今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

キーのハッピーフェイス

2024年06月30日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
ニャーにくっつくキー・・「ニャーおじちゃん」

ニャーは推定10才、キーはもうすぐ7才

ニャーは7年半前、キーは6年前に家にやって来た
(やや、さらに甘えてくるキー)

その前はニャー店で1年、キーは家裏で半年
(孤高の猫ニャーも、迷惑そうな顔をしなくなった)

猫の平和そうな姿には本当に心が和みます
養老先生曰く
何の役にも立たないし手間かけるだけだけど
何故かいるだけで癒される存在



過酷な生活を強いられるノラでさへ
猫はささやかな幸せを見つける名人
ましてや家猫ときたら・・
特にキーのハッピーフェイスは、最高の癒しグッズです


(左はヒョウ)

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それはちび太から始まった ~ノミとの格闘2024ラウンド~

2024年06月28日 | ちび太
本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その1」になります

ノミと言えばちび太。いつしかそんな先入観がついてしまった。
実際、「ノミ」で当ブログ内検索するとちび太の話ばかり出て来る。
そして毎年夏になると、この問題が浮上してくる。
今年もちび太のことばかり気にしていた。
やっと生えて来た毛が、春先になってまた盛んに舐め始めたのです。
その原因はもうはっきりしている。ノミでした。

大発生して閉口した一昨年の今頃。徹底した駆除で何とか乗り切った。
昨年はしっかり対策を・・したつもりだったが、やはり発生した。
ちび太です。ちび太の毛が薄いお腹にはそれがよく見えた。
他の子たちはいくら鋤いてもノミがいない。
ちび太が集塵機のようにせっせとノミを集めているように思えた。
マイフリガード(フロントラインのジェネリック)は中40日空けろと取説にあるので、その間はノミ取りキャッチャーで嫌がるちび太をせっせと鋤いた。
その結果、夏頃にはちび太にもノミが見られなくなった。

落ち着きを取り戻したちび太だったが・・

自分の足に湿疹が出始めたのは昨年の12月頃だったか。
湿疹はやがて胴体や両腕に広がった。
何かのアレルギー? 行きつけの先生に塗り薬や飲み薬、いろいろ処方してもらったが一向に効く様子がない。
妻には喰われた跡が出ないので、ノミに関しては疑いもしなかった。
しかしちび太が再び執拗に身体を舐め始めた春頃、薄毛のちび太のお腹にちらほらとノミを見つけたのでした。
で、昨年同様ちび太のノミ取りに精を出した。

わが身の湿疹は5月頃からの急な高気温で爆発的に増えてきた。
じめじめと蒸し暑いと、治ったと思った湿疹がことごとく復活してくる。
新たな湿疹も次々とできてきた。
それはもう、痒いを通り越して痛いくらい。
最高潮に悪化した湿疹にたまらず皮膚科を探していた今月の中旬、ある事件があった。

ちび太のお腹はまだ毛が薄い

保護部屋の3匹(モドキ、ヒョウ、ダイフク)はまだ人慣れしてないけど、いつまでも閉じ込めておくわけにもいかず今は家の中に開放しています。
とは言え人や他の猫がいるリビングには近寄り難いようだった。
10日ほど前のこと、朝起きてリビングに下りると、先住猫に交じって3匹がいた。
(ようやくこの3匹も慣れてきたか。)
3匹はそそくさと逃げて行ったがその時、ダイフクから毛の塊がボソッと落ちた。
その毛を取ろうと手を伸ばしたとき、一瞬全身が固まった。
毛に混じって無数のノミ糞と、生きているノミが数匹蠢いていたのです。

その日は1日中、掃除機とノミ取りスプレーに明け暮れた。
その夜リビングにノミ取りホイホイを仕掛けると、2ヶ所で30匹ほど取れた。
以来朝晩の掃除機とノミ取りスプレーが日課になっています。
ノミは取っても取っても湧いてくる。
ノミ取りを追加購入して範囲を広げると、廊下や他の部屋にもいることがわかった。
今は絨毯ではなく冷感マットに変えているので、慣れてくるとノミの存在が見える。
素手でノミを捕まえる技術も身につけた。

