キレンゲ日記

山もいいけど、
おいしいご飯が食べたいな~

2011年2月26日 三本槍岳

2011年02月27日 | 福島の山
2011年2月26日(土) 三本槍岳に行きました。


土曜日は移動性高気圧が日本の中心を通るとの事だったので、
風は弱くなるはず・・と思って那須に向かった。


ところが、高速道路では早朝から強風が吹き、山の上には大きな雲が見える

この風じゃ、峰の茶屋跡の非難小屋のあたりは通過できない! 
朝日岳に登ろうと思ったんだけどダメか~。 どうしよう。 


といっても、那須近辺にはあまり馴染みがない。
思いついたのは、昨年も登った(ゴンドラ+三本槍岳)のコースだった。


結局、昨年と同じパターンになってしまった。



コースマップ



マウント・ジーンズ・スキー場の駐車場には午前8時前に到着。
次から次へと車が入って来る。 第1駐車場はあっという間に満車だ。
すごい人出にビックリです。


でも、車も揺れるほどのすごい強風が吹き荒れてました。 

せっかく来たけど、これじゃ登れないなぁ~と、
30分ほど車内で休んでいたら、
何と風も止んで、山の上にあった雲も無くなっていた。


やった~  晴天だ~   



早々に準備して、スキー場に向かった。

まず、スキー場のインフォメーションのカウンター(チケット売り場の横)で
登山届け用紙に必要事項を記載した。

登山届けを出さないと、
スノーモービルに乗った監視員が追っかけて来て、ゴンドラで下山させられる
・・なんて話を、誰かのブログで読んだ記憶があったので、
忘れないようにした。

登山届けの用紙には、スキー場内を歩くな・・とか、
戻ってきたら下山の報告に来い・・とかの注意事項が書いてあった。


次はゴンドラ券の購入だが、
何と、チケット売り場に4回も並ぶことになった。


(1回目)
 ゴンドラ券を買おうとしたら、
 「現在、ゴンドラは運転を見合わせているので、
  ゴンドラ券の発売はできない」・・と言われた。    


え~、そんな、それじゃここから登るしかないか~と思い、
登山コースを探そうとゲレンデに向かったところ、ゴンドラ、動いてるじゃないですか。

ということで、またチケット売り場に並んだ。


(2回目)
 「あの~、ゴンドラ、もう動いている様なのでゴンドラ券下さい」
  と言ったら、
  係の女性は席を立って、奥に確認しに行ってきてから、
 「現在ゴンドラは様子見のため動かしている状態なので
  まだ券は発売できない」・・と。           


再びゲレンデに行くと、
今度は、お客が乗ったゴンドラが登って行くのが見えた。


(3回目)
 「あの~、ゴンドラ、もうお客さん乗ってるんですけど~」と言ったら、
 後にいた別のスタッフに目線で確認してから、
 「いま乗っているのは、スキー場のスタッフで、一般のお客様は乗ってません!」
 ・・だって。
  
  かたくなに抵抗を続けるチケット売り場。

  どこまで人をおちょくるのだ。 いい加減、頭に来た~!  



(4回目)
 「あの~、この人たち、スキー場のスタッフですか?」・・と、
 デジカメで撮ったゴンドラの写真(↓)を見せた。
 すると、
 「すみません、たった今、ゴンドラ動き始めました」・・だって。

 大ウソツキ!

 「さっきからゴンドラは動いていて、お客さんも乗ってたんだよ!」と、言ってやりたかった~
 


ゴンドラ券買うのに、かなり手こずった。 本当に人をバカにしたスキー場だ!


