キレンゲ日記

山もいいけど、
おいしいご飯が食べたいな~

2010年5月22日 八ケ岳-権現岳

2010年05月23日 | 八ヶ岳
2010年5月22日(土)、八ケ岳の権現岳に行きました。

先週、甲武信岳から八ケ岳を見た時、権現岳辺りの雪がかなり少なくなっていたので、
そろそろ登れるのではないかと期待して行ったら、なんと登れちゃいました。

権現岳山頂です。


コースマップです。 歩いた距離=約12Km、約8時間の山歩きでした。
ところどころ残雪がありましたが、アイゼン不要でした。


観音平から午前6時5分ごろ出発です。
観音平の駐車場には5時半ごろ到着しましたが、すでに駐車場には8割程度の車が止まっていました。
(下山時は満車で、道路に路肩駐車している車もかなりありました。)
人気の登山口のようです。 恐るべし・・。 今度は、もっと早く来なきゃね。

早々に準備をして、まずは編笠山を目指します。

登り始めてしばらくすると、展望の良い場所がありました。
今日は少し雲っているので、展望はあまり良くありません。
でもこれくらいの方が日差しも弱く涼しくて、山登りには良い感じです。


岩場に入ると、こんな階段もありました。
でも、すぐ左に巻き道があり、階段を使う必要はないです。
どうしてココに階段を作ったの?  冬だと階段が必要なの?


標高も高くなって来ると、だんだん斜面が急になり、息も苦しくなってきます。
すると、こんな看板がありました。
『本当に山頂は直ぐなの?』・・と疑ってしまいます。
登山者を励ましているようですが、ビールやカキ氷を宣伝しているようです。
私も『ビールのみたい!』と思いましたが、飲んだら権現岳に行けなくなるよ~。



でも、編笠山の山頂までは本当に直ぐでした。
看板に偽りなしです。


権現岳方面を見ると、登山道に雪は無さそうです。 
本当に今日は登れそうな予感がします。 疲れも吹っ飛びました。『ワクワク!』


赤岳、阿弥陀岳方面もかなり雪が少なくなっています。 
『次は赤岳だな。そして横岳へ縦走してツクモグサを・・。』

オッと、その前に権現岳を登らなきゃね・・。


編笠山から青年小屋に下り、権現岳に向かいます。
登山道にはところどころ雪がありますが、アイゼンは不要です。


写真はありませんが、青年小屋から権現岳に向かう登山道入口すぐの雪の踏み跡に
人のウンチがしてありました。 最初はドロかと思いました。
誰か誤って踏みつけるのを狙ったイタズラの様です。
そういえば以前、権現岳の山頂付近の登山道に人のウンチがしてあったという
ブログを読んだ記憶がありますが、まったく酷いことします。 
世の中には本当に犬以下の人間がいるんだ・・と思いました。

まぁ、そんな事はどうでも良いです。 権現岳に向かって進みます。

しばらくすると、『のろし場』という所に到着です。
何でもない場所ですが、『のろし場』という名前が面白い。
昔、インディアンでも居たんでしょうか? 


さぁ。ここからが本番です。まずは、西ギボシを登ります。
写真の右には、権現岳の山頂が見えますね。 
こんな所、本当に登れるだろうか? 『ドキドキ・・』


斜面はガレ場で、登りずらい、
息も苦しくなり、全然、足が進まないので休憩します。
ストックもここで収納しました。


つぎつぎと後続の方に抜かれます。 自分の体力の無さを感じます。


『ハァハァ』言いながら西ギボシを登り終え、次は東ギボシに登ります。
権現岳の山頂が少し近づいてきました。

東ギボシの登山道は、頂上は踏んでおらず巻き道になってます。
とはいっても、最後の方は結構急なガケを登りますが・・。


途中、先ほど登った西ギボシを振り返ります。 こちらからは穏やかな山容に見えます。


クサリ場です。 
高度感があって怖いらしい・・という話を聞いて心配していましたが、
それほどでもありませんでした。
乾徳山のクサリ場の方が、よほど怖いです。(私にとっては・・)


東ギボシを登ると(巻くと)、権現小屋がすぐそこに見えます。 『もう、ちょっとだ~』


すぐに権現小屋に到着。


登ってきた西ギボシと東ギボシを振り返ります。
『すごい! すごい! こんな所、登って来たんだ~ 』

手前に写っているのは、権現小屋のトイレです。 
誰かのブログで、『ワイルド』って表現されていましたが、ちょっと意味がわかりません。
ガケ側に窓でもあるのかと思ってました。


