「恐慌と疑獄」山本祐司 1998潮ライブラリー
恐慌をも食い物にする(した)政治家
検察の動きを知れば人事でつぶす
(安倍政権の大規模な企業減税も疑獄の疑いあり?しかし、高い支持率のために検察は動けないか)
政商〔儲かる時は懐に入れ、損をする時は政治家と結託して国民の血税にたかる〕
(バブル後の不良債権ってまだ残っているのね。だから金利が低くてもお金を借りるのは大変だものね)
政治献金という名の賄賂
悪の紳士
好景気での生産過剰(設備過剰)が恐慌の引き金~(それを知っているから企業は政治家が何を言っても慎重なんだね)
リーマンショックは恐慌だったのだろうか?いやいや、その後の世界金融危機もまだまだ恐慌じゃない。でも、21世紀でも恐慌はあり得るとされたそうな。
東日本大震災・福島第一原発事故恐慌はまだ来ないね。
生活必需品が手に入らなくなったことある?(災害以外で)ないよね。
まあ、この本の動機は消費税の引き上げ(3%→5%)とアジア通貨危機だったんだろうね。
あとがきの中に「国民はもっと物を買うべきだ」「内需を振興するのが不況脱出のキメ手だ」なんていう政治家に対し、『嘘つきを市民が信用するわけがない』とあり、今の安倍政権への支持率(信用)がどれくらい本物なのかは、内需の拡大が目安になりますね。(まあ、期待だけで信用はしていないだろうからそれほど増えるとは思わないが)
P86 1929年を昭和2年としている誤植
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