--- さて、気持ちを切り替えてっと ---

少し並んで、ゴンドラに搭乗。

スノーシューを持参していたので、一緒に乗ったスキー客の人から
「これで登るの? どこまで行くの?」・・なんて聞かれた。

三本槍岳まで行くと言ったら、「距離は何キロぐらいあるの?」と聞かれてたので、
たぶん3Kmくらいかなぁ~なんて適当に答えた。


いつも、山に行くときは、
どれくらいの時間がかかるとか、標高差はどれくらいとかは気にするが、
距離はあまり気にしたことがない。

帰宅後、GPSログを確認したら、
ゴンドラ降り場から三本槍岳までの歩いた距離は、約4.2Km(片道)だった。


 
ゴンドラを降りたらスノーシューを装着し、午前9:30、歩き始めた。
圧雪されたスキー場の林道がしばらく続く。
林道は、オレンジ色のテープで進入禁止になっているが、構わず進んだ。



数分歩いて、動いていないリフト降り場あたりから、林の中に入る。
※この写真は帰りに撮影



しばらくすると道標があるので、清水平方面に進む。



広くて気持ちの良い尾根を進む。

寒さで雪が固くなっている。 
スノーシューは必要なかったかもしれない。



あそこを登るのか。  きつそうだな~。
おや? 先行のスキーの人(2名)は左の方へ行くようだ。 あっちはコースじゃないんだけどね・・

私は真っ直ぐ登ろっと!  (先週の赤岳の反省より)



赤面山方面への分岐。  缶ビールかと思ったよ。
ここで滑落したら、どこまで行ってしまうんだろう?
先週、八ヶ岳で滑落したので、つい想像してしまう。 (もっと急斜面だったけどね・・)



だんだん斜面がきつくなり、風も強くなってきたので一休みした。

さっきのスキーの人(2名)、かなり遠回りしたみたいです。
私が休んでいたら、後からやって来て通り過ぎていった。



このあたり、すさまじい強風で~す。 
メチャクチャ寒いし、立っているのがやっとです。
スノーシューだと転んでしまうので、アイゼンに付け替えて、
スノーシューは紐でリックにくくり付けた。

斜面の雪は、風に飛ばされてしまうらしく少ない。
石もゴロゴロと出はじめた。

スキーの人(2名)は、岩陰で休憩中のようだ。




清水平に到着。   
さっきの場所よりも、風が弱くて少し安心しました。

それにしても、少しは人がいるかと思ったけど、誰もいませ~ん!  
雪のおかげで、どこでも歩き放題!  平でとても歩きやすい!



朝日岳方面
このとき、朝日岳の稜線に2人ほど人がいるように見えたが、気のせいだったか?
写真だと全くわからない。



三本槍岳に進む。
このあたり、三本槍岳に風がさえぎられて無風でした。
雪の表面が少し溶けて光っていた。  



12時20分、三本槍岳の山頂に到着  (ゴンドラ降り場から約3時間)



大倉山方面の景色が素晴らしい



小さな樹氷と茶臼岳(たぶん?)



風紋 (清水平に戻る際に見かけた)



今日は少し時間があるので、
清水平を歩いて朝日岳に行こうかと思ったが、寒いので止めた。
また、今度にしよっと。

さぁ、ここからは下るのみ。



さようなら朝日岳
「こんどは登るからね~」と、その場しのぎの約束 



登りの時、スキーの人(2名)が休んでいた岩陰で、昼ごはんを食べた。
やはりこの辺り、極端に風が強い。
岩陰でなければ、休憩なんて出来ません。



スキー場に向かう。 



ゴンドラに乗って下山。
今日は5時間くらいの山歩きだったけど、冷たい風に吹かれて、結構、疲れた。



スキー場のリフト料金表



今日、私が買ったのは、ゴンドラ往復券(シニア)


200円安くて良かった!・・じゃなくて、
自分がシニアになっていたことにショックでした。 

'おっちゃん'だとは自覚していたけど、まさかシニアとはね・・


あれ、ところでこの切符、ハサミが入ってない。
”2011年春シーズン終了まで有効”って書いてあるが、
ひょっとして、また使えたりして・・


でも、今シーズンはもう来ないよ。 だぶん・・ 



~種子骨障害でも山を登れた~

2011年02月22日 | 日記
※え~、種子骨障害に興味のない人は読まないで下さい。
 文章が多くて、つまらないですよ~

 種子骨障害でお悩みの方は、参考にしてください。

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昨年から徐々に悪化して、とうとう山登りも一時休止する事になった種子骨障害。

