「超・反知性主義入門」小田嶋隆 2015日経BP社
『小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句』
巻末の対談の中に「反知性主義」の概念が述べられている。『権威と結びついた知性を疑う』その態度は学問と宗教の権威者「学者パリサイ人のたぐい」を批判したイエスの言葉を引き継いでいる。ってか?そういった改革を続けるキリスト教的な前提のあるアメリカ的なものであり、権威主義の日本にはなじまない(?)らしい。
ついでにその対談で憲法についても述べている。日本国憲法は道徳律。護憲という宗派。押し付けられたというのなら、だれが作ればいいのか。
小田嶋隆氏のため息をつくイラストが小田嶋さんに見えない。わたしのイメージする小田嶋さんの姿は、画像検索で出てくるもう少しぽっちゃりしたものだ。アニメ「SHIROBAKO」の木下誠一監督(登場人物)が近い。まあ、自転車で骨折して入院したそうなので、その時の管理された食事で痩せたのかもしれない。そういうことにしておこう。
期待通りです。わたし(たち)の言いたいことをきちんと言葉にしてくれる。そして、こっちにも(言葉の)パンチをくれる。
安倍総理&内閣・閣僚批判は結構多く、そしてわかりやすい。彼らの考え方や勘違い。
まあ時事ネタなので「とりあたま大学」なんかと合わせて読むと面白いんじゃないでしょうか。なんて、クジラ問題のところで思ったよ。
うん、佐藤優さんも言っていたけど日本は調子に乗り過ぎた。沿岸でやっていれば良かったのに、船団で南極海まで出かけるんだから。『調査』か?『文化』か?『科学』か?ってね。
環境保護に対峙するのは環境管理でいいんじゃないだろうか。主張的にはそんな人たちもいるんでしょ?環境保護の中に含まれちゃっているのなら、分離すればいい。もっととんがって。
※ P183後ろから3行目4文字目、”」”が抜けてる。
島耕作が「あなたみたいになれというお話でしたらボクはまっぴらごめんですよ」と部下から逆ねじを食らう・・・そんな姿は是非見たい!見たいよね?