キレンゲ日記

山もいいけど、
おいしいご飯が食べたいな~

2010年6月26日 磐梯山

2010年06月27日 | 福島の山
2010年6月26日(土) 福島県の磐梯山に行きました。
花が見ごろで、多くの登山客で賑わっていました。
(花の名前は殆どわからないので、後で調べました。)

今日は、八ヶ岳での初テント泊に挑戦するつもりだったのですが、
梅雨前線の影響で九州~関東にかけては天気が悪いとの事。
一方、福島県以北では天気が良いとの天気予報だったので、
以前から行ってみたかった磐梯山に行くことにしました。

ただ今回は、テント泊用の装備(約15Kg)を背負って山が登れるかどうか?
自分の体力がもつかどうか確認するのが目的です。
なので、登山口も山頂に一番近い「八方台」としました。

コースマップです。 歩いた距離は11kmで、約8時間半の山歩きでした。


八方台登山口です。

この登山口、「磐梯山ゴールドライン」という有料道路沿いにあります。 ※普通車:730円
でも午前5時ごろに料金所を通過したときは、料金所が開いておらず無料で通行できました。

登山口にある登山者カウンター? すごい! こんなの初めてです。 

太陽光発電で電力を蓄積して、入山者数&下山者数を監視する機械のようです。
下の方に赤外線センサが二つあるので、
入山者と下山者を区別して計測できるようになっているのではないかと思います。

気持ちの良い登山道を歩きます。 天気も良いし、来て良かった!
傾斜の緩い登山道ですが、15Kgのリックが重いなぁ~。


平坦な登山道でも、後続のハイカーに次々と抜かされます。


30分ほど進むと、突然、イオウの匂いが漂ってきました。
「中の湯」に到着です。 ここには、温泉宿の廃墟があります。


地面からボコボコ泡が吹き出ています。 温泉? 触ってみたが、水は冷たい。


露天風呂の跡


「中の湯」の近くの沼に咲いてた マイズルソウ ?


「中の湯」を過ぎると、きつい登りになります。

登山道脇にあった「コイワカガミ」


これは、タニウツギ ?


「弘法清水小屋」に到着です。


「弘法清水」です。 冷たくて美味しい水です。


ここで、静岡県から来られたという御夫婦と少しお話を。
私と同じで、天気予報を見てこちらに来たとの事。 車で500kmも走ってきたそうです。

今週末は、関東圏のヤマキチが東北地方に大移動している事でしょうね。

「弘法清水」を過ぎると、山頂まではもう直ぐです。 ガンバレ!


そして磐梯山の山頂に到着。  祠が岩で埋もれています。


山頂の岩場には、あちこちに「ミヤマキンバイ」が咲いています。


山頂には売店もありました。 まだ早いので開いていないのかな?



テント泊装備の入ったリックです。  先週、テントやマットと一緒に購入しました。

グレゴリー社のトリコニ60という製品です。
他のリックより高かったのですが、肩ベルトや腰ベルトの支点が回転する様になっており、
背負った姿勢に応じて可動するので、体への荷重が1箇所に集中しにくくなっています。
この機構のおかげだと思うのですが、いつもの40Lのリックより肩がこりませんでした。

今日までテント泊の装備を背負って山を登れるかどうか心配していたのですが、
このリックなら大丈夫そうです。 これにして良かったです。
(ただ、リックカバー付でないのが少し残念・・)

それにしても、日帰りで登れる山にこんな大きなリックを持ってくる人は他におらず、
今日は数人の人から「何Kgあるの?」とか「荷物、大きいね」・・何て言われました。
少し目立っていたかもしれません。


さて、山頂から「弘法清水小屋」に下りると、多くのハイカーで賑わっていました。
近くにいた年配の女性グループが周囲の山座同定をしています。
「安達太良山はアレアレ! ほら、あの乳首形の山!」・・なんて言ってます。
そうか、あれが「安達太良」か。 


そして、先ほどから気になっていた山、「節ヶ峰」です。
八ヶ岳の赤岳に少し似ています。

でも登っている人がいません。登山道もどこにあるのか遠くからではわかりません。
この山、登ってはいけない山なのかも? 見に行って見よう!

