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不定期日記ーねこ窓出張所(Ver.2)

空冷VWや趣味、日常の事をただ書き殴るだけ、の無責任日記です。

良いお歳を。

2015-12-31 10:47:00 | 写真・カメラ
 2015年ももう残りわずかとなりました。ねこです。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今年1年振り返ってみると、まぁ、いろいろなことがありました。昨年以上に厳しい年となり、大殺界抜けてないじゃん!といいたくなる状況でしたが・・・。

 来年も辛い状況が続きそうな気がしますが、少しずつ前に進んでいくしかないのであがいてみようかと思っております。








はぁ・・・。










 いやいや、まぁ、がんばりましょうね。うん。

 相変わらずネタが無いのでレンズのお話。



 魚眼レンズ、お好きですか?

 ええ、私は大好きです。と言うようになったのは、このレンズとの出会いがきっかけです。

 SMC FISH-EYE TAKUMAR 17mm F4.0です。ボディはもうボロボロですが、高校時代からの愛機PENTAX SuperA ”私”仕様機。

 正直魚眼レンズで何とるの?と思っていました。このレンズと出会ったのは社会人になってからだったかなぁ。たまたま何時もお世話になっていたカメラ屋さんに入荷していたのですね。

 当時スクリューマウント大好きだった私。バイヤー○○氏に、「魚眼レンズ入ったよ」と言われまして、いやいや、いらんでしょ、何撮るの?などと言いつつ冷やかし半分で見せてもらいました。

 キャップを外して見えた前玉の美しさ・・・。こ、これが魚眼レンズというものなのか!?

 ではその実力を見せてもらおうか!!とは思いませんでしたが、とりあえず持ってきていたカメラに装着してファインダーを覗いてみたところ・・・。








 思ったより歪まないよ。超広角レンズとして使えるよ、これ。









 私の想像よりもまともな絵が飛び込んで来たのです。そう、魚眼レンズを使っている人なら解ると思いますが、写したいものを中心線上に置くとあら不思議、意外とまともに映るのです。しかも画角は180度もあるので下手をすると自分の足も映っちゃいます。



 すぐに良い写真が見つからなかったので恐縮ですが、例えばこのワーゲンの室内。今年代車で借りたマルサンですけれど、Takumarではないですが、魚眼レンズで撮影しています。中心に映っているリアシートは思ったほどは変形していないかと思います。(まぁ、結構変形してますけどね。)ワーゲンは丸いので横の窓はかなり歪んでいますがさほど気にならないでしょう。
流石に、向かって右側に映っている助手席の背もたれ観るとかなりゆがみが解りますが・・・。



 逆に上に仰げばありがちな魚眼の世界が・・・。外灯がないところへ行けば、美しい星空がとれるのですが、ちょっとご近所にはないので。

 話はそれましたが、気がつけば魔法のカードを差し出していたのでした。ああ、恐ろしや。

 フィルム時代には、PENTAXではFISH-EYEズームというちょっと面白いレンズが出ておりました。しかし、私はこのレンズを持っていたので購入せずにおりました。

 時はデジタルになり、APS-Cサイズのセンサーではせっかくの魚眼レンズがただの収差が目立つ広角レンズになってしまうのでこのレンズはほとんど出番がありません。

 当時PENTAXでは12-24mmという超広角ズーム、そしてFISH-EYE10-17mmが発売になり、相当悩んだあげく、私はFISH-EYEを買ったのです。*ist-Dと同時購入した16-45mmについで買った2本目のデジタル専用レンズでした。

 そして来年には35mmフルサイズのデジタル一眼レフ登場となるPENTAXですが、万が一購入する機会があれば、きっとこのTakumarの出番がやってくるでしょうね。

 現状では買えないけれど・・・。


 なんだか長くなりましたが、皆様良いお歳を~!!



この野鳥は?

2015-12-20 22:19:00 | 写真・カメラ


 突然ですが、家の周りで見かけたこの鳥、何という名前なのでしょうねぇ。

 苦手な望遠レンズでの撮影に少し慣れておこうと思ったのですが・・・。

 しかしながら、MFレンズなので余計にですが、被写体深度が浅いので大変ですよね。たぶん練習するしかないのでしょうが、動物写真を撮られる方は尊敬しますよ。


2016/01/09 追記

いろいろな方から情報をいただきまして、ヒヨドリだそうです。最初私も色々調べてヒヨドリっぽい気もするけど頭がちょっと違う気が・・・、と思いまして確証を持てませんでした。

皆様ありがとうございました~!!

