今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ちび太、ごめんな ~年の瀬オジンの大反省~

2022年12月28日 | ちび太
オジンベッドを根城にし、オジンが部屋に入ってくれば大喜びで舐めまわす。
夜遅くなれば早く寝に行こうと催促、そして長~いフミフミ、寝位置の奪い合い。
トイレに行けば待ってましたと飛び込んで来て、足舐めまわしに撫でての催促。
人前(猫前)ではやらないけど、そんな存在が無性に愛おしい。
ちび太は文字通り、自分に一番近い猫でした。



ちび太の様子が変わってきたのは先月の終わり頃。
まず根城をオジンベッドからオバン部屋(ベッド)に変えた。
あれっと思ったけど、オバンベッド下の住猫となったケンを見張るためかなと。
(困ったもんだ。でもケンがリビングにいる時間が増えたかな。)
夜も寝に来なくなった。あのロングフミフミも、寝場所とり合戦もなくなった。
布団の中で、哀し気な声で鳴きながら暗がりを彷徨うちび太の声を何度も聞いた。
そのうち、ちび太は夜もオバンベッドでオバンと一緒に寝ていると知った。

あれだけ夢中で飛び込んできたトイレにも来なくなった。
そして数日前ちび太を抱いた時、決定的な変化にようやく気付いたのでした。
赤ちゃん抱っこすれば喉を鳴らして手や顎を舐めてきたちび太。
だがその時は、「きききっ」と不快そうな声をあげて逃れようとした。
(間違いない。ちび太は自分を避けているのだ。)
心当たりは、もちろんあった。



ちび太の前々回の記事(11/10)で、ちび太は怒ってもわからない猫と書いた。
ケンを執拗に追い始めたちび太をどうやって止めるか、悩んでいた頃だ。
ちび太が追い始めればケンは必至で逃げる。「ダメッ!」くらいではちび太には効かない。
ケンを追うちび太を追い、ケンと離れさせてからちび太に言い聞かせた。
当初は逃げもしなかったちび太、そのうちコタツの中に隠れたり棚上に逃げたり。
明らかに「オジンどうしちゃったの?」と戸惑っている様子だった。
普段は平穏に見えても、抱けばあの不快そうな声で逃れようとするのでした。



ここまでくれば、どんなアホ保護者だってさすがにわかる。
というよりこのアホ保護者(自分)は、ここまで来なきゃ気付かなかったのだ。
あれだけ肝に命じて自戒していたニャーへの仕打ちと同じことを、またやってしまったのです。
もちろん手を出したりはしていない。でも、声を荒げたり部屋に閉じ込めたり・・。
ちび太にはわかったのです。ケンのことじゃなくて、オジンが変わったことを。
そして自分は最も大切なもの、ちび太との信頼関係を壊してしまったのでした。

「ちび太はニャーほど鋭くないから・・」などと思ったのが間違いだった。
そもそも猫には第6感のようなものがあって、人間以上に人間のことをよく見ているのです。
撫でようと近寄れば寄って来るけど、捕まえようと近寄ればさっさと逃げる。
猫と暮らしていると、そんな経験よくあります。
言葉じゃない。彼らはこっちの心を直接読み取るのです。特に、緊張すれば必ずバレる・・。

いよいよ今年も年の瀬になりました。
来年はちび太との関係修復から始めます。
反省は年内に。いや間に合ってよかった。急遽の飛び込み記事でした。

本記事の写真は全て再掲です

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年末:モドキからのご挨拶

2022年12月27日 | モドキ
今年はいろいろありました
ハルとの恋と別れ、Mさん宅のハルを庭から見守るせつなさ
Mさんとの出会いを通してSC裏の住宅街に支援者を増やした
その反面当店からは次第に足が遠のき
ついに3ヶ月ほど、姿を見せることがなかった

昨年の今頃は店の夜の番人(番猫)だったモドキ

でも、モドキはまた戻ってきた
昨年までのように店べったりではないけれど
夜は来ているようだし
たまに早い時間にやって来てご挨拶
もはやこの界隈の主のような貫禄です