「黄金清水」を通過します。 登って来たハイカーが飛びついています。


火山性ガスへの注書き。
そういえば、先週、八甲田山で女子中学生が火山性ガスで死んだとかいったニュースがあったなぁ~。
少し不安になったが、この看板は見なかった事にして先に進みます。


「節ヶ峰」をふと見上げると、数人のハイカーが登っているのが見えました。
私も続いて登ることにしました。
「節ヶ峰」の山頂へはガレ場の急斜面を登ります。落石をさせないように注意しますが難しい。
ということは上からも石が落ちてくるかも・・と思い、上にも注意して上ります。


節ヶ峰の山頂です。 思いのほか快適な場所です。

他のハイカーが、「今日は虫が少なくて最高だよ」なんて話をしてます。
そういえば、登山道や磐梯山の山頂では、結構、虫が飛んでいました。
花がたくさん咲いているのだから、仕方ないですね。
そうだ、頭からズッポリかぶる編付きの帽子を今度買おう!

「節ヶ峰の」山頂から望んだ「磐梯山」です。 とても良い景色です。 

「節ヶ峰」・・良い所です。
「磐梯山」よりも登っていて面白いし、とても気に入りました。

少し休憩した後、下山します。

これは、ハクサンチドリ ?


「沼の平」方面の景色です。
磐梯山の表登山口から登ると、このあたりを通過してくる事になります。



途中、「黄金清水」で水を補給し、「弘法清水」近くの周回コースにあるお花畑に到着です。
黄色のミヤマキンバイがすばらしい!

ここで、インスタントラーメンを作って昼食としました。
重い荷物を背負って歩き回っていたので、急激にお腹が減ってきました。  
山で食べるラーメンは最高に美味しい!
目の前を、たくさんのハイカーが歩いて行きますが、一心不乱に一気食いです。
周りの花も目に入りません。

午後になり、ハイカーもかなり増えてきました。
あちこちから、賑やかな声が聞こえてきます。
私は、そろそろ下山する事にします。

そうそう、この頃にはリックの重みは殆ど気にならなくなっていました。
テント泊装備を背負っての山登り、大丈夫そうです。

八方台登山口の駐車場は、超満車状態でした。 早く来ていて良かった!


明日はどうしようかと思って天気予報を確認すると、今夜~明日は福島県も雨との事。
残念ですが、明日は山登りできません。 あきらめて帰宅する事にしました。

途中、喜多方ラーメン館に立ち寄り、坂内食堂のラーメンを食べて帰りました。

関東圏にある坂内食堂チェーン店のラーメンより、アッサリしていて美味しかったです。

2010年6月12日 八ケ岳-赤岳  ~真教寺尾根から~

2010年06月13日 | 八ヶ岳
2010年6月12日(土)、八ケ岳の赤岳に真教寺尾根から登りました。

天気予報では今日も晴天のはずでしたが、完全な雲り空です。

昨晩、八ケ岳の登山ガイドブックを読んでいたら、
真教寺尾根の上部に250mのクサリ場がある事を知り、とても興味を持ちました。
今日は清里周辺の観光でもしようかと思っていましたが、
急遽、真教寺尾根の下見に行くことにしました。
最初は牛首山あたりで引き返すつもりだったのですが・・・。

コースマップです。


午前9時、車を美し森ファーム(たかね荘)の無料駐車場に止めて出発です。
しばらく木の階段を登ると、羽衣の池に到着です。


登山道は羽衣の池の奥につながっています。
気持ちの良い樹林帯を進みます。 まさに高原といった感じです。


スキー場のリフト降り場を過ぎると、直ぐに賽の河原に到着です。


牛首山まであと1時間30分ですか。 結構ありますね。


気持ちの良い斜面を登っていきます。


おっ、3合目ですか。 牛首山はまだかなぁ~。


あれっ、何かいるぞ!