本当は超広角なんだけど・・・。

2015-12-19 14:11:00 | 写真・カメラ
 昨日今日でまた冬に戻った札幌。段々寒くなっていきますね。

 この時期は、年賀状を考えなければならないのですが、まったく思いつきません。困ったものです。

 この1年あまりにもいろいろなことがあって未だに進行中で悩み多き状況ですが、現実逃避ということで(をい)レンズのお話。

 気がつけば手持ちのレンズ、AFの方が多いのでは無いかと思う今日この頃。おかしいなぁ。学生時代はMFの方が多かったはずなのですが・・・。

 そんな中今回はこれ。



 smc PENTAX FA 20mm F2.8です。これを購入したのは*ist-D購入後のこと。APS-Cサイズのイメージセンサーのおかげで、広角レンズ好きな私にとっては困る事態になったわけで。

 デジタル導入にあたり同時にsmc DA16-45mm F4.0ALを購入し、非常に便利に使っておりました。

 しかし、あのレンズ結構長くてかさばるのですよね。良いレンズなのですが・・・。

 そこでスナップ用に単焦点を、と思ったのですが、手持ちのFA35mm F2.0ALにしても、FA31mm F1.8にしても標準レンズにしかならない。

 個人的には35mmフィルム換算で35mmくらいの焦点距離がほしい、と思っていました。

 そうなると、当時発売されたばかりのDA21mm F3.2が良いのではないか、とも思ったのですが、大きさは良いとして明るさが暗すぎる・・・。

 DAレンズだとフィルムカメラでは使えないし・・・。そう思っていたところに中古で発見したこのFA20mm。昔中古でも高くてなかなか買えなかった超広角単焦点!!

 あの頃より2万円ほどお安く売っておりました。クイックシフトフォーカスが利用出来ないという欠点もありましたが、当時フルサイズが出るかどうか解らないにもかかわらず、こっちが良い、と思った次第です。

 問題は専用フードが無い。いや、正確には専用のラバーフードが当時有ったのですが、当然フルサイズでの焦点距離を考慮したフード。しかも丸形ラバーフードだったと思います。

 それですと、流石に浅すぎです。かといってフィルター径67mmという大口径レンズ。汎用品で丁度良いフードって確か無かったんですよ。(現行品であったら是非情報ください。)

 フードがないので天気の良いときちょっとだけ困るのですよねぇ。


 もう一つ困るのが、APS-Cで20mmF2.8ですと、被写体深度が深いのでボケにくいですよね。これは仕方が無いですけれど。

 でも、お散歩カメラとして一眼レフ使う時はこの組み合わせはなかなかです。しかしすっかりお散歩カメラは今ではMX-1に取って代わられてしまった感がありますね・・・。

 来春にはPENTAXの35mmフルサイズデジタルが登場しますが、果たして手が出るでしょうかねぇ。そうなるとこの辺りのレンズが本来の画角で使えてありがたいのですけれどね。



杉原千畝を観てきました。

2015-12-13 21:21:00 | 映画・ドラマ・アニメ


(C)2015 杉原千畝 スギハラチウネ 制作委員会

 この時期は大抵映画を観に行ってきますが、今回はこれ、杉原千畝。歴史上では有名人ですね。

 私の場合、朝一番に行って早朝割りで観てきます。そんなわけで8:40頃に何時ものユナイテッドシネマへ。

 こんな時間でも結構受付で待っている人がいました。若い人も多かったです。が、今回の10番スクリーンはあまり大きなところでは無いわけですが、観客の年齢層が高いのなんの。

 さてさて、内容を簡単に言うと、第2次世界大戦の影響で行き場を失ったユダヤ人を救うため、外交官である杉原千畝氏が日本のビザを独断で発給し、多くのユダヤ人を救ったというお話。

 第2次世界大戦とユダヤ人と言えば、ナチス・ドイツによる強制収容・大量虐殺を思い浮かべる方が多いと思います。

 ユダヤの人々はこの当時帰るべき国も無く、住んでいた国をドイツやソビエトの侵略により行き場を失い、逃亡するにも当て場が無い状況だったのです。

 今では国同士の戦争はそう簡単には起こりませんが、紛争と呼ばれる戦闘は各地で起きています。

 結局それによって一番被害を受けるのは力を持たない一般市民です。状況は当時とは同じとは言えませんが現代にも通じるものがあります。

 確かにこの映画は史実を元にしたフィクションも含まれるでしょう。他国の中には美化しすぎだとか、日本を正当化しているとかいう方もいるかもしれません。

 でも、観てほしいところはそこでは無いと思います。戦争とは何か、という事をよく考えながら観てほしい映画だと思います。

 私の世代はかろうじて身内に戦争経験者がいて当時の話を肉声で聴く事が出来ましたが、今の若い世代はそのような経験も無い方が増えています。

 だからこそ、このような映画を若い世代に積極的に観てほしいと思っています。

 決して派手なシーンも、ロマンスも無いかもしれませんが、とてもいろいろなことを考えさせられる、良い映画です。是非お近くの映画館に足を運んでご覧いただきたいと思います。