洗濯機の柔軟剤を入れるところに洗剤を入れてしまった。
ペットボトルを使って一生懸命流し出しましたよ。
そしてそのまま洗濯をして、追加のすすぎ洗いで柔軟剤投下。
洗濯機の柔軟剤を入れるところに洗剤を入れてしまった。
ペットボトルを使って一生懸命流し出しましたよ。
そしてそのまま洗濯をして、追加のすすぎ洗いで柔軟剤投下。
2018年01月01日(月) NHKニュース7 元日20分
告白ノンフィクション「万引き女子 〈未来(みくる)〉の生活と意見」福永未来 2017太田出版
毎日のように万引きをしてきた28歳の生い立ち。
まあ、真梨幸子の作品に出てきそうな家族と本人ですな。
母親、父親、友達、周りでの人の死~自殺・事故。
まあ依存的なものはあっただろう。確かに病気だな。でも、本物じゃない。打算だ。損得で行っていた。損の意識を埋めるため、得をするためにやってきた。そして4度の逮捕と2度の懲役刑で「万引きは損」と気付いた(P173)だけ。損だからやめられた。損だとしっかり認識できたからやめられた。とするならば、絶対に見つからない状態であれば、そう思い込む状況が生まれれば…再発する可能性は生涯残るだろう。(パチンコ(ギャンブル)依存と似ているかもしれない。勝てると思い込んでいるからね。そして、勝てるなら不正も平気でするようになるだろうし)
本当のクレプトマニアはそんなものじゃないだろう。損得関係なく、生活に必要ないものまで無差別に盗んでいくという。(もちろん生活消耗品も対象だが)
とりあえず、作者は生まれ変わったつもりだ。この本を出すことではっきりと区切りができたろう。悪くない。
この本はあえなくなった娘へのお詫び(言い訳)ためでもあるだろう。
(けど、社会をなめた「ちょり~す」的な意識は治っていない気がする)
万引きで何でもそろってしまうので、「買うこと」への恐怖感があったという。これはすごいな。うん。まあ、でも損得の範囲は超えてない。
で、万引きで迷惑をかけたところへのお詫びにも万引きしたものを持っていくという。裁判のその日にも帰りに万引き。毎日万引き。反省などしていないまま仮釈放すぐ万引き。
で、やっぱり「万引き100(1,000)倍払い法」は必要だわ。100(1,000)回に1回見つかったら得にならないのだから、かなり抑制になるだろう。この本の作者なんか最初に見つかった時点で100倍払わされたら、もう二度と万引きをする気にならなかったはずだ。まあ、何か他のものに依存していただろうけれど。
この本はクレプトマニアの人には不利に働く存在になるかもしれない。現在の司法では刑罰によって更生を促すことになっているが、本当のクレプトマニアは治療が必要だというじゃないか。刑罰は治療を遅らせるだけらしい。症状を拗らせてしまうかもしれない。であるのに、この本では刑罰によって更生したことになっている。クレプトマニアと社会にとって、非常に罪作りな存在になりそうだ。「彼女たちはなぜ万引きがやめられないのか」
未来さんの未来が万引きのない平穏な人生でありますように。