2012年12月25日（火） NHKニュース7
「内なる宇宙」ジェイムズ・P・ホーガン 1993東京創元社
『マトリックス』のような話かと思ったら、その更に先の話だった。
どちらかといえば『攻殻機動隊』『電脳コイル』方向か。
著者の来日時（1986）の日本は元気だった。褒めてくれてますよ。でも、10年で欧米に”追いついて”しまいましたね。
ソ連を登場させずにロシアになってますな。ついでにチェルノブイリについて一言入れてくれればよかったのに。
地球の文化の発展を妨げた宗教や魔法のアイデアはジェヴェックスの中で生まれた！
おお！また一つ、謎が解かれましたね。
自分の理想の世界を見られる。
ちょっと臨死体験にも似ているように思える。
（これって、人間コピー（ファックス？）の可能性を見せるよね。自分が死んだときのためにバックアップをたくさん作って置けるんじゃない？それを若い身体に憑かせたら・・・不死？）
コンピュータ（通信検索）の性能や機能は？？？？？が続くよね。まあ、ストーリー上の必要性からやっているだけだろうけど。それはご都合主義と言う。作品世界とそのアイデアは愛せるけれど、登場人物とストーリーは愛せないよね。
この作品自体が、カプラーの中で作者が見た夢（創作）という解釈が見られて面白い。
『星を継ぐもの』星野之宣 原作Ｊ・Ｐ・ホーガン
ビッグコミック2011年03月10日号～2012年08月25日号
年代設定が原作では2028年から。本作では01巻の21ページでセリフの中の言い回しが「2030年代」なんて言っていることから2040年以降、おそらくそれも後半以降ではないかと思われる。あ、表紙に２０５Ｘ年って書いてある・・・
コールドウェルが女性になっているのはムフー＝３だね。
原作を見直しちゃったよ。・・・男性とも女性とも書いてはいないと思えるが・・・男性として読むよね。（※『内なる宇宙』でははっきり《男》と書かれていた）
うん、今の社会の流れからすると、こっちの方が(・∀・)イイ!!！
原作では2・3作目で出てくるやつらが早いうちから顔を出す。
うん、わかるんだけど、キャラ作りがわかり易過ぎ！
チャーリーを燃やすのは連載ゆえの引きですか。
チャーリーの日記に出て来る「コリエル」をガニメアンだと、原作を読んでいる間ずっと思い込んで（推測して）いた。
ガニメアンの読心力（嘘を見抜く器官）・・・ははは。
ガニメデで見つかった宇宙船が墜落した原因は、逃げ出した原人だった（03巻44ページ）のか。ははは。原作にあったっけ？
ミネルヴァの質量の多くは冥王星になったってのはカットされたのね。ガニメアンは小惑星体へ。
そこで隕石攻撃！！！あら？なに、これ！そして９・１１を思わせるような攻撃（03巻193ページ）にも！
あ、そして地球の近くに宇宙戦艦も一隻来ていたのね！あ、まあ、ありだな。
04巻！うまくまとめたよね。この作品を。
浦沢直樹だったらページ数が10倍以上になっているよね。引っ張って引っ張ってｗｗｗ