どうにも我慢できなかった腫れは治まったのですが、今でも種子骨を押すと痛い。
つまり、歩くと痛いのです。


この症状、病院に行っても無駄です。

最初は関節炎だと言われました。
確かにその時は'腫れ'があったので、そうかなと思いましたが、
腫れが治っても痛い。

別の医者に行ったら、今度は「通風だ」と言われ、すぐに血液検査。
その結果、通風の可能性が排除され、「じゃぁ種子骨障害ですね・・」
なんて、いい加減な診察を受けた。
おまけに、血液中の何とかという成分が出てないから、
「ご自身が思っているほどひどい痛みじゃないですよ~」と言われた。

だから”押したときだけ痛い”って言ってるじゃないですか~と思ったが、
言葉には出さなかった。


まったく頼りにならない。
というか、種子骨の痛みなんて病院じゃ治らないんだな・・と思った。
実際、ネットで調べても、治るまで安静にするのが一番と記載されてたりする。
私の場合も、症状はいまだに改善せず、長い付き合いになりそうです。


でも、そんな状態でも八ヶ岳に登れました。
理由は、以下に記載した対策をとったからです。

種子骨障害でお悩みの方は、それほど多くはないと思いますが、
私なりに、今、ベストと考えている対処法を御紹介いたします。

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【種子骨障害への対処】

ポイントは、靴とインソールです。

1、まず、インソールです。

インソールは、100円ショップで売っていたコレです。
※ダイソーには無かったので、別のお店で買いました。(店の名前は憶えてません)


インソールを加工して、種子骨の当たる部分をくり抜いて、さらに周囲を盛り上げます。
そして、靴にもともと付いていたインソールに張り合わせます。
こうする事で、靴を履いたときに、種子骨に力が加わりにくくします。
私の場合、いろいろ試した結果、この形が一番良かったです。



但し、このインソール、何日も履いていると、盛り上げた部分が徐々につぶれてきます。
たびたびインソールを修復するのも大変なので、
今は、地震対策用のジェルをつぶれた部分に追加して試してます。
写真の水色のやつです。 これも100円ショップで売ってます。
これだと、つぶれにくいはずです。



2、次に、靴です。

まず、先ほどのインソールを入れても足が痛くならないよう、大きめの靴にします。
私は、冬用の登山靴を、分厚い靴下を履くつもりで一つ大きめのサイズにしていたので、
インソールを追加しても十分対応できました。
でも、夏用の登山靴は買い直す必要がありそうです。
インソールを入れると少し窮屈になるので、山を歩くと直ぐに種子骨が痛くなります。

さらに、もう一つポイントがあります。
それは靴底の固さ。
出来るだけ靴底が曲がりにくい固めの靴底が良いみたいです。
私の場合、冬靴はワンタッチアイゼンが装着できるよう固い靴底になっています。
最初、柔らかい靴底の方が種子骨障害には優しいように思っていたのですが、逆でした。
このことに気付くのに、ずいぶんかかりました。


靴底が柔らかいと、せっかくのインソール対策が無駄になります。
歩くときに靴底が曲がって種子骨を圧迫したり、
路面の凹凸が靴底を通して種子骨に当たったりするのです。
靴底が固いと、そのような事が起きにくい。
また、追加したインソールにクッション性があるので、
靴底が固くても、足全体への衝撃はそれほどでもない。


実際、底の固い冬靴で八ヶ岳を歩きましたが、種子骨障害であることを
忘れてしまうほど快適でした。 アイゼンも問題ありませんでした。
というか、冬靴で山を歩いてみて、はじめてその快適さに気付いたといった状態です。


逆に普段使っている靴(ウォーキング用)は、底が柔らかいので、
いくらインソールを工夫してもダメ。
今度、底の固い靴に変えようと思ってます。
まぁ、普段の生活では山登りほど凹凸のあるところを歩くわけじゃないので、
市販している範囲で固めの靴にすれば大丈夫かなと思っています。
もしくは、底の固いローカットのトレッキング・シューズでも良いかな。
夏の登山靴は、出来るだけ底の固い縦走用の靴にするつもりです。


