さようなら。愛しの君・・・。

　まさにタイトル通り、いろいろな事を思い浮かべる今日この頃。休日の午後いかがお過ごしでしょうか。

　学生時代からずっと愛して止まないカメラメーカー、ＰＥＮＴＡＸ。ついに会社名が消滅する事になりました。ＨＯＹＡは完全子会社では飽きたらず、吸収合併という手段をとる事態。まあ、いろいろ大人の事情ではあるのですけどね。旭光学時代からのファンとしては、当初の予定のように社名はＰＥＮＴＡＸの名前を残してほしかったです。「HOYA･PENTAX」というように。ブランド名としてのＰＥＮＴＡＸは今のところ残すようですが、今後さらにカメラ部門縮小もあり得ますね。
　私は、カメラのブランド名としてはやはり「ASAHI PENTAX」というのが好きでした。スーパーＡも、ＬＸもわざわざペンタプリズムのロゴの上に「ＡＳＡＨＩ」の文字をインスタント・レタリングシート（なつかしい・・・。擦ると転写されるやつです）で付け加えておりました。さすがにＺ－１には付けられませんでした。本当はＡＯＣＯマークも付けたかったですけどね・・・。
　写真は私が所有する旭光学のカメラで一番古いAsahi flex ⅡAです。その後のペンタプリズム搭載の「ASAHI PENTAX」の基礎を築いたカメラですね。造りはシンプルではありますが、シャッター機構、ミラー機構の基本的構造は変わらぬものの改良されつつSV型まで続き、大幅に改良されたSP型に至っては、K1000（言わずとしれたKMのセルフタイマーを省略したモデル）までつづく息の長いものとなりました。まさにカメラ業界のフォルクスワーゲンですね。
　「基本的構造は変えることなく改良で」という辺りが、きっと私の心をとらえたのでしょうね。発端は祖父のカメラがASAHI PENTAX S3だったことからですけど。

　日本シリーズ、ファイターズはあっけなく４連敗で中日に胴上げを許してしまいました。とにかく点が取れませんでした。ダルビッシュと吉川はがんばってくれましたが、投手陣は総崩れ。武田久はまあまあですかね。
　第５戦なんて完全試合・・・。最後岩瀬に変わらなくてもランナーだせなかったのではないでしょうか。日本一を掛けたシリーズとしては情けない結果です。
　でも１年通して見れば、今年のチームは正直リーグ優勝出来るとは思ってませんでしたからよく頑張ったと言えますね。（去年もそうではありましたけどね。）お疲れ様でした。
　個人的には田中幸雄様の勇姿が見られなくなるのが寂しいですけど。

　ああ、明日からまた仕事。鬱状態でここ１、２ヶ月辛いです。しかも勤労感謝の日がある週は１人出張でいないのでかなり大変です。もう会社に泊まり込め、というのでしょうか・・・。
　結局今日は腰の調子が悪くなったので、車の冬支度は延期ですね。いつやろうかな・・・。