きょくたN日常事態宣言

パンデミック
ずっと自宅待機
でも手洗いうがいマスク換気

カフカ小説全集5「万里の長城」

2017年01月05日 09時11分22秒 | 読書とか

「カフカ小説全集5『万里の長城』」フランツ・カフカ(…2017) 2001白水社

どれくらいのものが安部公房に読まれただろうか。この全集は公房の死後に出ているので読んでいないだろう。しかし、Wikipediaで見られる情報ではそれなりに1953年の全集があったり、1963年ごろに訳された作品があったりするので、かなり積極的に読んだであろうことは想像に難くない。

カフカに浸りたい人にはつぎはぎだらけのようなノートは有効なのだろう。読書としては非常につまらない。ほとんど読み通す覚悟と義務感だけになる。だから今回も解説から読み始める。ああ、この巻ではそれは失敗のようだ。変な期待と研究心を持って読んでしまうと、それが期待外れであることに気付く。解説はもっとつまらないものであるべきだ。あまり期待させない方がいい。まあ、先に読んだ私が悪いのだが。最終の6巻の方へ期待しよう。

 

※なるほど、みんなよく知っているようで、図書館の本がこの5巻は非常にきれいだ。ほとんどだれも読んでいないらしい。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 20170104 | トップ | 20170105 »

コメントを投稿

読書とか」カテゴリの最新記事