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「子供たちは夜と遊ぶ」辻村深月

2016年05月02日 15時18分49秒 | 読書とか

「子供たちは夜と遊ぶ」辻村深月 2005講談社

狐塚孝太
石澤恭司
月子
木村浅葱
萩野清花
陣内 先生
秋山一樹 教授
白根真紀
さの 先生
片岡紫乃
赤川翼
上原藍
岡田 署長
坂本玲一 警部
狐塚日向子
佐々木のおじさん
(斎藤)
(向井)
(奥村)
(えみ)
森本夏美
森本聡子
(キョウコ)
(河西)
(マリさん)
今田信明
蛇島友美
蛇島雅之
(舞ちゃん)
(由香)
緒方 刑事
二ノ宮 刑事
(小原くん)
川崎幸利
上原愛子
上原和子
島村 巡査
(池田さん)

i
θ
双子の母親

秋山先生ってスーパーマン?天才?まあ、主役じゃないけど。「ジョジョの奇妙な冒険」を見てから上P152の秋山先生を見ると、かなりやばい感じで楽しく読めました。この人は多分スタンド使いだよね?www

上P160で『答(事実)』は見えてしまった(見せられた)けど、それでも確信できずに引っ張られるよね。楽しく。いや、これもやっぱり作者の誘導だよね。答えを感じさせながら他の可能性を残してもやもやさせる。そしてそのたびに犯人と構造を疑いつつ、否定されていく。否定されたようでまだ確定と思えない。誰にも可能性が残される。特に頭のいい人間は常に被疑者だ。iとθの構造に一ひねりあったとは!ネットの匿名性と時系列。

8人のうち半分は施設の加害者だと思って読んでいったけど、そうじゃなかったね。子供の遊びだったわ。
そして翼とのゲームはルールがおかしい、競争になっていない。負けるためのゲーム。そう思っていたら、目的はそこに向かっていた。

第9章の終盤の悲劇!なんか、やっと納得(満足)している自分がいる。なんてこった!

 

『名前』がキーとなる。

 

それは「わたし」なのだろうか。

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