キレンゲ日記

山もいいけど、
おいしいご飯が食べたいな~

2011年12月18日 八ヶ岳-赤岳

2011年12月19日 | 八ヶ岳
2011年12月18日(日)、八ヶ岳-赤岳に行きました。

白い山並みを求めて、また赤岳に登ったのですが、今回は少し残念な天気でした。
※コースマップは前回(12/10)と同じです。

本当は、17日(土)に行く予定だったのが、
金曜の夕方、突然、休み明けまでに対応しなければならない仕事が発生した。

あ~、これで今週末の山登りは中止だ~・・と諦めていたのですが、
土曜日、仕事がはかどり、何とか日曜日は休める事になりました。

先週は、もし日帰りが無理だったら、
赤岳鉱泉に泊まれば良いという選択肢がありましたが、
今回は何としても1日で下山しなければならないといった
プレッシャーがありました。

なので、
もし昼の12時までに登れなかったら引き返す事にして出発しました。


午前5時15分、気合で美濃戸口を出発。 
 
まだ、周りは真っ暗です。 
自動販売機の明かりで身支度をしました。

美濃戸林道をヘッデン点けて歩きますが、
寒さのせいで電池が弱ったらしくライトが暗い。
このところ、電池交換してないからな~。


午前6時25分、美濃戸山荘。
小さな雪ダルマが出迎えてくれた。


午前8時30分、行者小屋に到着

雲で、まったく山が見えません。 本当にガッカリな天気です。

おかしいな~。 
深夜に空を見上げた時は、星がチカチカと綺麗だったから、
今日は絶対に晴れだと思ったのにな~。


でも、せっかく来たのだから・・と、気持ちを立て直し、
午前9時、文三郎尾根に進んだ。


稜線に到着。 風が強くて寒い!
久しぶりに、お尻が寒い・・という感覚を味わいました。



山頂は全く見えず・・。


あんまり寒いので、ここで引き返そうかと思いましたが、
山頂に向かう人達を見て、つられて登りました。


クサリ場に到着。
ここまで来たら、もう頑張るしかありません。


午前11時、赤岳山頂に到着。


視界は50mくらいか。


メチャクチャ寒いです。
二人組の方から写真撮影を頼まれたのですが、
寒さで指の感覚が鈍っていたので、
人のカメラ、落とすんじゃないかとヒヤヒヤしました。

天望荘方面に下りてきた。


地蔵尾根を下る。


今回の地蔵尾根は、クサリもバッチリ出ていて、
迷うような箇所はありませんでした。


少し視界が開けた。


お昼の12時、行者小屋に到着。

少し雲が取れてきた感じがする。

干し柿が甘くて美味しい。


12時15分、行者小屋を出発。
これ、今日一番きれいに撮れた写真かな。



そして、14時20分、美濃戸口に到着。
ヤレヤレ、今回も日帰りできました。


美濃戸口の駐車場で、駐車場のおじさんとバスの運転手さんと少し立ち話をした。
八ヶ岳、今の時期は天気が不安定な時期だそうです。
1月になると少し安定して、登山客で混み合うとの事。
そうだったんだ。 じゃあ、また1月に来ようかな~。

次の週末はクリスマス寒波で天気が荒れるそうですが、
もしそうなら、今回が今年最後の八ヶ岳になります。

天気は今一つだったけど、今年最後だと思えば、
やっぱり来て良かったんだ・・と思いました。

2011年12月10日 八ヶ岳-赤岳

2011年12月12日 | 八ヶ岳
2011年12月10日(土) 赤岳に行きました。

12/9(金)朝、茨城県南部に初雪が降った。
(まぁ、少しちらついた程度だが・・)

八ヶ岳には、きっと雪が降ったに違いない。
そして、週末の天気は良さそうだ。

八ヶ岳の白い山並みを想像しているうちに、
雪の赤岳に登りたい・・という気持ちがドンドン大きくなり、
夕方には頭からはみ出しそうになった。

ならば、行くか!・・と、仕事から帰って直ぐに出かけました。
(出発時、車のフロントガラスが全面凍結していたのには驚いた・・)


コースマップ


10日(土)夜明け前、
富士見高原付近の道路を美濃戸口に向かって走行中、
反対車線に鹿の死体が転がっていた。
きっと、車と接触したのだろう。
このあたり、鹿がよく飛び出してくるので要注意です。


そして、午前6時半、美濃戸口をスタート。
ちょっと、出遅れたかな。

美濃戸への林道は雪で真白。 ワクワクします。


今日は、この冬で一番の寒気が来ているそうだが、
それほど寒さを感じません。
 

美濃戸に到着。 南沢に進む。


お~


おお~


おおお~


お~お~言ってたら、行者小屋に着いた。
ほどよく雪が積もってます。 これはもう登るしかない!



アイゼンを付けて、午前10時、文三郎尾根に進む。
お昼までに山頂に着けるといいな~。


階段が続く。


ひゃ~、すごい~!


真っ白だよ!


稜線まであと少し!


稜線に出て・・・


岩場に入った。  クサリは出てますよ~。 


そして、山頂に到着。


この景色は一体何・・・。 やっぱり、来て良かった~。


権現岳


阿弥陀岳


もう少しここに居たいけど、やはり寒い。 雲も広がってきたし、早く下りましょ。

天望荘方面に下りる事にした。


さようなら、赤岳! また来るよ~。  


急斜面。 アイゼンを効かせて慎重に下ります。



天望荘の裏手で小休止。



富士山



そして、いよいよ問題の地蔵尾根です。

今年の2月、人の踏み跡を信じて迷い込んだ北側の沢スジには、
絶対に入り込みたくない。
踏み跡は参考程度とし、クサリを信じようと思った。

はたして、リベンジできるだろうか?

地蔵尾根の入口では、
クサリは半分くらい雪に覆われていたが、何とかルートはわかる。
踏み跡も残っているから間違いない。

ところが、稜線から70mほど進んだところで迷った。
踏み跡が北側に折れたからです。

踏み跡を追えば、2月の沢スジに迷い込むような気がするし、
クサリは雪に覆われてハッキリしない。


どうしよう?・・と困っていたら、運良く、上から下りて来る人を発見。
私の方に近づいてきたので、尋ねてみたら、
北に折れる道が正しいとの事でした。
いやぁ、助かりました。

ルートがわかれば勇気100倍です。 安心して下山できました。 

地蔵尾根、ルートに迷ったけれども、危険な場所はなかったです。
ただ、迷った場所の写真を撮っておくべきだったな。

やっぱり、文三郎⇒地蔵尾根の周回は道迷いのリスクが高い。
(まぁ、私だけかも・・・ですが。)

結局、自力では下りれなかったので、リベンジは失敗です。
地蔵尾根、どうも苦手です。


そして、無事に行者小屋に到着。  山の上は、すっかり雲に覆われていた。


美濃戸へ向かう登山道の途中には、工事現場があり、
資材を運搬するヘリが、何度も何度も行き来していました。


林道を歩いて美濃戸口へ戻った。


今日は、きつかったけど、何とか
雪の赤岳を日帰りで登り終える事が出来ました。  
課題が残ったものの、一応、目標を達成できました。


そして、今日は月食の日でもある。
少しだけ写真を撮ったが、疲れてたので途中で寝た。







翌日、野辺山の平沢峠から見た八ヶ岳

この景色を見ていたら、また登りたいという気持ちが湧いてきます。

地蔵尾根、次は必ず・・。