まだ、仮説かもしれませんが、
八ヶ岳を登ったときの足元は本当に快適でした。
この対策を、普段用の靴や夏用の登山靴でも試してみようと思います。

(種子骨障害って、お金がかかりますな~)




2011年2月19日 赤岳

2011年02月20日 | 八ヶ岳
2011年2月19日(土)、とうとう雪の赤岳に登りました。

念願の雪の赤岳でしたが、大いに反省すべき山登りとなってしまった。


コースマップ 赤:2/19(土) 青:2/20(日)



先週は関東地方にも雪が降り、きっと八ヶ岳にも雪が積もった事だろうと思っていたところ、
移動性高気圧の影響で土曜は晴天になるとの天気予報を聞き、
『雪の赤岳に行くなら今だ!』と思って出かけました。


朝6:00ごろ美濃戸口に到着
駐車場がやけに混み合ってます。 何か、いつもと違う。



理由はコレ
美濃戸への林道が通行止めになってました。
雪上車が通せんぼしてます



林道は氷でガチガチ



でも、思ったほど寒くないです。 
昨年の12月の方が寒かったな~と思いながら林道を歩きます。  


きれいな景色


白い御小屋尾根  何かワクワクします



美濃戸はまだかいな~



やっと、美濃戸に到着



迷わず、南沢に進みます



雪で歩きやすくなった南沢コース
いつもは石がゴロゴロしてます



もうすぐ行者小屋だ



飛行機雲



行者小屋前の広場に到着



アイゼンを付け、文三郎尾根に進みます

文三郎尾根の途中から見た中岳と阿弥陀岳
雪がたくさんあります



文三郎尾根を登る
所々、クサリは出ているが、鉄網の階段は完全に雪で覆われていた。 
やわらかい雪なので歩きやすい。 氷はまったく無し。



稜線に出た~  赤岳山頂はもう直ぐ



富士山だ



そして、とうとう赤岳山頂に到着!


でも、あれ~? 誰もいません。
いつも人でいっぱいの赤岳山頂なので、何か変な感じです。


権現岳~



赤岳頂上山荘へ進む



山頂を振り返るが、やはり誰もいない



阿弥陀岳



横岳



硫黄岳方面
いや~、真っ白だ!  昨年の12月とは全然違います。
絶景です~。



天望荘まで下りて、赤岳を振り返る




地蔵尾根に進み、


また、赤岳を振り返る



・・・と、ここまでは順調な山歩きでしたが、この後、大変な思いをして下山しました。 
ほんと怖かった~
こんな怖い思いをしたのは、昨年1月に行った筑波山の”登れずの滝”以来です。


途中で写真を撮るような余裕はまったく無く、
ようやく安心できる場所まで下りたところで撮った写真がコレです。
沢筋のような場所・・・
地蔵尾根は何度も歩いた事がありますが、こんな場所なんてありません。
どうやら、バリエーション・ルートを下りてしまったようです。



コースを確認します。
赤色は今回歩いたルートで、緑色は前回(2010/12/18)歩いたルートです。


青丸で示した'地蔵尾根'の部分、やはりルートが違います。

原因は、人の踏み跡を追って下山し始めてしまった事・・


実は地蔵尾根への下り口付近、雪が一杯でルートが良くわからなかったのです。
あちこち見渡して、たまたま見つけた踏み跡に進んでしまった。

途中、何か変だぞ・・と思い、GPSで確認して
地蔵尾根の少し北側を下りている事はわかっていたのですが、
もう登り返すことも、正しい尾根に向かう事も出来ないくらいの急斜面でした。
本当は、ここで登り返すべきだったかもしれませんが、そんな体力は残ってなかった。


無事に下りられたのが不思議なくらいのルート
心の支えは、先行者の踏み跡だけ・・ 
誰かしら歩いたの跡なのだから、きっと下りられるはずだと考えてしまった。
こういうのが、遭難パターンの一つなんでしょうけどね・・・



その後、5~10mほど滑り下りるような感じの所が数箇所あったが、
アイゼンだけは雪に引っ掛けないよう注意した。
「滑り下りながら、これって、もしかして滑落じゃない?」
「いや、もう完全に滑落してる~」と思った。