そして、とうとう権現岳の山頂です。
権現岳のシンボルの剣もちゃんとありました。
(青のザックは他人様の物でございます・・)

『いゃ~本当に権現岳に登れたよ! すごいな~ 』


権現岳を堪能した後は、三ッ頭に下ります。
『こないだはあの鞍部まで来て、強風と寒さに負けて引き返したんだよな~ おしかったなぁ』
前回とは打って変わり、今日は穏やかで涼しげな風が吹いています。
  

三ッ頭から権現岳を振り返ります。 
こちらから見ても、先月とはまるで違いますね。
先月は、ココで指をくわえて権現岳を見てたんだよな~


三ッ頭の少し先の分岐からは、木戸口に下ります。
「木戸口公園」って書いてありますが、公園なんて本当にあるの?



「木戸口」に到着しましたが、やはり公園なんてありません。



つづいて、ヘリポートに到着。 
雲取山のヘリポートの4分の1くらいの大きさです。


観音平に戻ってくると「ヒカリゴケ」の道標を発見。 ちょっと行ってみよう。

すると、「ひかり苔」の看板が・・。


すぐ先には鉄格子付きの洞窟があった。 
覗いてみたが、光っているコケはなかった。 周りが明るいからか?


前回もそうであったが、八ケ岳に行くと、下りで軽い頭痛がする。
下山した後もしばらく痛い。
高山病かもしれないが、山頂ではなく、下りで高山病なんてあるのだろうか?
山頂から2300~2200m付近に下りてくると、頭痛が始まる。

次は頭痛薬を持って登ることにしよう。

2010年5月16日 乾徳山

2010年05月17日 | 山梨県の山
2010年5月16日(日)、乾徳山(けんとくさん)に行きました。

乾徳山は4月4日にも登りました。 
昨日の甲武信岳の近くなので、登る事にしました。

道の駅「まきおか」で車中泊をして朝を迎えました。
道の駅を散歩をしていたら、丘の上におもしろい物がありました。

乾徳山には岩場があるのでちょうど良いと、早朝から練習をしましたが、
結構むつかしいですね。 上までは登れませんでした。


また、丘の上にはこんな物もあります。 窯でしょうか?
『道の駅にどうして?・・ まぁ、いいか』 


道の駅「まきおか」を離れ、乾徳山の登山口駐車場(徳和集落)に移動します。

空は完全に曇りです。 
雨でも降り出しそうな感じですが、天気予報では青空になるそうです。
『本当かなぁ?』


とにかく登ってみようと、午前6時ごろ出発しました。

登山口には立派な看板があります。
良く見ると、昨日の甲武信岳の登山口の看板と同じ作りです。

とても大きな看板ですが、林道を登ってくる方向に対して、少し斜めに
設置されているので、間近まで看板が見えません。
立派な看板なのに、もったいないですね。


国師ヶ原にある道標です。「クサリ場」の記載が気になります。 『怖っ!』


月見岩に到着です。 周りは霧で、視界がありません。


乾徳山も霧に隠れています。


少し待っていると、乾徳山が見え始めました。


少し先の扇平では、視界はかなり開けました。


ふと振り返ると、雲海です。


そろそろ岩場ですね。
ペンキで描かれた矢印が、岩場を連想させます。 『ドキドキ・・』


『でたっ! 乾徳山のV字谷!』 ※私が勝手にV字谷と呼んでるだけですが・・。
筑波山のV字谷と良く似てます。 傾きが逆だけど・・。


※参考 下の写真は、筑波山のV字谷です。 やっぱり似てます。 


雲海に浮かぶ富士山です。


タオルの忘れ物です。
次の岩場に備えて、汗でも拭いたのでしょうか? 臨場感を感じます。


クサリ場です。 ここはクサリは使わず、難なくクリア! 


山頂手前のクサリ場です。 足場が確保できません。
クサリを使ってよじ登りました。
昨日の甲武信岳の疲れのせいか、フラフラしながら登りました。


山頂に到着。


昨日、登った甲武信岳です。 (中央の少し尖がった山)


下山すると、空は快晴。 でも、ちょっと雲が多いかな?


