きょくたN日常事態宣言

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20140211

2014年02月11日 19時28分07秒 | ニュース7

2014年02月11日(火) NHKニュース7

  • ソチ五輪 スキージャンプ高梨沙羅いよいよ登場
    • 男子ハーフパイプ平野歩夢予選
  • 東日本大震災2年11カ月
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  • 建国記念日 祝う式典、反対集会
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「緑の毒」桐野夏生

2014年02月11日 08時31分01秒 | 読書とか

「緑の毒」桐野夏生 2011角川書店
『野生時代』『小説野生時代』2003~2011年

スタンガンと薬を使うレイプ魔をやっつけろ!
ええ、気持ちはいいですよ!

これくらいの話にどれだけ時間をかけているのでしょうね。
桐野先生ってば、やっぱりお年を召されて筆が遅くなったのでしょうか。
ってか、他の仕事との合間のやっつけ仕事だったのか。

なんか、最後の話は雑誌で「川辺康之」が「阿部康之」になっていたみたいだし。
・・・いったいなにがあったのか。

 

自分本位の悪役、川辺は勉強バカだってことかな。
うん、あまりにお粗末だもんね。
知的犯罪者ならば、もっと巧妙に立ち回るだろう。

いやいや面白いですよ。
嫉妬依存的な感覚とか。妄想の自虐的展開とか。
冒頭は「空中ブランコ」なんかを連想したし。

弥生先生は扱いがぞんざいだよね。

P249 「妻の責任」の終わりで、妻の責任を取る形で殺されかけたときには、素晴らしい責任の取り方と思ったのに逃げちゃったか!残念!

 

川辺がもう少し機転の利くできるやつだったら、逃亡しながら犯罪を繰り返すような展開も楽しめたであろうになあ。

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「ポリティコン」桐野夏生

2014年02月11日 02時15分01秒 | 読書とか

「ポリティコン」桐野夏生 2011文芸春秋
『週刊文春』2007年08月16・23日号~08年11月27日号
『別冊文芸春秋』2009年01月号~10年11月号

ほお、ポリティコンとは社会的動物という意味か。
この作品ではその社会を作って支配しようとする人間のことだな。追い出されてもまた作ろうとするラストがそれか。
もしくは社会的な動物たり得ない人間としてのアンチテーゼか。

貧乏なお坊ちゃまが欲望むき出しで勢力を広げていくさまは、志は違うものの『海賊と呼ばれた男(百田尚樹)』に通じるものがあるな。
なんというか、こんな奴に感情移入してしまう自分が悔しい。そして、羨ましく感じている自分が情けない。
それにしても、桐野さんは男の生理を巧みに描くよね。本当は男なんじゃないかと思うくらいに。

作品の中でタバコを吸う吸う。
近頃は作品中の煙草も少し不快なだけで、特に何も感じなくなっていたのだが、雪の上での喫煙シーンではタバコの快感を思い出してしまった。もう禁煙して10年以上経ったのに。雪のあるところ、寒いところでは間があればタバコを吸っていたように思う。寒くてじっとしていられなかったのか、また、温度の変化に対して区切りをつけたかったのか、たき火などがあれば当然、そこでは火をつけたくなるだろう。スキーではリフトに乗るたびにタバコに火をつけていた。そんな記憶が雪と煙草を結び付けているのだろう。作品とは関係のない余計な話だ。

こんな嫌な奴なのに、嫌っていなかったなんて…わかんねーもんだな。
将来、嫌なジジババになっている図が頭に浮かぶ。

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