幸い、先行者の下ったルートは、とてもしっかりしていた。
1箇所だけ、ルートを探した様な形跡があったが、
それ以外は確信をもって下りていった・・という感じがした。
きっと、この辺りの岩稜を知り尽くしたベテランの登山者だろう。
滑り落ちても、その先は雪に突っ込むだけで、岩や木に体をぶつけそうな場所はなかった。


必死に下りて(落ちて)、ようやく安心できた場所が、先ほどの写真を撮ったところ。
やれやれと思いましたが、今度は雪が深くて歩くのが大変でした。


行者小屋では大休止。 
もう体力を使い尽くして、歩く気力が出なかった。
楽しくテント泊の準備をする人達をボーと眺めていた。


そして、ふと斜面を見上げると、人の歩いた跡らしきものが見える。
もしかしたら、私が下りてきたルートかもしれない。
間違っているかもしれませんが、大体こんな感じのルートでした。


ひぇ~、見てるだけで怖ろしくなります。
怪我もせずに下りれて、本当に運が良かったな~。
でも一体、どこをどう間違えたのだろう。 いつか、確認しに行かねば・・。


行者小屋~赤岳鉱泉までの道のりは、とても長かった。
たぶん、1時間以上かかったと思う。
途中、足が何度かつって、少し進んではしゃがみ込みを繰り返して、何とか辿り着けた。
山を歩いている最中に足をつるなんて初めてです。



赤岳鉱泉では、「今年の八ヶ岳は雪が少ない・・」と話している人がいた。
「大同心が黒い(雪が積もってない)し、周囲の木も樹氷になっていない・・」と言っている。
あ~、そ~なんだ。 これでも雪が少ないんだ~。 
「やっぱり、厳冬期の赤岳は私には厳しいな~」と、しみじみ思った。



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翌、2月20日(日)の朝   
何となく薄く曇が広がってますが、暖かな朝です。



本当は、硫黄岳に登るつもりだったのですが、もう、そんな元気はありませんでした。
今日はすぐに下山することにしました。


北沢コースを下り、堰堤広場に到着すると、
昨日、美濃戸口で見かけた雪上車がありました。


良く見ると、この雪上車、軽トラに似てますね~
というか、軽トラそのものです。

軽トラに、ブルドーザのキャタピラをくっ付けた状態だ。



北沢コースの林道は、雪上車のおかげで、とても歩きやすくなっていた。



美濃戸山荘で休憩中に発見した、四駆型ストーブ
こんなのあったっけ?



そして、美濃戸口に到着。
今日は、車の通行止めはしてません。 チェーンを付ければ通れます。



車に乗って、出発すると、富士見パノラマ・スキー場が見えた。
スキー場の上の白くなった山が、きっと入笠山だ。
先日、ゴンドラ&スノーシューで登った山ですね。



八ヶ岳高原ラインでは鹿を見かけた。
10頭以上が、道路を横切っていった。



まきば公園では、ソフトクリームが\180円   
「寒いから~」と書いてある。 普段はたしか\350円だったかな?  



まきば公園から見た赤岳。


ここまで離れてしまうと、昨日、半泣きで下山した事など、つい忘れてしまう。

「昨日は、あそこにいたんだ。 すごいな~」と感激しながら、ソフトクリームを食べた。



2011年2月12日 雪上車で行く樹氷鑑賞ツアー

2011年02月14日 | 日記
2011年2月12日(土)、朝、起きたら雪が積もってました。

刈田岳の麓のホテルの駐車場
自分の車がどれかわからん!  ホント、どれ?