『笛吹の湯』(入浴料=500円)で汗を流して、勝沼ICを目指します。
フルーツラインからは「ぶどうの丘」が間近に見えます。


ふと下を見ると、ワイン工場が・・。 何やら楽しそうな音楽が聞こえてきます。
”コーヒールンバ”を女性が歌っています。 
プロの歌手でしょうか? 結構、じょうずです。


階段を下りて、ぶどう畑の脇を通って下に行くと、「シャトー勝沼」のワイナリーでした。


今日は、ワインフェスタを開催しているようです。
大勢の人がワインを飲んで盛り上がっています。

先ほど、”コーヒールンバ”を歌っていたのは、この女性歌手のようです。
”涙そうそう”も歌ってましたが、こちらは今一つな感じ。
※私、”涙そうそう”には、ちょっとうるさいです。

この方、「夏川りみ」でないことは確かですが、何という歌手でしょうか?
周りをキョロキョロしたのですが、どこにも書かれていなかったのでわかりません、


それにしても、皆さん、おいしそうにワインを飲んでます。

『僕もワイン飲みたよい~! ピザやソーセージもおいしそう。 でも、車が・・。』

グズグズしてると中央高速が渋滞し始めるので、ワインはあきらめて直ぐに立ち去りました。

2010年5月15日 甲武信岳

2010年05月16日 | 山梨県の山
2010年5月15日(土)、甲武信岳(こぶしだけ)に行きました。

コースマップです。 歩いた距離16Km、約9時間の山歩きでした。


『道の駅みとみ』を、午前6時に出発です。 登山口は西沢渓谷の中にあります。


登りは『徳ちゃん新道』で行きます。 途中、富士山が良く見えました。


下には、広瀬ダム湖です。 
湖の手前左は、だぶん『道の駅みとみ』の駐車場だと思います。


山頂が近くなると、雪道になりました。


やっと、甲武信岳が見えました。 
登っても登っても山頂が見えなかったので、本当に”やっと!”です。
よほど、”恥ずかしがり屋”な山なんですね。


甲武信岳の山頂に到着です。 


八ケ岳が良く見ます。
権現岳は、かなり雪が少なくなってきました。


金峰山方面の眺めです。


甲武信岳小屋です。 これぞ、山小屋といった感じですね。



登りに使った『徳ちゃん新道』と『近丸新道』の分岐点です。
下りは、『近丸新道』にしました。 


『近丸新道』には、沢を渡る所があるので心配だったのですが、
登って来た方にお聞きしたら、橋があるので大丈夫との事でした。

途中、白い岩があちこちにありました。何でしょうかね。


急斜面を下りて、沢に到着です。 『あれっ、橋がないぞ!』


大丈夫。橋は、少し上流の堰堤の方にありました。 
でも、私の嫌いなタイプの橋です。 しかも、グラグラしてました。
何とか、この橋は渡ることができました。


もう1本、橋がありました。
この橋はかなり曲がっていて、橋を渡るのは危険です。 
水の流れる岩の上を歩いて渡りました。 


ところどころ、登山道が崩壊しています。


ハッキリ言って、『近丸新道』はあまり良くないと思いました。
『徳ちゃん新道』の方が安心して歩けますね。

『近丸新道』には、レールの跡もあります。 何かの鉱山だったのでしょうか?


『近丸新道』の登山口に出ました。 
こんな立派な看板があると、こちらから登ってしまいますね。


西沢渓谷の入口近くに、こんな建物がありました。駐車場付きの公衆トイレだそうです。
朝、前を通った時は、御茶屋さんかと思ってました。
犬を連れた方は、あかの他人です。 
写真を撮ろうしても、ずっとこの位置から退いてくれないので、写しちゃいました。


『甲武信岳』、登り4時間半と、かなり登りのきつい山でした
太ももが筋肉痛になってしまった。

下山後は、西沢渓谷を少し散策しようかと思っていましたが、
そんな余裕はありませんでしたね。

2010年5月9日 那須高原-三本槍岳

2010年05月10日 | 那須岳
2010年5月9日(日)、那須高原の三本槍岳に行きました。

昨日、茶臼岳しか登れなかったので、今日こそは・・と那須岳登山口に向かった。

ところが、駐車場には時々車が揺れる程の風が吹いている。
明らかに昨日より風が強い! 困ったぞ。

しばらく様子を見ていると、数名が下山して来る。 きっと風が強いのだろう。

そうこうしていると、今度は100名近くの団体さんが到着。
高校生くらいの若者達です。 遠足気分のようだ。 
この風で、彼らは登れるのだろうか?

