最近は猫たちの居場所が頻繁に変わり、オジン部屋の常連はヒョウだけになった。
ヒョウは部屋入口の(電話台にいる)モドキに呼応している。
リンはリビングキッチンが中心だけど、1/4くらいの時間はオジン部屋で過ごす。
ニャーとチキンはオジンが在室の時だけ何気なく一緒にいる。

リンは寝る時もビービーと要求がうるさい
先月の下旬、このところ活発なクウがオジン部屋に来るようになった。
クウがオジン部屋に顔を出すは数年ぶりのこと。
と言っても、ヒョウと一緒に押し入れの上段に隠れたままで出てはこない。

オジン部屋の押し入れ上段で落ち着くクウ
しばらくすると、今度はキーまでがオジン部屋にやって来た。
キーは押し入れのクウに合流したりオジンベッドで休んだりしている。
これが騒動の始まりでした。
換気のため20cmほど窓を開けて網戸にしていた時のこと。
網戸が開いてちび太とキーとチキンがベランダに出ていた。
2階の屋根に通ずるベランダ。
かつてニャーが屋根から地面に下りて(落ちて?)脱走したことが2度あって、
以来猫たちのベランダ開放は止めていた。
窓を開けることを覚えてしまったキーが、養生テープで固定した網戸を開けたのだろう。
その時は発見が早かったので、3匹ともすんなり戻って来て大事には至らなかった。

クウに合流したキー
それから1週間ほど後の事。
「今度はベランダにリンがいた」と妻。「すぐ戻ったから大丈夫だった」と。
養生テープが古くなっていたので新しいのに変えて網戸を固定したのに、
やはり開けたのはキーだろうと思われた。それにしてもすごい力。
「待てよ」と思った。その時キーは1階にいたが、本当に全員が中にいるのかどうか。
念のため家中チェックしてみると、クウとポニーがいなかった。
保護者の言うことを聞かない2匹だ。よりによってヤバい連中が屋根の上か。
特にクウは、屋根の上はしっかりと経験済なのです。
かれこれ6年前の事、クウは押し入れ天井の点検口の板を開けて天井裏へ。
そこには屋根に通ずる通り道(隙間)があったのです。
その時のクウはちょっとやそっとでは戻らず、かなり苦労した記憶がある。
(参考過去記事「屋根の上のクウ」2019.4.21)

再掲:天井裏から屋根に出てきたクウ(写真中央左、右手がベランダ)
※今回の屋根上の写真はありません
先ず本当に屋根の上にいるのか確認しなければ。
ニャーのように地面に下りてしまった(落ちた)可能性もある。
で、道路に出て四方八方から屋根上を確認したが、何度確認しても見当たらない。
やばい、既に地上か。家の周囲も確認したが2匹ともいなかった。
そうか、屋根から2階の天井裏に入ったかも。だとすれば点検口を開けてやればいい。
その前に箒の柄で押し入れの天井をドンドンと叩いてみた。
すると、ポニーが屋根に出てきてベランダから中へ。やはりいた。
まずは一安心。さて残るはクウ。2度にわたる大脱走など要注意猫のクウだ。
しかし天井裏にクウの気配はまったくなかった。クウは既に地上か。
だとしてもあの大脱走の時の教訓で、クウは必ず近くにいる、そして必ず家に戻って来るという確信があった。
後は窓開けお迎え作戦だ。でも当時とは中の猫の数が違う。どうやってやるか。
いや待てよ、やはりクウは天井裏にいるのではないか。
前回屋根に出たときもそうだった。クウは戻るのに時間が必要なのだ。
オジン部屋から他猫を閉めだし、ベランダの窓を開けて待機。
日が暮れて夜になった。もう屋根は見渡せない。
地上に出たクウを迎える方策を考えながら部屋に入ると、押し入れにクウがいた。
予感は的中。やはりじっと静かに、ほとぼりが冷めるのを待っていたのだ。
元祖家庭内ノラのクウ。でもこの非常事態の最中でも信じることができた。
伊達に一緒に暮らしているわけじゃない。それなりの繋がりを、改めて確認したのでした。

押し入れ上段で3匹揃ってお食事中のリン一家