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「エネルギー産業の2050年」

2018年03月04日 21時52分06秒 | 読書とか

「エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ」竹内純子編著 日本経済新聞出版社
伊藤剛、岡本浩、戸田直樹著

Uthility3.0とは、エネルギー、インフラ、データという3つのプラットフォームで、業界の垣根を超えたプラットフォーム間融合が起きる世界であるとも定義できる。(あとがき)

本人たちもおそらくはそのつもりがなくても東京電力寄りの思考になっていることを自覚していると思われる。
当然であるし、思考過程に不備はないと思う。だが、前提条件が狂えばデータは変わってくる。その分の修正は必要となるだろう。

過疎化(少子高齢化)とエネルギー(価格)

問題は政治的な動きから、日本は常の長期計画が苦手であることだ。原発の扱いや、太陽光発電のパイオニアでありながら他国に大きく後れを取っている現在の状況がそれを示す。過疎化が引き起こす問題を、果たしてどこまで政府が官僚がきちんと解決する準備をしていけるだろうか。電気だけでなくすべてのインフラがその存続の危機にある。

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