登るかどうか迷っていたが、この団体さんと一緒には登りたくない。
ここから登るのは止める事にした。


持参していた分県登山ガイドによると、
福島県側から三本槍岳に登るルートがあるとの事なので、福島県側の登山口に向かった。
ただし、移動に少し時間がかかりそうだ。

途中、スキー場のゴンドラを発見。

もしや、上にハイキング・コースがあるのでは?・・と立ち寄ってみると、
『ピンポーン』、三本槍岳までの登山コースがある。 
北湯コースだ。


時間もないので、ここから登って見ることにした。

何か変な気分だが、エスカレータに乗って『いざ、出発!』  


ゴンドラに乗り込むと、スキー場の『水仙祭り』の様子が良く見える。


そして、山頂駅に到着


三本槍岳を目指して、登山道を進む。


左側には朝日岳が見える。


清水平に到着


そして、三本槍岳の山頂


広めの山頂だが、風が強くて、ここでは休めなかった。


清水平まで下りたところで、朝日岳に行こうかどうしようか迷ったが、
ゴンドラの最終時間(16:00)が気になるので、朝日岳はあきらめた。


赤面山への分岐に到着。 赤面山方面への踏み跡はなかった。


登って来た斜面を下山する。 ゴンドラの山頂駅が遠くに見える。


そして、ゴンドラに乗って下山する。


今日のコースマップ    


約4時間の山歩きだっが、三本槍岳に登れたので満足した。
今度は朝日岳に登りたい。

2010年5月8日 那須高原-茶臼岳

2010年05月09日 | 那須岳
2010年5月8日(土)、那須高原の茶臼岳に行きました。

でも、本当は三本槍岳、朝日岳を登り、茶臼岳はついでに登るつもりでした。
だって、茶臼岳はロープウェイで登れる山ですから・・。 

でも、こうなっちゃいました。

コースマップです。 
歩いた距離≒15Km、約8時間の山歩きでした。


茶臼岳の登山口にある駐車場に車を止めて支度をしてると、
次々と下山してくる人がいます。

『変だなぁ~』と思いながら様子を伺っていると、どうも山の上では風が強いらしい。

『まぁ、とりあえず行ってみるか!』ということで出発しましたが、
約30分後、私も下山したくなっていました。

岩にしがみつきながら撮影した『峰の茶屋跡の非難小屋』 ※中央部に小さく写ってます。


とんでもない風が吹いています。
先日の八ケ岳の硫黄岳の風と互角かもしれない。

もういい加減に下山しようかと思いながら、岩陰に隠れていると、数人の方が登って来ました。
これを見たら少し元気が出てきたので、私もつられて登り始めた。

そして、何とかたどり着いた峰の茶屋跡の非難小屋の前には、こんな看板が。

『えっ~、風に吹き飛ばされた人がいるのか。 ありえるかもね~。』


さて、他の人たち、せっかく登って来たのに非難小屋から動こうとはしません。
『どうしたのかな?』 ※イヤミだな~。風が強くて動けないんです!