天気は完全な曇り、刈田岳の方を見ると真っ白
すっかりヤル気を無くして、午前10時頃まで部屋でゴロゴロ・・

『もうこれ以上、ゴロゴロしてられない!・・』ということで、
今日も「すみかわスノーパーク」に向かった。

麓のホテルから「すみかわスノーパーク」までは、
蔵王エコーラインで約10kmほど山道(舗装道路)を登る。
結構、雪が積もってたので、念のためチェーンを装着した。
4輪駆動の車なら大丈夫なんだろうけどね・・


今日の秘密兵器はコレ!  ソリです   

『Zipfy(ジプフィー)』といって、¥4,300くらいで買えます。

本当は、久しぶりにスキーでもしょうと、スキーブーツを引っぱり出したのですが、
家でスキーブーツに足を入れようとしたら、痛くて入らない。

足裏の親指の根本の拇指球(ぼしきゅう)の部分、
厳密にいうと種子骨が靴の入口に当たって、痛くて足をブーツに突っ込めないのです。

医者からは「種子骨障害」と言われてますが、
いろいろ薬や湿布をしたけれど、全く良くならずに困っています。

スキーブーツが履けなきゃスキーは出来ないので、ソリを用意したのです。



さっそく、リフトに乗って上に行ったのですが、
第2リフト乗り場で停められました。
なんと、第2リフトから上はソリの持ち込み禁止!


え~、リスト券買うときにソリは大丈夫かって確認したのに~
だまされました。

仕方なく下のゲレンデでソリに乗りましたが、斜面が緩すぎてソリが進まない。
手で漕いでやっと進む程度。 ワックスを塗ってもダメ!  
ぜんぜん、面白くない~


ソリで滑った跡、見えますかね~ 





3回ほど滑ったところで、イヤになったので、
ゲレンデハウスの中で休憩することにした。

休憩しながら、もしかしたらと思って、ゲレンデハウスの人に
「雪上車に乗って行く樹氷めぐり」に空きがないか聞いてみたら、
なんと、1人だったら空きがあるとの事。

ヤッター!と思ってすぐに料金\4,700を払って、出発時間(13:00)を待った。 


雪上車「ワイルドモンスター号」です。  何となくワクワクします。


雪上車は計6台 (緑色のが3台 赤色が3台)  

私が乗ったのは、赤色の雪上車でした。 小型で10人乗りです。(お客は8名)


乗り心地は思ったほど悪くないです。
後で聞いた話ですが、緑色の大型の雪上車の方は、かなり乗り心地が悪いらしい。


後から来る雪上車は、横のカゴにスキー板を積んでます。
バックカントリーツアーを申し込んだ人達を乗せているようです。


「大黒天」という場所を通過します。 お地蔵さんがあるようですが、雪に埋もれている。



樹氷原に到着し、15分ほどの樹氷鑑賞タイム



今日は曇りなので、どの写真も全て真っ白でした~ 


さあ、樹氷も十分楽しんだところで帰りの時間です。

上の写真の右側のパイプ、曇り取りの温風が出ているみたいです。
吹き付ける場所を自由に変えられるようになっている。 なるほど~


今日は、あきらめていた雪上車に乗れて、本当にラッキーでした。
天気は今一つでしたが、満足な一日でした。



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さて、翌朝は最初、日が照っていたのですが、直ぐに雪が降り始めました。
あっと言う間に、道路は真っ白! 
だんだん、吹雪になってきたので、あきらめて帰宅することにした。


蔵王エコーライン入口の交差点を左折して、


遠刈田(とおがった)温泉を抜けて、


吹雪の高速道路を走り、


茨城県に戻ってきたよ~   (こっちは晴れだったんだね)



家に着いて、車から荷物を下ろそうと、トランクのドアを開けた。

『アレッ、無い!  ソリ(Zipfy)が無い~!』

昨日、スキー場に置き忘れてきたよ~ 


何か、最近、ボケてきたのかなぁ~
先週は自販機からプリペイドカード取り忘れて無くしちゃったし、
今日も間違えて人のバイクのエンジンかけようとしたし・・



2011年2月11日 刈田岳(かっただけ)