カモシカだ! 大丈夫かなぁ~。こっちに向かってこないでくれ!
あっ、どこかへ行っちゃたよ。 良かった~。


上空は曇り空です。
今日のツクモグサは元気ないだろうな~。 


臨場感のある忘れ物です。 ここで汗でも拭いたんでしょうか?


きつい斜面を登り切り、牛首山に到着です。
若い御夫婦がマッタリと休憩されていました。
『お疲れ様~』なんて声をかけてくれるので、少しお話をしましたが
長居はせずに先に進みました。


でも数分で扇山に到着。


しばらく平坦な道を進み、P2316で昼食です。
でも、朝、コンビニで買ったおにぎりを忘れてきたようです。
パンが1個あったので、それを食べました。

P2316からは、徐々に勾配が増して来ます。
おっ、6合目です。 4号目と5合目の看板はなかったのに!


あっ、これはひょっとしてコイワカガミ? 直に見るのは初めてです。


ここにもあった!


またあった! 元気が出るな~。


あれっ、牛首山があんなに向こうに見える。 
牛首山で引き返すつもりだったけど、こんな所まで来ちゃったよ。
どこで引き返そうかな~。


とうとう核心部に来てしまった。 
乾徳山のクサリ場に似てるけど、こっちの方が足場があるので簡単です。


とうとう8合目まで来てしまった。 赤岳山頂まで行ってしまおうか? 


今度は、下がガスってきた。


上の方に何か標識が見えるぞ! 行ってみよう!


9合目を通過します。字が消えかかってます。


さっきの標識は、真教寺尾根と権現岳へのキレット小屋コースの分岐の標識でした。
赤岳山頂まであと15分か。 よし、山頂まで行ってしまおう!


もう少し岩場を登ります。


すると、直ぐに赤岳山頂が姿を出しました。
昨日、一昨日と、私の歩いたコースを数人の方が登っているのが見えます。


赤岳山頂に到着です。午後2時近くになっていました。 


お腹が空いたので、赤岳頂上小屋に向かいます。

あいにく、もう夕食の準備に入ってしまったので、食事は用意出来ないとの事。
(食事といっても、カレーライスかうどんくらいしかありませんけど・・)
でもカップラーメンとジュースを買って食べました。

ラーメンを食べたら、すぐに下ります。
隣の尾根のギザギザが気になります。何だろう?
地図には大天狗と子天狗と書いてあるが、ギザギザは3個ある。
いや、正確には4個かも?   まっ、どうでもいいか!


2時間半ほどで、スキー場のリフト降り場に到着。
朝は稼動していたリフトですが、もう夕方なので運転していません。
さらに、朝は張られていなかったロープが入口に張られていた。
でも自動販売機が見えたのでロープをくぐって中に入り、冷たいジュースを買って飲みました。


自動販売機の横をふと見ると、何とコイワカガミが群生していました。


コイワカガミが群生しているのは、赤丸のあたりです。


また、羽衣の池では九輪草を発見しました。


下見のつもりで登り始めた真教寺尾根ですが、とうとう赤岳山頂まで行ってしまいました。
午前9時に出発して17時30分に戻って来ましたが、少し薄暗くなっていました。
もう少し早い持間に登り始めれば良かったです。

途中、赤岳から下りてくる数人の方とすれ違いました。
結構、歩いている人が居るんですね。 
噂のクサリ場はなかなか面白かったです。でも危険な感じはなく、距離が長いだけです。 
乾徳山のクサリ場を登れる人なら、安全に登り下りできるレベルだと思いました。

さて今度は、県界尾根や杣添尾根を登ってみたいですが、
どちらもまだ山頂付近に雪がタップリあるので、7月になっても無理かもしれません。
特に、県界尾根では5月末に雪による滑落死亡事故があったとの噂なので、
雪が完全に消えるまでは怖くて立ち入れないです。

また、権現岳~赤岳のキレット越えにも挑戦したいですが、さすがに日帰りでは無理です。
でも山小屋泊はもうしたくないので、テント泊に挑戦しようかな~。


2010年6月10~11日 八ケ岳 と ツクモグサ (その2)  