しばらくすると、2人ほど下山していきました。
ほどなく、私も下山し始めましたが、途中で少し風が弱くなった気がしたので、
再び非難小屋まで戻りました。

そして、朝日岳に向かいます。
ですが、非難小屋から20mほど少し進むと、とんでもない強風が吹いていて、本当に立ってられません。
吹き飛ばされそうです。


仕方なく、反対の茶臼岳方面に進むと、こちらは何とか進めます。

茶臼岳から見た、朝日岳、三本槍岳。


茶臼岳からロープウェイ駅方面に下山しようとすると、沢山の人が登って来ます。
皆さん、同じ木の棒を持ってます。 消防署の訓練服を着た人も数人いました。

どうも、開山際のようです。 茶臼岳山頂の祠を目指しています。


そして、ふとロープウェイ駅方向を見ると、数えきれない程の人達がこちらに向かってきます。
まるで、蟻んこの様です。


『うわぁ、大変だ! このままじゃ、あの人達に巻き込まれてしまう。』と思って、
さっき登って来たルートに移動しました。

振り返ると、斜面を登る蟻んこ達です。 間一髪でした。


非難小屋に近づくと、ちょうど下山する人達がいます。


非難小屋に到着後、もう一度、朝日岳方面を目指しましたが、
やはり強風のため進めません。

どうしようかと思いながら、
ふと北斜面を見ると三斗小屋が見えたので、見に行く事にしました。

ほどなく、三斗小屋に到着。


さらに先には、三斗小屋温泉があります。


そして、三斗小屋温泉に到着。


今日は、泊まるつもりはないので、温泉だけ入りたいなぁと思いましたが、
この看板がドーンと何箇所も貼り出されています。


ウロウロしていたら、温泉宿のおばさんが出てきましたが、
さすがに『入浴だけできませんか?』とは聞けませんでした。

温泉はあきらめて、来た道を戻ります。


この道は、昔は牛が歩いた道だった。


途中から、姥ヶ平方面に向かうが、このコースはとてもわかりにくい。 
道標が2~3箇所の他は、かすかな踏み跡だけで、赤テープ等はない。


沼ッ原~姥ヶ平のコースに出る直前でコースを見失ったが、何とか踏み跡を発見した。
今日は1人、沼ッ原から歩いてきた人がいるらしい。

そして、やっと茶臼岳に帰還。


こんな間近から煙が・・。 大丈夫か? そんな事、言ってる間に早く逃げよう!


そして、非難小屋を経由して、駐車場に下山した。


下山後は、『もみじ谷の大吊橋』に立ち寄りました。


有料なので渡りませんでしたが、向こう側には、竜神峡の吊橋の様に鐘でもあるのでしょうかね? 

2010年5月4日 飯山 菜の花祭り

2010年05月09日 | 日記
2010年5月4日(火)、長野県飯山市の『菜の花祭り』に行って来ました。

さすがに5日連続で山に行くと、山は休みたくなります。

『せっかく長野まで来たのだから、思いきって北アルプスでも・・』と、
思ったが、そんな無謀な事はやめる事にした。


飯山に向かう高速道路の途中、
小布施SAから桜が一杯の堤防に出られたので、しばらく見学した。

こんなに桜がきれいなのに、人が少ないのビックリ!
みんな、もう桜には飽きてしまったのだろうか?


次に立ち寄った道の駅『千曲川』では、こんな物が売っていてビックリ!
『コ、コレって、食べられるんすか?』


レシピが貼ってあった。 『でも、おいしいのかなぁ?』


ちなみに『片栗粉』って、本当はカタクリの根から取ったデンプンの事らしい。

『菜の花祭り』の会場は、千曲川沿いにある。


対岸に車を止め、『菜の花渡し舟』で『菜の花公園』に向かう。


菜の花公園からの眺め。 あれは、何という山だろうか?


菜の花の中にカメラを突っ込んでみた。


菜の花公園の上の丘は、出店が一杯。 焼きそばの匂いが強烈に漂ってくる。


すごく暑かったので『菜の花祭り』からの帰り道、南長野運動公園のプールに行った。


泳いでいたら、監視員の方から『ジャスト・タイム・スイム」に挑戦しませんか?』と声をかけられた。
何でも、25mを30秒ジャストで泳げたらプレゼントがあるらしい。

無料だというので1回だけやってみたが、結果は30.6秒でした。


プールで泳いだ後、食事に入った店で3度目のビックリが・・。

たまたま注文した『蛸と山芋の味噌あえ』に、何とカタクリが入っていた。
葉っぱを見た瞬間、カタクリだと思ったので、お店の人に聞いたら、やはりカタクリとの事。
カメラを持っていなかったので写真はない。

ほんの僅かであったが、カタクリを食べた。
『ん~、三つ葉のおしたしの味かなぁ~』

2010年5月3日 北八ケ岳-にゅう

2010年05月07日 | 八ヶ岳
2010年5月3日(月)、北八ケ岳の『にゅう』に行きました。

『にゅう』とは、刈り取り後の稲を円錐状に積み上げた物の事だそうです。
最近はあまり見かけませんが、私が子供の頃は良く見かけましたね。
名前が変わっていたので、行ってみる事にしました。