食いしん坊のちび太はご飯が最大の楽しみ

いやはや、最大の失敗は昨秋正式に保護した5匹の扱い。完全に手順が逆だった。
ノミ駆除処理する前に家の中に開放してしまった。
レオは当初からマイフリ処理したけど、病院で他4匹のノミ駆除したのは春でした。
薬の効果にも疑問がある。
いずれにしても、自分の湿疹はノミに喰われた跡で、その原因は昨秋保護した猫たちにある可能性が大きい。
先住猫たちはむしろ被害者だけど、気が付けば全員が盛んに搔いていたのです。
触れる子たちには一応マイフリ施した。問題は残り半分の触れない子たち。
今はノミとの格闘を続けながら、いい方策はないかと思案中です。
何ともお恥ずかしい話ですが、何かのお役に立てばと書いてみました。

ちび太のお腹の拡大写真;黒い点(ノミ)が2つ見える

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【速報】ブリーダー、餌代がもったいないからと犬を殺す

2024年06月27日 | ノラたちの幸せを願って
本日昼前、テレビ各局と各ネットニュースが一斉に報道しました。
埼玉県毛呂山町の元ブリーダー、渡部幸雄容疑者(81)がポメラニアンとみられる犬など3匹をビニール袋などで密封したカゴに閉じ込め、窒息させて殺した疑いで逮捕された。
昨年8月「繁殖能力が無いと判断した犬にエサを与えず衰弱死させたり、カゴに犬を入れたままビニール袋で密封して殺している」と情報提供があり事態が発覚した。
渡部容疑者は繁殖犬中心に約180匹飼っていたという。
曰く、「繁殖に使えなくなった犬を生かしておくと経費がかかる。行き場の無くなった犬の責任をとるつもりで殺した。」

最近は犬猫の虐待報道が多くなった。
中でもブリーダーやペットショップの起こす犯罪は被害動物の数の上で多く特に問題だ。
命を営利販売すればこのニュースのような問題は避けられない。
先月は無免許無麻酔で犬の帝王切開をはじめ450匹余りの犬を虐待飼育殺傷した元犬販売業者代表(長野県)の判決が懲役1年執行猶予3年罰金10万円(求刑1年)とあまりにも軽すぎる内容で確定した。 
検察も司法も悪徳業者の味方なのです。
営利販売自体を禁止しない限り、この問題は絶対に解決しない。

同じように最近増えたのが多頭飼育の崩壊。
動物たちの救助に向かったボランティアさんからの凄惨な現場報告に胸が締め付けられる。
昔から潜在的にあった問題が、意識の向上で一部が報道されるようになったのだろう。
これも被害動物の数の上では圧倒的に多い。
優しい人に保護されて幸せになったノラのニュースには心温まるけど、数の上ではその何十倍何百倍の不幸なまま朽ち果てた動物たちがいることを忘れてはならない。
所有権の制限や経済的なサポートさらには告発の奨励等、現場で活躍するボラさんたちのサポートを強化することが緊急の課題だと思います。

そして何より、命の営利販売を禁止すると同時に、命の遺棄や虐待の告発取り締まりを強化することも忘れてはなりません。

ニャー「そうだそうだ」

※関連資料(クリックしてポップアップ)


※ニュースが出るとあっという間に多くのコメントが集まりましたので参考にしてください。
 (Yahooニュースは期間が過ぎると消滅します。)

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ココレオのふるさと

2024年06月25日 | レオ(テンチビ)とココ
わが家でも相変わらず仲のいいココレオです。
なんだかんだでやはり一緒にいる時間が一番多い。


他猫にもすっかり溶け込み、モドキも含めて軋轢を生じることはなくなった。
店時代のように外敵の心配がないので、緊張することが殆どありません。
猫は平和好きだけど、あんまり平和だとボケちゃうかも。


昨日は久々にお店のあったSCに行ってきました。
まだ更地のままだった。次のテナントは決まってないのかな。
またいろいろと思い出にふけって来ました。

昨日撮影したお店の跡(正面ゲートのあった場所から撮影)

店猫の歴史はココレオだけではありません。
猫の保護活動を始めたのはこのブログを始める1年前。
初代の看板猫だったニャー、チビ、シャッポ。それに当時は悪役だったダイフク。
2代目看板猫はテンちゃん。番長テンちゃんの子育て(ちび太)も話題に。
悪役返上のダイフクやモドキもこの時代です。

正面ゲートからの店内風景(2018年当時)

テンちゃんの後を継いだのがレオでした。ココも途中から参加した。
昼夜外暮らしだったニャーたち。
誰もいない夜になれば何が起こるかわからず、生活の危うさはMAXだった。
狭い事務所に昼はリード暮らしだったテンちゃんと、事務所お泊りに付き合ったちび太。
それに較べればココレオの暮らしは天国でした。

昨日撮影したSCの裏側;右手の三角草むらと遠くは公園丘陵
ここにもいろいろなドラマがありました

今これらの子たちがわが家で一同に会しているのは不思議な感じです。
それに閉店時に姿を見せず、保護できなかった心残りの子たち。
カブキにミセミケにミケチビにシン・・・
今頃どうしているのかな。
とりあえずは裏の住宅街にいるMさんに、見かけたら連絡を頼んではいるのですが。

テンちゃんのSC裏散歩風景(2018年)

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シリーズ:メディア批評(第一回)

2024年06月21日 | その他(分類なし)
自分はかつて、当ブログの他に「メディア批評」(タイトルではありません)のブログを書いていました。しかし年齢的な理由で現在は閉鎖しています。当ブログでも時折メディアに関する記事を書いてきましたが、それはノラたちの待遇を改善するにあたりメディアの役割が不可欠だと思うからです。メディアを批判するばかりではなく味方に引き入れうまく利用する。そのためにはメディアの本質を知らなければならない。そんな気持ちから、頻度は低いとは思いますが、本シリーズをその他カテゴリーの中で立ち上げることにしました。

ロシアのウクライナ侵攻に伴って、プロパガンダという言葉をよく聞きます。自国に有利な情報を流すことです。アメリカの大統領選でもプロパガンダの横行が指摘されています。AI技術の進化普及によって偽動画偽画像が容易に作られ、プロパガンダに用いられる。ネットにはフィッシング詐欺をはじめ偽情報(詐欺情報)が溢れています。スマホをはじめとして今やまさに情報化社会。それは同時に、偽情報と詐欺情報が横行する社会でもあるのです。視聴者には偽情報を見抜く力が求められるようになりました。



わが家はテレビの稼働時間が長いのですが、観ていると詐欺まがいの手法がここかしこにあることに気づきます。例えば通販番組のアフター写真には「個人の見解です」とか「他にもいろいろ努力した結果です」とか、読めないような小さな字で断り書きが出ている。ドラマの出演者と同じ俳優を使った特別コマーシャルを作成して、ドラマの続きと間違えて視聴させようとする。ニュース番組ではコマーシャルの前に「コマーシャルの後は・・」と特定報道の予告をしながら、コマーシャルが終わっても行わない。2度3度と同じように予告したずっと後になってその報道を流したりする。このような視聴者を"だます"やり口はテレビ関係者が常套手段として用いているものです。



先の戦争で軍部の偽情報を垂れ流し、戦争に反対する人々に「非国民」のレッテルを貼り迫害の先鋒を切ったのがマスコミ関係者でした。彼らはそれが正義だと信じていた。さらに"報道する出来事を意図的に選別したり"、"特定の報道を繰り返して"人々を惑わすのは今も日常茶飯事です。ジャニーズ問題が英国の番組にすっぱ抜かれるまで無言を貫いた日本のメディアは記憶に新しい。さらに言えばマイナンバーカード。最近は健康保険や携帯電話購入時の紐づけが政府からの強制となって批判的に報道している番組が多いけど、そもそもマイナンバーカードが普及しない要因は何だったのか。かつてマイナンバーカード登録時の誤記入や個人情報漏洩の危うさを各番組がこぞって報道し、さんざん国民の不安を煽ったからではなかったか。報道関係者はそんなことまったく忘れている。なので今は誤記入や情報漏洩がどのくらい改善されたのか報道しようともしない。自分が日本のメディア(関係者)の質が低いと書いたのは、このようなことを無意識のうちに繰り返しているからで、要は報道関係者としてのリテラシーがないのです。