2010年06月13日 | 八ヶ岳
2010年6月11日(金)、八ケ岳の赤岳天望荘で夜明けを迎えました。

だんだんと太陽が出てきます。





横岳の東側に日出です。


朝日を浴びた赤岳と赤岳天望荘です。


午前6時半ごろ、赤岳天望荘を出発しました。
今日はツクモグサを見て帰る事にしますが、ツクモグサが日光を十分浴びるまで時間稼ぎをします。 
とりあえず赤岳を登り、文三郎尾根から下ります。 階段が続きます。


そして地蔵尾根を登ります。 稜線に出る直前では、険しいクサリ場を通ります。


横岳稜線の
ツクモグサ・ポイント1(N35 58.835 E138 22.389)や、
ツクモグサ・ポイント2(N35 59.225 E138 22.378)で、ツクモグサを堪能します。


ツクモグサ・ポイント1~2の間でも、あちらこちらでツクモグサが咲いていました。














もう、ツクモグサでお腹一杯です。 (食べた訳ではありません!)
硫黄岳を通って赤岳鉱泉に下り、北沢を歩いて美濃戸口の駐車場に戻りました。

2010年6月10~11日 八ケ岳 と ツクモグサ (その1)  

2010年06月13日 | 八ヶ岳
2010年6月10日(木)~11日(金)、八ケ岳に行きました。

来週からは梅雨入りとの天気予報に、居ても立っても居られなくなり、また八ケ岳に行きました。
前回は天気予報にだまされたので、今回は山小屋を利用した1泊2日にしました。
どちらか1日は天気が良くなる事に期待しました。


コースマップです。 赤が10日(木)で、青が11日(金)です。


今回は美濃戸口に車を止め、午前6時半に出発です。
美濃戸まで、約1時間の林道歩きですが、天気が良いので足が進みます。


美濃戸からは南沢コースを進みます。
堰堤を乗り越えて樹林帯に入ると、直ぐにこんな花が出現です。
貴重な花らしく、ロープが張られたり、観察票が設置されたりしています。
あとで調べたら、「ホテイラン」という花のようです。


行者小屋からは文三郎尾根を登ります。途中まで急な階段が続きます。
(中岳道は雪が多くて、稜線に出る直前が大変らしいとの話を聞いたので止めました。)


中岳(左)と阿弥陀岳(右)を見上げます。


もうすぐ稜線だ。 ガンバレ!


赤岳の稜線からは、中岳(手前)と阿弥陀岳(奥)を見通せます。
ちょうど重なって一つの山に見えてしまいます。


赤岳を登る前に阿弥陀岳に行きます。
中岳のコルから阿弥陀岳を見上げます。かなりの急斜面に見えます。


そして、阿弥陀岳の山頂に到着です。 赤岳を望みます。


次は赤岳です。
阿弥陀岳を下り、中岳を乗り越えて、赤岳への登りに入ります。
途中まではガレ場をジグザグに登り、途中から南側の岩場に向かうようです。


岩場に入りました。


南側に大きく巻く形で頂上に向かうようです。
まだまだ岩場が続きます。


「頂上までもう少し ガンバレ」と書いてありますが、『もう少し・・』ではなかった気がします。
返って疲れます。 無いほうが良いかもね。


やっと権現岳へ分岐です。


そして、赤い階段です。 やっと頂上か?


2個目の階段です。 今度こそ山頂か?


2個目の階段を登ると、赤岳頂上荘が見えました。


とうとう来ました。赤岳の山頂です。


今晩、宿泊する予定の赤岳天望荘を見下ろします。
天望荘からのメールでは、到着は15:00までにとの事でした。
赤岳山頂に到着したのが午後2時少し前なので、何とか間に合いそうです。


午後2時半ごろ、赤岳天望荘に到着です。
受付では、先に到着した女性客2名が宿泊料を支払いながら、生ビールを注文しています。
ビールの代金をどちらが支払うかで、お札があっちに行ったりこっちに来たりしています。
山小屋の人も少し当惑気味で、『私が頂きましょうか?』なんて冗談を言ってます。