今日のコースマップです。  歩いた距離=8.3km、 約4時間の山歩きでした。


白駒池入口の駐車場(500)に車を止めて出発です。


登山道入口からすでに雪があるので、アイゼンを装着しました。

直ぐに白駒池に到着します。


『にゅう』への林間コースに進みます。


途中の道標には、
『にう』とか『ニュー中山』とか書かれているので、少し戸惑いました。
GPSがなかったら、間違えていたかもしれません。

そして、1時間ほどで『にゅう』に到着。 『にゅう』っと岩が飛び出てますね。


『にゅう』から下を見下ろします。 休憩するのにちょうど良い場所です。


南西方向に見えるあの山は、天狗岳でしょうか?
権現岳や赤岳じゃなく、あれくらいの山なら、私でも登れそうです。


ここからは、中山へ向かう尾根を歩きます。
日差しが強くなります。


雪が緩んでいるので、ときどき踏抜いてしまいます。
クレパスの様に、中が空洞になっている場所もあります。
ここは、1mほどの深さがありました。


中山からは、蓼科山が一望できます。


そして、高見石小屋です。 わりと賑わっています。
私もテラスに上がって、ビールでも飲みながら日向ぼっこしたいです。


スキーツアーコースの看板もありました。


このあたりは、急な斜面もないので、山スキーやスノーシューで遊ぶのに最適ですね。
『来年は、スノーシューを楽しみたいな~』と、思いました。

そして、白駒池入口の駐車場に戻って来ました。


今日は、のんびりした楽しい山歩きができました。 

今度来るときは、天狗岳まで行ってみたいですね。

2010年5月2日 瑞牆(みずがき)山

2010年05月06日 | 山梨県の山
2010年5月2日(日) 山梨県北杜市の瑞牆(みずがき)山に行きました。

登山口に向かう途中、みずがき湖に立ち寄りました。
出迎えてくれた『ラジウムせいじん』にビックリです。 
こいつ、完全にイカレてます。


登山口には、午前9時半に到着。 
思っていた以上に人が沢山いて、驚きました。
駐車場もすでに満車で周りにも車が溢れてます。
仕方なく、少し離れた路肩に車を止めました。

今日のコースマップ。  瑞牆山荘から出発です。
歩いた距離=11.3Km、約6時間の山歩きでした。


富士見平は、瑞牆山と金峰山の分岐点です。
金峰山は今度登ることにして、今日は瑞牆山に進みます。

そして、・・『お~、これがポレポレ隊の割った岩ですな。 見覚えがあるぞ。』


『何mぐらい、あるんでしょうか?』


山頂直前はツルツルの氷で、アイゼンが必要です。
アイゼンを持っていない人も無理やり登ってますが、下りるのが大変です。
途中、『一歩も動けません~』と半泣きで道を塞いでいる女性がいました。
可愛そうなので、ストックを貸してあげました。

そして、瑞牆山の山頂です。


山頂は人で一杯です。 筑波山の女体山山頂のような混み具合でした。


下山は、人の少ない不動滝に向かうコースにしました。
でも、こちらは雪です。 


不動滝まで来ると、雪や氷も無くなりました。


不動滝から先は、ちゃんとした道標があるので安心感があります。


『あっ、がま石だ!』 でも、投げ石が届くような高さではありません。


立派な橋もありますが、


こんな朽ちた丸太橋もありました。 壊れそうで渡れません。


『どうだ! 瑞牆山の大盛りだ~』  芝生広場からの眺めです。

ここから瑞牆山荘までの林道歩きが、とても長く感じました。

下山後、車で通りがかった道の駅『南きよさと』です。 大混雑してます。


そして『清泉寮』です。 こちらも混雑しています。


『清泉寮』では、ポレポレ隊の真似をしてソフトクリームを食べました。

2010年5月1日 八ケ岳-三ッ頭 ~リベンジ~

2010年05月05日 | 八ヶ岳
2010年5月1日(土)、八ケ岳の天女山登山口から、三ッ頭に行きました。

昨晩は、道の駅『小淵沢』で車中泊しました。
朝、起きたら、たくさんの車が止まっていたので驚きました。
皆さんも、車中泊のようですが、犬と一緒に車中泊の人が結構いますね。


3月に途中まで登って引き返した『前三ッ頭』(左)と『三ッ頭』(右)です。


海抜1900mの石碑です。 
『お久しぶりです。 あなたとは2度目ですね。』


天女山登山口から、約3時間で『三ッ頭』に到着です。

『三ッ頭』から見た、権現岳(左の先の尖った山)です。
権現岳の山頂まで、あと1時間ほどで行けるが、どうしよう?