「いろいろ行くとこがあって忙しいんだよ」

久々にココレオにもご挨拶しました
しばし窓の中外でお見合いをして
やがて思い出したように唸り合いに変わりました
でも穏やかになったモドキには、「懐かしきかな好敵手」


初めは内側の棚上にいたレオとココだったけど・・

先日、久々にシンと出会いました
置き餌の食べっぷりからして、シンも来ているようです
モドキとシンはうまく共存しているらしい
お互いに頑張れ、ゴールは家猫生活だ


強面のシンだけど結構気が弱い

来年の3月でお付き合い歴が6年になるモドキ
後から来た連中が先に家の中へと保護された
モドキ自身も"店の子志願"が4回あった
モドキよ
家の子になるためには集団生活に慣れなきゃね
まずはココレオあたりを練習台にして・・

「まあまあ、とりあえずは来年もよろしくね」

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年末:キジロよりのご挨拶

2022年12月25日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
本日はクリスマス
猫にはクリスマスなんて関係ない
と、言ったとか言わないとか・・
キジロは相変わらず元気です

食欲も健在

寒くなって、食べに来るのは1日1回になりました
でも量的には家中の子たちより何倍も多い
大抵は夜、たまに朝一でやって来ます
昼間は気づかれないことが多いので止めたのかも

サンダルの上で待機、サンダルがずれるので来たことがわかる

例の愛情寝床ですが、結局キジロは入らないようです
折角キジロ用に"改築"して布団もいろいろ試したのですが
10月の終わりに何度か入ってみたものの、それきり
どこかに暖まれる場所(本拠地)があるのかな

今年の夏は家裏で休むことが多かった

当地の冬は夜に氷点下になることが多い
寒い夜は食べ物を温めてお湯を添え、食事中には手の平で身体を温めてます
ドアの内側からなら、手を伸ばして撫でても大丈夫
この暮れで、キジロもお付き合い歴が4年になりました

「今年もお世話になりました。来年もよろしくね」

サクラが家中に移って出番が少なくなったキジロ
ひとりでも頑張る?
いえいえひとりではありません
家裏の守り神、みうが見守ってくれています

家裏のお守りを通してみうが見守っています

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その他大勢

2022年12月23日 | ハリー(灰白)とシロキ(白黄)
何故か写真の数が少ないポニーとシロキ
別に差別してるわけじゃないんだけど
そう言えば記事の数も少ないかな

ポニー(左)、シロキ(右)とニャー(奥)

もちろん2匹とも元気元気の健在です
記事は少なくても写真にはよく出ております
他猫記事のお邪魔虫で



シロキもポニーもオジン大好き甘えん坊
特にシロキはオジンの傍にいるから
写真に写る機会が多い
フォーカスされてるわけじゃなくてもね



自分(オジン)は心配性なので
気になることばかり書いています
だから記事が少ないということは
心配かけず要求も少ない
とても親孝行(保護者孝行)な猫なんです


オジンがいないときは代用物(袢纏)で

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チキンの時代?

2022年12月21日 | チキン,キリン,ポニー
体格も威圧感も随一のちび太ではない
かつて他猫を怖気づかせた孤高の猫、ニャーでもない
まだ表情にあどけなさの残るわんぱくチキンが
当家猫社会の頂点に上りつつあります

ボスっぽい顔つきになってきた?

追えば敵なしみんなが逃げる
でもちび太と育ての親シロキには手を出さない
追うといっても、排除目的の攻撃とはちょと違う
どちらかと言うと「遊んで~」

でも顔つきは一丁前だ
追うときは相手を睨み、凄みをきかせる
実は誰にも利いてないけど、随一の運動量がものを言う
一方では、警戒心の強いリン一家とも一緒に寝ちゃう

誰とでも一緒に寝ちゃいます

ケンを弟分にして、自身も一段と成長した
ちび太がケンを追い始めると
時として割って入ってケンに寄り添う
さりげなくするところが、愛らしい

ケンを守る気持ちも芽生えてきた?

幼少の物心つく前から保護者に育てられ
保護者を親と慕い、恐れるものは何もない
こんなかわいい猫社会の覇者なら
保護者としても大歓迎だ


ついでに室内マーキングにも目覚めちゃいました

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