私は夕食までの間にツクモグサを見に行きたかったので、少しイライラしながら待ってました。
でも生ビール、おいしそうだったな~。

その後、私も受付しようとしましたが、夕食までの間に横岳に行きたいと話したところ、
『これから横岳に行くのなら受付は後にしましょう。 落ちるかもしれないしね。』
・・なんて言われて、名前も聞かれませんでした。 
少しガッカリです。『到着は15:00までに・・』との事だったで、せっかく立ち寄ったのに・・。

その後は、『早く行かないと、ツクモグサが閉じちゃうよ~』と思いながら、横岳方面に向かいます。
でも慌てるのはいけません。 
岩場は落ち着いて歩かないと、本当に落ちてしまいますから・・。


地蔵尾根への分岐です。 ここから30分ほど進むと・・、


ツクモグサ・ポイント1(N35 58.835 E138 22.389)に着きました。
やりました。日光をたっぷり浴びたツクモグサです。 


今日のツクモグサ達は元気一杯ですね。






ツクモグサを十分楽しんだ後は、赤岳天望荘に引き返します。


天望荘の受付では、先ほどの女性客のように私も生ビールを注文して一気に飲み干しました。
おいしかった~。

しばらくすると、夕日が下の方に見えます。『高さが下すぎる。おかしいぞ!』
雲っていたのでよく分かりませんが、どうも太陽が諏訪湖か水田に反射して見えているようです。 


そして、こちらが本物の夕日です。


今日1日で、赤岳も阿弥陀岳も登ったし、ツクモグサも十分楽しんでしまいました。
明日はどうしましょうかね?。

2010年6月6日 八ケ岳-天狗岳

2010年06月08日 | 八ヶ岳
2010年6月6日(日)、八ケ岳の天狗岳に行きました。

昨日はとても疲れたので、ホテルに宿泊しました。
土曜日でしたが、部屋が空いていたので助かりました。
また、親類からホテルの宿泊割引券を頂いていたので、山小屋よりもかなり安く泊まれました。
ぐっすり寝て、朝風呂につかり、ゆっくり朝食を食べた後、8時過ぎにようやく出発です。

昨日と違い、今日の天気はとても良い。
今日もツクモグサへ・・と一瞬考えましたが、もう時間が遅い。
『昨日は天気予報に騙されました。ついてないなぁ~』


地図を広げていろいろ思案した結果、舗装道路で行ける渋の温から
天狗岳に登る事にしました。

コースマップです。
歩いた距離は11.5km、約7時間の山歩きでした。


渋温泉には10時前に到着。
駐車場には数台の車が止まっていますが、何となく寂しいところです。
ところが駐車場は有料で、1000円もします。
白駒池の駐車場でも500円なのに、ここで1000円は高すぎます。
後から来た車が、有料駐車場の看板を見て引き返して行きました。
でも私には時間がないので、仕方なく近くの温泉宿にお金を支払いました。

早々に支度をして出発しますが、天狗岳方面への登山口がわかりません。
あちこち歩き回って、ようやく温泉宿の奥の方に登山口を発見しました。
もう少し何とかならないでしょうかね~。

まだ残雪の残る登山道を登り、12時少し前に黒百合ヒュッテに到着です。


そして、中山峠です。
そろそろ、高山病の頭痛が心配になってきます。


やっと、東天狗岳が姿を現しました。


ふと振り返ると、『にゅう』が見えます。


そして、東天狗の山頂に到着です。


少し休憩して、次は西天狗に向かいます。
結構、急な斜面も見えます。私に登れるか少し心配です。


さっきの斜面は思ったほどの事もなく、すぐに西天狗に到着。


先ほど登った東天狗を振り返ります。


硫黄岳が見えます。北側から見る硫黄岳は新鮮な感じがします。
右の赤岳はあまり変わり映えがしません。どこから見ても同じような感じです。


西天狗からは、唐沢鉱泉に向かって下ります。

途中で西天狗を振り返ります。
結構、急な岩場を下りてきたんだな~。


唐沢鉱泉は綺麗な温泉宿でした。
渋の湯より、こちらの方が良いです。
こちらの方が天狗岳も近いし・・。


でも思ったとおり、道路は未舗装でした。
そうは言っても、美濃戸口~美濃戸の間の道路よりはかなり良い状態の道路です。
渋の湯の方は舗装道路ですが、天狗岳まで少し遠い。
道路さえ少し我慢すれば、唐沢鉱泉から天狗岳を周回した方が良いですね。