この先の鞍部は、風の通り道になっているらしく、恐ろしく風が強いです。
少し行きましたが、手先や足先が直ぐに冷たくなります。
凍傷になりそうなので引き返して来ました。

そして、私の後から登って来た方が、権現岳に向かって行きます。
少し見ていましょう。


20分ほどすると、先ほどの方が登って行かれる様子が見えました。
『すごいな~。あんな所を登っています。』


『権現岳、行ってみたいなぁ~』
でも、今日の私は無理はしません。
さっさと下山しました。

下山すると、”にせ八ケ岳”の『茅が岳』が見えました。
この山は、3月に登りました。 


『瑞牆山』(左)、『金峰山』(右)も見えました。


そうだ。 明日は、『瑞牆山』に行ってみよう!

今日、歩いたコース

2010年4月30日 八ケ岳-硫黄岳からの下山

2010年05月05日 | 八ヶ岳
2010年4月30日(金)、今日は硫黄岳山荘から下山しました。

硫黄岳山荘から見た日出です。 ガスっていて、何も見えません。


日が登ると、直ぐにガスも消えて周りが見渡せるようになりました。
目の前の『台座の頭』も良く見えます。


午前8時半ごろ、硫黄岳山荘を出て硫黄岳に向かいました。

反対方向の『台座の頭』まで行ってみたい気持ちもありましたが、
やはり、昨日トラバースした所が気になり、無駄に体力を消耗したくありませんでした。

硫黄岳からみた『台座の頭~横岳~赤岳』


硫黄岳からみた『横岳~赤岳』
何度みても、すばらしい眺めです。


昨日ほどではありませんが、今日も風が強いです。
『赤岩の頭』に下ります。


ここで、登って来られる方(1人)とすれ違いました。
例の斜面をトラバースして来たとの事。
『あ~、良かった! これで踏み跡はあるぞ!』

さらに、『赤岩の頭』から下を覗くと、数名の方が斜面を登って来ます。
トラバースの踏み跡も、ハッキリ見えます。

全員が登り終えたら、今度は私が下りる番です。
10mほど下りると、例のトラバ-スです。


踏み跡はしっかりあります。
でも日差しの影響で、かなり雪が緩んでいます。
昨日より、崩れやすく感じられます。

でも、もう渡るしかありません。
一歩一歩、慎重に足を出しますが、所々で雪が崩れてバランスを崩しそうです。
そして、とうとう途中で一度転びました。 
落ちるかと思いましたが、何とか大丈夫でした。 『お~、怖』

心配だったトラバースも何とかクリアして、赤岳鉱泉まで一気に下りました。

昨日、お昼に休憩した赤岳鉱泉。


そして、中山乗越の展望台から見た赤岳~中岳~阿弥陀岳
『夏になったら、絶対に登るぞ~!』


行者小屋を経由して美濃戸へ下山します。
この間、結構長く感じた。

やっと着いた美濃戸山荘。 閑散として人が居ません。


美濃戸~美濃戸口までの林道を歩きます。


こんな凸凹斜面もあった。 

FFの小型車が登って行ったが、タイヤが少し空回りしてました。
『今度、来たときも、やはり車は美濃戸口に止めよう!』と思った。

昨日、一緒に登った方や、今日、赤岩の頭ですれ違った方々は、
今頃、横岳~赤岳を縦走しているのでしょうね。
少し悔しいですが、雪解け前の八ケ岳は自分にはまだ無理だと悟りました。

歩いたコース ※赤(4/29)、青(4/30)

2010年4月29日 八ケ岳-硫黄岳

2010年05月05日 | 八ヶ岳
2010年4月29日(木)、八ケ岳の硫黄岳に行きました。

6月には、阿弥陀岳~赤岳~横岳~硫黄岳を縦走したいので、今日はその下見です。

午前6時30分、美濃戸口に車を停めて出発です。
天気予報では、午前中に雨との事ですが、この時点では雨は降っていません。
ただし、曇り空で湿った風が少し強い。
そのうち、雨になるでしょう。

