「妖怪人間ベム」 (中京テレビ)
#01(2011-10-22)
ベム・ベラ・ベロは「人間になれる」と信じて正義のために行動している。
それが建前。
そして、子どもの頃は当然、それを信じていた。
だが、大人目線で振りかえったとき、「人間になれるわけないだろ」と思う。
そう思ったとき、「人間とは何か」と言う問いかけに気付く。
ベロはともかく、ベムとベラが見かけどおりの大人であれば、自分たちが人間になれると信じているはずはなく、それを信じるベロの姿が直向きであればあるほど哀れさを誘い、そこに芽生える思いやりの心に視聴者は自分の人間性を見出すのだろう。または、そうならない自分に気付き、自身の人間性の薄さに嫌悪するのか。(ベム・ベラ・ベロの3人は一緒に生まれて、年齢的には同じはずだったけど)
作品に登場する人間が酷ければひどいほど、その対比として彼らの「人間性」が浮き彫りになるはず。
平成実写妖怪人間が、どこまでそれを描き出してくれるのか。
監督自身が「問いかけた」と言う「人間とは何か」と「希望」を見てみたい。
宣伝番組映像でのメークのチープさは演出だろうか。アニメイメージの再現のためか。
「絶対に見ないぞ!」と心に決めていたが、だんだんとゆるんできた。
・・・「一話くらいは見てやってもいいぞ」・・・
今夜9時
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・・・・・ いろいろと残念 ・・・・だが、
なぞの人物と技術的理由の存在で引っ張るか。
#05(2011-11-19) 臭いくさい。ってか、日曜午前か日曜夕方に流すべき番組じゃないのか。もう、思い切って『妖怪ライダー』くらいにしちゃって「変身」とか言っていても良かったかも。ノリはもうそっち方面だよね。
いまさらだけど、キャストがね・・・
ベラとベロはなんとなくOKですが、イケメンベムは無いわ。最適な芸能人がいるのに。