2011年02月13日 | 日記
2011年2月11日(金)、蔵王の刈田岳(かっただけ)に行きました。

11(金)~12日(土)にかけて、全国的に荒れた天候になるとの天気予報でしたが、
ホテルとか予約していたので、
山がダメだったら温泉でのんびりするつもりでした。

ところが、なぜか宮城県付近だけは、11日(金)の午前中は『晴、時々曇り』の天気予報だったので
かすかな望みを抱き、11日(金)の午前1時に自宅を出発しました。


刈田岳の麓の遠刈田(とおがった)温泉には早朝に到着。
しばらく仮眠して目を覚ますと、お天気じゃないですか
『ヤッター!』

早々に「蔵王エコーライン」を進み、
「すみかわスノーパーク」には、午前9時少し前に到着しました。


コースマップ




スノーシューを持ってスキー場のゲレンデに入ると、
雪上車「ワイルドモンスター号」に乗り込んで、樹氷めぐりに出発しようとする人々が・・


実は、私もコレに乗りたかったんです。
でも、私が申し込もうとした2週間前は、すでに2/11~13の連休の予約は一杯でダメ

『樹氷めぐり』、そんなに人気があるとは知らなかった~!
・・ということで、ますます行きたくなってしまった。

スキー場の人から、『スノーシューでも登れますよ・・』
との話を聞いたので、思い切って登ってみることにしたのでした。



登山者用のリフト券は、「登山券」という名称でゲレンデハウス内で販売されている。(\1200)
スキー客用のチケット売り場では販売していない。
また、登山届けに必要事項を記入してから購入することになる。
リフトは、上りのみ利用する事ができ、下りには乗れない。
 


リフトを3本乗り継いで、後見ゲレンデの上部まで行きます。



第3リフトを降りたら、標識の「観光ツアーコース」の方向に進みます。



すぐに、幅の広い道路に出ます。
ココを赤矢印のように右に行きます。 ※青矢印は、下山時に進む方向です。

雪上車もこの道を通って樹氷原に行きます。


少し進むと、正面に山が見えました。
最初、これが「刈田岳」かと思いましたが、たぶんコレは「五色岳」ではないかと思います。




途中から登山道に入ります。

というか、前の人がココを登ってったので、私も後を付いて行っただけです。
登山道を示す看板などはありません。 
代わりに木の棒が、道を示すように立ってました。


周りの木は「アオモリトドマツ」だそうだ。 樹氷の元になる木です。
でも、まだこの付近の木は樹氷になっていない。



正面に見えるのが刈田岳のようだ。



雪の風紋



ここで再び、雪上車の通る道に出るが、ココは横切って進む。
ちょうど、先ほど出発していった雪上車が、樹氷原の樹氷めぐりから帰って来たところ・・
雪上車が通り過ぎるのを待ってから、道を横切った。
雪上車の運転手さんやお客さんが手を振ってくれるので、思わず頭を下げて挨拶したりした。



だんだん、樹氷っぽくなってきた


刈田岳の山頂が見えてきた。
思ったより沢山の人が登っているが、みんなスキーかスノーボードを持った人達です。



樹氷だ~



バックカントリーを楽しむ人々



樹氷が一杯~!



後を振り返った



そして、山頂に到着 (第3リフト降り場から、1時間20~30分くらいで登れる)



刈田嶺(かったみね)神社



なぜか、鈴だけ雪が付いていない 


鳥居の表面の模様がすごい



巨大なエビの尻尾



スパイダーマンの頭のような不思議なオブジェ



これは、非難小屋?   すごい事になってる



こうやって入るようです



山頂から樹氷原にスキーで滑り降りていく女性 



あっ、雪上車が登って来た



樹氷原に降ります



樹氷原から帰ろうとする雪上車 (この少し上でユーターンして下りていった)



雪上車の後を追って、樹氷原を歩いて下る



これから、刈田岳に登るグループ
今から山頂に行っても、ガスで何も見えないだろうな~



スキー場に戻ってきた



冬の刈田岳は、トレッキングよりバックカントリーの人の方が多い。
斜面もそれほど急じゃないので、
私でも安心して滑り降りられるような気がした。 
いつか、スキーで滑り降りたいと思った。


それにしても今日は、ギリギリのお天気で、何とか登ることが出来てよかった。


2011年2月6日 宝篋山

2011年02月06日 | 茨城県の山
2011年2月6日(日)、宝篋山に行きました。

宝篋山、
今、住んでいる所から2番目に近い山。  それでも車で1時間近くかかる。
( 1番近い山は「たつのこやま」 )


『あ~いつか、清里か松本あたりに引越したいなぁ~』と思いながら車を運転した。


宝篋山小田休憩所には11:15着。 
ちょっと遅めですが、宝篋山なら昼過ぎでも大丈夫です。

今日は、「5、極楽寺コース」 ⇒ 「6、常願寺コース」 の周回コース。 
※ちなみに、先週もこのコースだった


案内所にあった「清冷院極楽寺郡_1300年頃の想像図」
極楽寺や常願寺って、本当にあったのかしら?



