交換するほど

初めは猫風邪がうつったのかと思ったけど、鼻風邪と涎ではウィルスが違う。
よもや口内炎? でもそんなに突然になるものだろうか。
とりあえず抗生物質とステロイドを半錠だけ与えようとしたけど、そもそも食べない飲めないの状況なので不可だった。
本人(猫)も空腹と喉の渇きにじっと耐えてる様子。


普段のキーは童顔の貴公子 (深層のご令息?)

キーはよく甘えてくるし、そんな時はお腹撫でたり顔つかんだりし放題。
でもとにかく超ビビリで、何かされそうになると大慌てで逃げまくる。
口の中を見ることができればいいのだけど。
と、キーが大好物のチュールカリを食べようとして食べれず、苦戦して下顎をカチカチ鳴らしていた。しかもカリカリの粒が唾液で口の周りに付着し、それを取ろうとして大きく口を開けたとき、
しっかりと見えたのです。斜めになったキーの右犬歯が。

ビデオからのコマ取り写真:肉眼では犬歯の異常がはっきり見えた

原因がわかりました。で、その犬歯がなかなか抜け落ちそうにない。
去年はちび太の犬歯が抜けたけど、その時は気がついたらポロリと落ちていた。
キーのはさらにその翌日も抜け落ちそうにないので、いよいよ病院に行くことに。
とは言え、キーの通院は保護して以来去勢手術をしたときに続いて2度目。
あの時は確保するのにてんやわんやで、病院に直前キャンセルしたり大幅に遅刻したり。
あれから5年半、恙なく暮らしていたキーだけど果たして首尾よく確保できるかどうか。

食べれない飲めない・・じっと耐えるキー

一昨日の夜のことでした。
いよいよ時間となり、妻と周到な打ち合わせをして臨んだ。
ところがまた妻の楽天主義が出て、簡単そうだと安易に手を出したのがまずかった。
一度逃げたらもうキーの警戒心は100%。
悲壮な声を発しながら1階から2階、2階から1階に逃げ回り、2階の部屋に閉じ込めると、今度は無理やり身体をねじ込んでオジンベッドの下に逃げ込んだ。
病院の受付終了時間が迫るが、ここまで来たら止めるわけにはいかない。
ベッドの引き出しをすべて取り払って箒で追い出そうとしたがなかなか出ない。すると妻が例のたも網を持ってきた。店でのココ捕獲用に購入したあの網だ。ココは捕まらなかったが、追い詰めて確保したときは役に立ったと。
で、キーはその網で見事に御用となり、ネットに移しキャリーに入れて病院に向かった。

病院への往復と診察中は一声も発っせず、まったくおとなしくいい子だったキー。
しかし妻と冗談で話していたことが本当になった。
キーの口を開けると、既に右犬歯はなかったのでした。
先生には他の歯も点検してもらい、抗生剤を注射して診察は終わり。
帰宅すると即2階の和室に隠れてしまったが、夜遅くなってカリカリを食べに下りて来た。
そして、まったくいつものキーに戻っていたのでした。


毎冬の風物詩:いつものキー (ツインズ)です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫風邪回し

2024年02月21日 | ニャー
ニャーの鼻風邪がちび太とチキンにうつりました。
この2匹は何かとニャーに近い存在なので、必然と言えば必然です。

リビングの棚上に設けたニャーの寝床
(これで我が家のすべての棚上は猫たちが占領)

で、早速リジンを追加購入してちび太とチキンに投与開始。
でも、このリジン本当に効いているのか次第に懐疑的になってきた。(※下に後日注あり)

ご飯も横着して棚上で

ニャーの場合は10日ほどでクシュンクシュンが治まったけど、
10日もあれば、健康体で体力のある猫なら自力で風邪から回復するらしい。
つまりリジンのご利益があったのかどうだかよくわからない。


と、そのうちチキンがお邪魔するようになって

そのうち、ニャーのクシュンクシュンがまた始まった。
どうやらこの3匹で風邪を持ち回りする気らしい。
さて、今はさほどたいしたことはないけど、さらにひどくなるようだったらやっぱり通院が確実か。

ん? 今度は? ちび太がお邪魔中で入れませんでした

※後日注
リジンは重要な栄養ではありますが、薬ではないのでもともと即効性などありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫風邪さまさま?

2024年02月19日 | ニャー
ニャーが風邪を引きました。猫風邪です。
鼻詰まりでグシュグシュしてクシャミを連発、食欲がなくなって何も食べなくなった。
いろいろ調べてみると、ヘルペスウイルス による猫風邪らしい(FHV)。
医者に行くことも考えたが、これまでの経験から結論は見えている。
抗生剤の注射とインターフェロンの点眼薬(目薬にインターフェロンを注入したもの)。
インターフェロンはいいけど、ニャーは目薬が大嫌い。で、いつもお蔵入り。
注射してもらうか内服薬ならいいのだけど、何故か処方は点眼薬の一点張り。
ここいらの病院はみなそうなのです。


ニャーの定位置を仮置きストーブで暖め中 (プリンタの上にココレオ)

インターフェロンは市販されてない薬です。
そこでさらに調べてみると、FHV用の市販薬としてはゾビラックスなるものがあった。
もうひとつ、薬ではないけどL-リジンの名が。
リジンは必須アミノ酸のひとつだけど、何故リジン?
ウィルスの餌であるアルギニンと構造が似ているため、間違えて取り込まれてウィルスの増殖を抑える効果があるという。
でもリジンは猫の体内では作れないため、食事を通して外部から取り込むしかないのだと。
へー、なるほど。で、速攻判断。翌日配送で15日分を購入しました。


暖かいのでみんなが集まってきます (中ニャー右ポニー左シロキ)

一方のニャーは、当初は大好物のシーバを鼻先に置いても食べないほどだったけど、リジンが来た頃には何とかいつものレトルトは口にするようになった。(かるかんのお肉お魚ミックスだけ、他ではダメ)
1日1gを朝晩のレトルトに混ぜて投与。
無味無臭なので気難しいニャーでも大丈夫でした。
ただ、問題はニャーの食べるレトルトの量。
よく食べるのだけど、ちょっと量が多いと必ず吐く。これまでも8割以上は吐いてます。
それで今は与える量もほんの僅か。アッと言う間に食べ終わってしまう程度なんです。

早く元気にな~れ

ところがです、リジンを混ぜ始めてから何故か吐かなくなった。
そこで恐る恐る量を増やし、半袋(35g)程度まで増やしたのに吐かない。
そのうちクシュンクシュンと鼻水を飛ばすこともなくなって鼻が開通。
食欲も10日ほどで戻って来た。
シーバの匂いもわかるようになって、鼻の機能も完全復活した模様。
で、レトルトの量は?
リジン投与を止めたときにいきなり吐いたのでがっかりしたのですが、
その後、量が多いままで吐きません。
いつまで続くかわからないけど、今はまさに鼻風邪さまさま状態なのです。

オジンの膝上にもよく来るようになりました (手前はチキン)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする