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今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

通行止めになったちび太

2025年06月07日 | ちび太
ケンがオバン部屋に戻って2週間が経過。
ケージを使ったケンの家猫訓練、結局ケンも保護者も徒労に終わった。
喜んだのはちび太とレオ。特にちび太は、また執拗なケンいびりを始めました。

この記事を書いている横でだら寝するちび太 (左はポニー)

食事中とか就寝中とか、ちび太は保護者が油断した隙にケンいびりを始める。
襲ったりとか喧嘩を仕掛けるわけじゃない。ただいびって遊びたいだけ。
ケンのいる棚に上って、箱中のケンに手を出すのでケンが逃げられない。
グエッ、グエッ、というケンがいじめに耐える声が聞こえると、速攻で現場に向かう。
すると、部屋から飛び出してどこかに逃げるちび太が見える。
ちび太は保護者を親と慕う猫。叱っても悪びれるということがない。
保護者としても、いついじめが始まるかわからないので落ち着きません。

オバン部屋のケン (奥のコーナーにある棚上の箱の中)

ふと思いついたのが煽り止め。あれはかれこれ8年ほど前のこと。
みうがニャーから逃げられるようにと、オバン部屋のドアに取り付けた。
小柄なみうは通れるけど大柄のニャーは通れない、絶妙な隙間に設定したのでした。
初めはうまくいったけど、そのうちニャーが痩せて通るようになってしまった。
そんなことがあって使用を断念したのですが、それも懐かしい思い出です。
※ 関連過去記事はこちら。(ちなみに、ニャーみうの関係はその後改善しました。)
いまだにドアに着いたままの煽り止めが、また役に立つかもしれない。


オバン部屋のドアにつけた煽り止め

必要に応じて煽り止めでドアを閉める。
隙間を確保すると風が通るので部屋が暑苦しくならない。
オバン部屋に猫トイレと水飲みを用意し、とりあえず1日4回の猫飯時、それと保護者の夕食事と就寝時にドアを閉めることとした。
これがなかなかうまくいった。
オバンによると、夜はケンが安心して部屋内を闊歩するようになったとか。

が、そのうちケンが例のせつなそうな声でヒーヒー夜鳴きするようになった。
やはり夜の長い時間だと閉じ込められ感があるのかな。
そこで再び助太刀を頼んだのがチキンです。
保護者の就寝中だけケンと一緒にいてもらうことにした。
すると、ケンはもう大喜びで安心した様子。
チキンもそれまでオジン部屋で寝てたけど、もともとおばあちゃんっ子なので問題なし。
まあ本質的な解決ではないけど、とりあえずこれで様子をみることにしました。
ちび太?  特に変わりなしです。時折名残惜しそうにドアの隙間から覗いてます。

自由自在、どこでも寝ちゃうちび太

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ちび太、オジンベッドに戻る

2025年05月05日 | ちび太
ニャーから譲り受けて以来、長いことちび太の貸し切り状態だったオジンベッド
この冬はニャーの戻りをはじめ8匹が出入りする超過密状態となった
ひとり静かに過ごせなくなったちび太 オジンにも甘えられない
ついにちび太は、自分の根城を諦めたのでした

この冬過密状態だったオジンベッド (左端がちび太)

新しい根城はケンから取り上げた天空寝床
キッチンの棚上だから保護者の動きがよく見える
ちび太にとってはまずまずの場所
ここを拠点にして、1階2階と行動を広げた

横型にしたちび太用の天空寝床(手前は天空トイレ)

そのうち天空寝床も、ニャーやポニーがお邪魔して混んできた
リンも隣にある天空トイレを頻繁に利用する
落ち着かないことこの上ない
一方オジンベッドは春を迎えてブームが去り
今はヒョウがときどき枕元に潜って寝てるだけ
ちび太は、オジンベッドに戻りました

久しぶりにオジンベッドでふみふみ

ただ、これにはおそらくもうひとつの理由が
ケージに保護して3週間になるケンです
閉じ込めの不安もなく安らかに過ごしている
逆にちび太とレオは遊び相手(?)を失い寂しそう
今ではケージの周りをうろつくこともなくなった
このまま、ケン追いを卒業してくれれば万々歳なんだけど


先日右頬を打って腫れてきたちび太
(今回は大事に至らずに済みました)

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全幅の信頼

2025年03月10日 | ちび太
ほぼ何でもありのわが家では、保護者が怒ることは滅多にない
ただ、じゃれ合いや"脅し"などを超えて他猫に悪さした時は別です
その点で、最近は怒る相手と言えばちび太だけ

リビング窓辺のちび太

ちび太の執拗なケン追い
ちび太もおそらく悪意でやってるわけじゃない
どちらかと言うと「遊ぼうよ」に近いのだろう
でもそれがケンのQOLを著しく下げていることを思えば

サクラ(右)と2階出窓で

何とかちび太に止めてもらいたいのだけど
だからと言ってちび太を傷つけたくはない
最初は恐る恐る怒っていた
怒るとちび太は慌てて逃げる でも次の瞬間には
まるで何事もなかったかのように傍に来る

冬になってオジンベッドは混んでます
(手前右ニャー、奥はポニー、ヒョウ、モドキ)

ダテに毎晩一緒に寝てるわけじゃないんだな
ちび太は何があっても自分(オジン)を信頼しているようだ
子猫の母猫に対する気持ちと同じように
そりゃそうだ 物心ついた時から面倒みてきたのだから
だからどんなことがあっても
ちび太の信頼を裏切るなんてことは絶対にできません

ちび太は7才半になりました

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ちび太よ、お前は保護者より上手なの?

2025年01月09日 | ちび太
『猫たちの澄んだ世界で余生を過ごしたい』
猫の世界への憧れ? これは自分が書いた過去記事の一節です。
そんなこと思うのは、長年仕事一途の生活で疲れが溜まってたんでしょうね。
猫たちと言ってもわが家の猫たちのことです。
で、今はと言うと、まさにその猫たちの世界で暮らしてたりして。
お世話係なので立場は違うけど、嫌でも彼らを四六時中見ている。
果たしてその暮らしぶりは・・。ちび太を例にとって見てみると・・;

今回は久々にちび太の出番です

ちび太は自分(オジン)への依存度が高い猫で、特に冬は一緒に寝起きしています。
朝自分とちび太が起きるのは8時頃。朝一速攻で少量の早飯食い。
本チャンの朝飯(ウェット)は10時頃で、それまでは2階のオバン部屋で日光浴。
ヒマにまかせてケンにちょっかい出すこともしばしば。
朝飯(ウェット)を済ませるとリビングや物干部屋で日光浴。
リビングでは1時間ほどしかないが、部屋を渡り歩けば5時間くらいは日に当たれる。
12時から13時の間にカリカリを食べ、その後はだいたい睡眠時間。
ちび太はベッドに被せたブルーシート(BS)の下に潜って寝るのが定番。

BSカバーはココの粗相防止で始まりました

18時頃になると起きてキッチンで夕飯待機。夕飯ウェットは19時~19時半頃。
それからの夫婦揃っての夕飯時がちび太のお楽しみ時間。一緒に食卓を囲みます。
おかずにお肉や魚があれば目の色を変えてとにかく粘りに粘る。
ちび太の特技は怒られようが何だろうがまず懲りないこと。
夫婦の夕食が終わるといつの間にか消えている。
その後夫婦揃ってビデオ鑑賞。この時間帯にもたまにケンにちょっかい出す。

22時半から23時頃になって夫婦が動き出すと猫たちが再び集まります。
もちろんちび太も。そして23時半頃までにはカリカリを済ませる。
ちび太にとってはここからが問題。オバンが寝て、猫たちも寝に入る。
ところが自分(オジン)は昔から大変な夜更かしで、就寝時刻は2時~3時。
ちび太は寝たくてもオジンが寝てくれない。
仕方なくリビングのソファで寝たり、またケンにちょっかい出したり。

保護者の食卓で粘るちび太

夜自分が床に就いて30分くらいすると、ちび太が布団に入ってくる。
自分が寝ている間はちび太が何をしているのかわかりません。
オバンによると、時々ケンの叫び声が響き渡って飛び起きることがあるそうだけど、
まあ、布団の中に入ったり上に乘ったりしてだいたいは朝まで一緒に寝ています。
ちび太の一日はこんな感じ。これが毎日毎日続く。
まず思うことは、家猫の生活は保護者次第だということ。
外のノラたちだってその暮らしが人間次第だと言うことに変わりはないけど。
要は彼らが楽しく過ごすのも不幸になるのも。人間次第だということです。

次に思うのは、猫の世界には競争がない。
隠れたりとかフェイントをかけることはあっても、権謀術数の類もない。
近所付き合いというのはそれなりにあるらしく、気の合う合わないもあるようだ。
人間関係ならぬ猫関係が変化したりもする。
相手に対する気遣いはなく、あくまでも自分が中心なのです。
でも遠慮したり我慢することはあって、いたずらな衝突を避けている。
ちび太には苦手な相手がいないので、不都合を感じることも少ないだろう。
要は自分の性格次第ということか。

ニャー一派の雄姿 (左からチキン、ニャー、ちび太)

最後に思うことは、これが平穏な暮らし? 安全安心な暮らしなのだろうかと。
毎日が同じ。それが本当に猫たちの望む暮らしなのだろうか。
ノラだったらもう少し刺激はあるだろうけど。
ちび太に限らず猫たちを見ていると、毎日つまらなさそう。
遊び場を設けたりとか遊んであげるとか、そういうことで解決する問題でもなさそうだ。
ちび太がケンにちょっかい出すのは他にすることがないからだ、と思えてしまう。

自分がちび太だったら、毎日の倦怠感に鬱屈しておかしくなっちゃうだろうな。
向上心と無縁の猫は努力することもないから、それでいいのかもしれない。
猫にだって期待はあるし希望もある。人間は怖いけど期待も大きい。
それが受け身的なのは、人間のように自分で切り開く意識(能力)がないからだ。
ただしそれは猫が人間より劣るということではない。
猫にとっては不必要。それだけのこと。

でも待てよ。
そうは言っても、わが家の猫たちのQOLは間違いなく向上している。
自分は何の努力もしないのに保護者にそれをさせているのだ。
いかれた人間に出会うリスクはあっても、それが猫の能力だとすれば・・。
人間より上手なのかもしれません。猫の能力恐るべし。


ちび太よ、お前はオジンより上手なのか?

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ちび太のハゲは・・

2024年12月02日 | ちび太
本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その13(最終)」となります   

ちび太の脱毛が始まったのは2年前、一昨年暮れのことです。
ケンを追うようになり、オジンに叱られ続けたことによるストレスハゲと思われた。
大のオジン甘えん坊に寂しい思いをさせてしまったと反省し、関係修復に努めた。
しかしちび太の自損ナメナメは収まらず、昨年夏前にはノミを確認した。
一昨年夏に大発生したノミが秋になって収束したと思ったが、まだくすぶっていたのです。
その頃ちび太の体毛は少しづつ生えてきたがまだ短く、お腹に蠢くノミが見えた。
他にノミを確認できたのは前秋に保護したサクラだけで、2匹のノミ駆除を行った結果、昨年夏過ぎには一応ノミが見られなくなった。

食い意地が張ってるけどあまり食べないちび太です

ところが、昨年は暮れ近くになって保護者がノミに喰われ始めたのです。
ちび太の毛の薄いお腹に、目視でノミを確認したのはまさかの真冬でした。
実はちび太のは"もらいノミ"で、真の原因が昨秋保護した子たち(特にダイフク)にあったことに今年の春まで気づかなかったのは大失敗だ。
ちび太の自損ナメナメが再び始まったのも今年の春頃。
同時にノミとの総力戦が始まった。(シリーズ記事その1)

ちび太はニャー一派の番頭格

総力戦ではあったけど、次第に対象がちび太とダイフクに絞られた。
この2匹のノミはマイフリガードでもノミ駆除スプレーでもシャンプーでも駆除できない。
が、やがて、駆除できないのはダイフクノミで、ちび太のはもらいノミだとわかってくる。
で、本年ノミ騒動の後半はダイフクのノミ駆除に集中した。
一方ちび太のノミチェックも頻繁に行っているが、たまに1匹2匹程度。(もらいノミ?)
で、今はマイフリガードのみとし、手のかかる湯浴シャンプーなどは卒業しました。
そうこうするうちにこの秋には、まだ短いとは言え再び毛が生えそろってきた。

毛が復活したとは言え、お尻の辺りはまだ寂しいです

最近になってちび太とケンの応酬がまた始まった。
ちび太がケンを狙うと言うよりは、ちび太の通り道にケンがいる感じ。
寒くなってまた根城をオジン部屋に変えたちび太。出入りの際は階段上の手摺を通る。
その途中に、今はケンが根城にしている電話台があるのです。
なので毎日何回も鉢合わせ。でも今はケンも逃げてばかりではない。
唸られても逃げず、時には応戦している模様。
そんなケンを案じたのか、最近はチキンがよく同居しているのは頼もしい。
ケンが逃げなければ、ちび太も今までのように面白くはないだろう。

2階電話台のチキンとケン (壁の向こうがオジン部屋入口)

ちび太がケンに唸っても自分(オジン)も怒らず仕舞い。時折オバンが「注意」する程度。
もらい食いも盗み食いもやりたい放題?で、オジンにべったりの生活。
毎日一緒に寝て、最近のちび太は甘え鳴きしかしなくなりました。
ということで、ちび太には”お仕置きストレス"はもうないだろうと確信しています。
問題は他の2匹、相変わらず薄毛のポニーとますます無残なハゲ状態になったモドキです。
どちらにもノミは見当たりません。やはり心因性? 保護者の大きな課題となりました。
ダイフクにはまだ多少ノミいますが、ノミ騒動シリーズとしては本記事にて終了とします。

日向ぼっこの真ん中に陣取るちび太

※2024ノミ騒動シリーズ
その1 それはちび太から始まった ~ノミとの格闘2024ラウンド~ 2024.6.28
その2 せつないダイフクの改心? 2024.7.10
その3 ダイフクのノミ駆除 (前編) 2024.7.12
その4 ダイフクのノミ駆除 (後編) 2024.7.15
その5 ラブラブ2匹を引き裂いた保護者(とダイフク) 2024.7.23
その6 続々シャンプー決行中・その1 2024.7.28
その7 続々シャンプー決行中・その2 2024.8.3
その8 続々シャンプー決行中・その3(中間考察含む) 2024.8.8
その9 しつこさ極まるダイフクのノミ、一方ダイフクの目的は・・ 2024.8.23
その10 ノミ生産マシーン?のダイフク 2027.9.14
その11 死火山が活火山に・・なかなか治らないノミの喰痕 2024.10.6
その12 さらなるダイフクのシャンプー、そして耳の異常(がん?) 2024.11.7
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