大谷翔平選手の活躍は本当に素晴らしく、自分も応援している一人です。最近見た記事の中に、日本テレビとフジテレビがドジャース球団から出入り禁止を言い渡されたというのがありました。大谷選手が購入した新居の位置や仕様を詳しく報じたのが理由だそうです。それで大谷選手が不安になって球団に相談した。その後MLB自体もこの問題を調べているのだとか。アメリカでは著名人の邸宅を狙った強盗や家族・ペットの誘拐が後を絶たず問題になっている。前2社の報道は大谷選手の家族を危険に晒すものだというわけです。そうでなくとも日本の記者たちの質の低さを指摘する記事がいくつか。アメリカで活動しているジャーナリストは、大谷報道の日本人記者たちは報道関係者というよりアイドルの追っかけファンそのものだと書いている。場所や周囲の迷惑顧みず、他の選手にインタビューしても大谷選手のことばかり質問する失礼三昧。さらに別の記事では、日本のいくつか女性週刊誌が大谷選手の家族(新妻)の特集をしたり、まだ生まれてもいない子供の進路などあれこれ書いていると。平気で他人のプライバシーに踏み込んで記事にする(公開する)その姿勢はアメリカでは考えられないことだと論じていた。自分は大谷選手のファンだけど、自分が知りたいのは彼の成績とその時の映像だけです。



日本では犯罪者や被害者の家を訪問したり家族にインタビューすることが日常的に行われています。有名人のプライバシーも平気で報道する。そのたびに報道関係者は「国民の知る権利」だとのたまう。でも、国民は彼らに"知る権利"を委譲したのでしょうか。いやちょっと待て。そもそも"国民に知る権利"があるのでしょうか。野党の代議士が自民党に裏金の使途について追及するとき、それは国民の知る権利(あるいは義務)を遂行しているのです。でも、それ以外にそのような権利は見当たりません。報道とは、司法や俗世間の常識の範囲内で、日本や世界で起こっていることをお報せするサービスなのです。彼らに何か特別な"権限”があって取材をしているわけではありません。そのことを報道関係者だけでなく、受ける側の我々自身も頭に叩き込んでおく必要があると思うのです。



さらにもう一点。最近のワイドニュースには犯罪報道の際に必ず元刑事元検事なる解説者が出て来て、"プロの目で"犯罪の手口などを推測するのが常道となっている。中でも「警察の捜査はこう動くから、このようにやると捕まり難い」といったたぐいの話。そんな情報を我々視聴者が求めているのだろうか。求めているとすれば現在犯罪を行っている輩かこれからやろうとする輩か。またこうすれば騙されない(裏返せばこうすれば騙せる)みたいな、そのような放映は犯罪を助長しているとしか思えないのです。ネット上には悪意を持ってそういった情報を流すサイトも散見されるけど、テレビメディアの関係者はこれはまずいと思わずに(気づかずに)放映しているから問題なのです。



さて、日本の報道姿勢についてさんざん書いてきましたが、これは批判ではなく批判するつもりもありません。「クローズアップ現代」や「報道特集」のようにためになる報道もたくさんあります。要はよくも悪しきもそれが今の日本の報道なのであり、社会なのだということです。こういった状況を踏まえて、ノラたちの将来のためにどのようにしてメディアに動いてもらうかです。メディアの影響が社会に与える影響は果てしなく大きい。メディアが社会を構築していると言っても過言ではないくらい。そこでメディアを動かす方法として・・、「コタツ記事」というのをご存じでしょうか。ニュースソースをSNSなどに求め、机上で記事を書いてしまう方法です。局や社への投稿もあるでしょう。現在のテレビやネット上の報道にはこれが案外多い。単に転載するだけではどうかと思うけど、しっかりと元情報の真偽調査やフォローをするのならこれもありだと思います。SNSで共感を集め、あるいはChangeOrgなど利用して実績のある局やサイトに提案するのはどうでしょうか。


※関連過去記事
・「メディア批評と玉川さんへの期待値」(その他カテゴリー) 2022.10.20
・「メディア批評のつもりが・ (国民の鏡としてのメディア)」2021.11.24
  (ノラたちとの共存を目指してカテゴリー)
・「動物愛護とメディア批評」(ノラたちの幸せを願ってカテゴリー) 2019.9.2


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