さて、唐沢鉱泉から渋の湯への登山口もわかりにくい!
私は唐沢鉱泉宿の裏の小さな看板を見つけ、そこから入りましたが、
本当は唐沢鉱泉の駐車場に登山口があるようです。
でも駐車場に車が止まってると、車の陰になって登山口の看板が全く見えません。



午後5時前に渋の湯に到着。 駐車場には私の車1台だけでした。

帰りに車で立ち寄った『御射鹿池(みしゃかいけ)』です。
鏡のように、穏やかな水面です。
朝、通りかかった時には、多くの写真マニアがカメラを構えてました。


下山後は、蓼科温泉「石遊(いしやす)の湯」に行きました。
500円ですが、山間の静かな場所にあってとても良い温泉です。
中には露天風呂が二つあるのみです。
二つの露天風呂の間の砂利にはワラのムシロが敷いてあり、
この上を歩くと足裏がとても気持ち良い。 
また今度、行ってみたい温泉です。


帰りの中央高速は、小仏トンネルで渋滞30Kmとのこと。
すっかり疲れていたので、途中のSAで23時ごろまで仮眠して、午前3時の帰宅となりました。

2010年6月5日 八ケ岳-横岳 & ツクモグサ

2010年06月07日 | 八ヶ岳
2010年6月5日(土)、八ケ岳の横岳に行きました。

先週から体調を崩し今一つの状態でしたが、とうとう、ツクモグサに会えました。
ヤッター! ヤッター! ヤッターマン!

ツクモグサは、思っていたより小さい花でした。
私のカメラでは大きく撮れません。 マクロを使ってもピントがボケます。
噂どおりの超人気物で、多くの登山者が取り囲んで写真を撮っています。
あいにく、空が曇っているのでちゃんと開いていません。
昨日はお天気だったので、ちゃんと開いていたそうです。
せっかく見に来たのに残念です。 
また、近いうちにに見に行くぞ~。


コースマップです。
今回は体調が良くなかったので、美濃戸まで車を入れました。
天気も今一つだったので、赤岳もパスしました。
歩いた距離は15Kmで、約11時間の山歩きでした。


行者小屋からは地蔵尾根を登りました。
まだ雪が結構あります。 でもアイゼンは不要です。


稜線に出る直前、赤岳展望荘が見えます。
稜線までもう少しだ。 頑張れ!


稜線では、お地蔵さんが出迎えてくれました。
でも、私はフラフラです。 
赤岳はまた次にして、とにかく今日はツクモグサです。


お地蔵さんから横岳方面に行くと、すぐにツクモグサに会えました。
お地蔵さんから三又峰の間に、3箇所ほどツクモグサ・ポイントがあります。
たくさん写真を撮ったのですが、ほとんどがピンボケでした。
ちゃんとマクロにしたのに何で?。


三又峰から見た杣添尾根です。
ここを登るのがツクモグサへの最短コースですが、まだかなり雪があります。
1人、登ってくる人がいましたが、大変そうです。


横岳の稜線です。 
それほど難しい場所ではありませんが、緊張の連続です。


横岳山頂です。


そして、ここが『カニの横ばい』でしょうか?


硫黄岳山荘です。 
4月末に来たときは雪で埋まっていましたが、もう雪はありません。


硫黄岳の山頂です。
今日は風も弱く、多くの登山客で賑わっています。


横岳の稜線を振り返ります。
天気も徐々に回復してきて、赤岳も雲が取れていました。


残念ですが、今から赤岳に戻ったら、日中に下山できなくなります。
しかも明日は八ケ岳の開山際なので、どこの山小屋も混雑しているはずです。
赤岳は、また今度にしましょう。

今日は、本当に疲れました。 
車中泊は止めて、近くのホテルに宿泊することにしました。