これ、どういう意味かな? 



こっちは、落書きに違いない!
これ書いた人、温泉が好きなの? 下の2文字が、「温泉マーク」+「命」に見える。



今日は、「こぶし道」へ行ってみた。

一旦、下ってから急斜面を登り返した。 こぶしに力が入る。 だから「こぶし道」?
もう、ここは2度と行かない。 疲れるだけで良いことなし。


宝篋山の山頂
今日はモヤで筑波山がよく見えません。


下山時に発見したイノシシの罠 (たぶん)
こんなの見るの、初めてです! 一体、どういう仕組みなのでしょう?


赤丸の部分にエサが吊り下げられている (芋のようなもの?が数個 実際、何だかよくわかりません)
黒線で描いた様に、細いワイヤが張られていて、
獲物が足を引っ掛けてワイヤを引っ張る仕組みです。


ワイヤが引っ張られると、赤丸部のストッパーが回動して入口が閉じるようになってました。


帰りに見た宝篋山



帰り道、つくば洞峰公園のプールで軽く泳いだ。
日曜の午後にしては、空いてたな。
でも、ハイキングの後だったので、疲れた~。

2011年2月5日 入笠山 (にゅうかさやま)

2011年02月05日 | 日記
2011年2月5日(土)、入笠山に行きました。

くにさんのブログ(遊山通信)を読んで、12月にスノーシューを買っていた事を思い出した。

足の具合はまったく良くなってませんが、スノーシューで遊んでみたい!
「このまま休んでたら、雪がなくなっちゃう!・・」と思って出かけました。

きつい山は無理なので、スキー場のゴンドラで楽々登れる入笠山にしました。

コースマップ (4時間ちょっとかな ※ゴンドラ含 )





富士見パノラマ・スキー場は、中央道の諏訪南ICから4Kmほどの場所にあります。
中央道からもよく見えるスキー場ですね。

ゴンドラは、往復1600円 (片道 約10分)


富士見パノラマ・スキー場のゲレンデ
皆、楽しそうに滑ってます。  


ゴンドラ乗り場は、右側に100mほど行った場所にある。
(ゲレンデに出ずに、舗装道路を歩いた方が行きやすかった。)

ゴンドラに乗る前に、ハイキングコースのパンフレットがないか
案内場あたりを探したが、見当たらなかった。

あまり調べてこなかったので、少し不安だ・・

とにかく、ゴンドラに乗って、山頂駅に移動

山頂駅にあったハイキング・マップ 
念のため、写真を撮った



スノーシューを履いて林道へ進む


入笠湿原の入口



入笠湿原




トイレもあった


雪に「Happy Birthday to ??(読めない) 」と書いてある



入笠山に進む



スキー場のゲレンデのような斜面を登って行きます。

この後、鹿避けのネットに行く手を阻まれ、ネットを乗り越える羽目になりました。
何も考えずに、先行するグループについていったのが失敗でした。
本当は、写真の左側の尾根を登るのが正式コースのようです。


やっとの思いで鹿避けのネットを乗り越え、正式ルートに復帰


そして、入笠山山頂に到着




大好きな八ヶ岳

2月だというのに、雪が少ないような気がします。
昨年の12月とあまり変わりません。
また、登りたいなぁ~

南アルプス方面



山頂での休憩後、大河原湿原までスノーシューで散歩

そして、ゴンドラで下山  楽チンです~!


今日は、足もそれほど痛くならずに、山歩きを楽しむことが出来ました。
スノシューは、アイゼンよりも足裏にやさしいいので安心です。
また、どこかへスノーシューで遊びに行きたいなぁ~