美濃戸口~美濃戸まで未舗装の林道を1時間ほどいて、美濃戸に到着です。
美濃戸山荘の無料休憩所で、一休みしました。 

美濃戸山荘前には、八ケ岳の案内図があります。
ここで北沢コースと南沢コースに分岐します。

私は北沢コースで赤岳鉱泉を目指しました。。


美濃戸を出ると、直ぐに雨が降って来ました。 『やっぱり、雨か・・』

雨具を着て歩きますが、特に急ぐ予定でもなかったので、
途中にあった物置小屋の軒差しで雨宿りをすることにしました。

30分ほどしたら、男女二人連れが下山して来ました。
このお二人、昨晩は赤岳鉱泉に泊まったけれど、
朝起きたら天気が悪いので、登るのをあきらめて下山してきたそうです。
女性の方は、『上は雪! ピューピュー 寒いよ!』・・と、何やらふてくされた感じです。
『よほど、寒かったんだろうな~』

その後、1時間近く待っても雨が止まないので、仕方なく歩き始めました。

少し先の堰堤広場を過ぎると、林道から雪に覆われた登山道に変わります。


結構、深い踏跡もあるので、注意しながら歩きます。


11時30分ごろ、赤岳鉱泉に到着しましたが、まだ雨が止みません。
赤岳鉱泉の休憩場所で、コーヒーを注文して一休みしました。

お昼を過ぎると、雨も上がって、急に青空が見え始めました。

本当は、赤岳鉱泉から行者小屋を回って、下山するつもりでしたが、
青空を見ると、何だか急にやる気が出て来ます。

それに、さっき硫黄岳方向に登っていく人を見かけました。
『よし! 今日は、硫黄岳まで行ってみよう!』

さっそく硫黄岳に向かって歩き始めます。

すると、突然こんなものが見えました。  すごい迫力です。『何だ、こりゃ!』


もう少し登ると、また見えました。『すごいな~。横岳から岩が突き出てるよ!』


この後、結構な急斜面を登ります。
アイスバーンの斜面もあるので、6本爪の軽アイゼンではかなり登りにくいです。
やはり、つま先にも爪のある10~12本爪のアイゼンが必要ですね。

また、赤岩の頭の直前では、雪の斜面をトラバースする場所があるので、
斜面にグサッグサッと差して歩くためのピッケルが欲しくなりました。 
でも無い物は無いので、ここは先行者の踏跡を慎重にトレースして渡ります。

そして、赤岩の頭に到着です。
左から、横岳~赤岳~中岳~阿弥陀岳が一望できます。
すばらしい眺めです。




そして、先ほど30mほどトラバースした斜面を見下ろします。
『ここは戻りたくないなぁ~。 どうしよう?』


写真の手前の斜面をトラバースしました。
風が強い上に、雪が崩れそうで怖かったです。


赤岩の頭では、私より一足先に到着され方が写真を撮っています。
少しお話したら、今日は、硫黄岳の向こう側にある硫黄岳山荘に
宿泊されるそうです。 宿泊予約の電話をされています。
『えっ、ここから携帯電話通じるんだ!』


風が強くてとても寒いですが、
せっかくここまで来たのだからと、硫黄岳に登ります。
でも、途中で決めました。『今日は、私も硫黄岳山荘に泊まろう!』

携帯電話で硫黄岳山荘に電話しました。 
電話は通じましたが、風が強くて向こう側が何を言っているのか、まったく聞き取れません。
とにかく『宿泊をお願いします』と伝えました。

赤岩の頭を見下ろします。
硫黄岳の山頂は、もう直ぐです。


硫黄岳山頂です。 ものすごい風です。


硫黄岳山頂か見た、噴火口跡です。


風が凄まじいので、写真を撮ったらすぐ出発です。
硫黄岳山荘の方向に下ります。

ですが、硫黄岳山頂~硫黄岳山荘の間では、さらに風が強まります。
真っ直ぐに歩けません。風で倒れそうになります。

約50m間隔で積まれた大きなケルンを辿って、何とか硫黄岳山荘に到着しました。

硫黄岳山荘の入口前の斜面です。 7月にはお花畑になるそうです。


硫黄岳山荘の中です。 今晩はここでお世話になります。


山荘の方にお聞きしたら、美濃戸に下りるには、
今日登って来た道か、横岳を通ってから行者小屋に下りるしか無いそうです。
でも横岳を通るには、今日よりも危険な場所(カニの横ばい?)があるそうです。

下山は、登って来た道を戻るしかなさそうですね。
さぁ、どうしよう。 
明日には、今日の踏み跡も消えているかもしれません。