キレンゲ日記

山もいいけど、
おいしいご飯が食べたいな~

2015年8月9日 空木岳

2015年08月15日 | 中央アルプス
2015年8月9日(日)、空木岳に行きました。

コースマップ


早朝(午前6時ころ)、千畳敷から極楽平に向かいます。


宝剣岳はパス (島田娘あたりから)


空木岳まで結構あります。


濁沢大峰への登り


濁沢大峰


岩稜地帯です


桧尾岳に到着


ここまで来るのに、かなり疲れました。


桧尾尾根で下山しようかなと思いましたが、


もう少し行ってみる事にしました。


熊沢岳


南アルプス


御嶽山


登りがきついです。


なんだかんだで東川岳に到着。


木曽殿山荘へ急降下


そして、宝剣岳へ300mの急登


第1ピーク


ここまで歩いてきた稜線


空木岳山頂


山頂部の岩稜地帯


いい景色です。


30分ほど休んで下山します。


駒岩




迷い尾根


空木岳の登山口


17:00少し前に、菅の台に到着 

2013年8月10日 空木岳

2013年08月18日 | 中央アルプス
2013年8月10日(土)、空木岳に行きました。

7月末、韓国人の登山グループが遭難したコースが
どんな所なのか見てみたくなり、
千畳敷→空木岳を歩いてみる事にしました。

木曽駒ヶ岳にも行きたかったのですが、
こちらをコースに含めると、私の足では1日で歩けないと思いました。

コースマップ


このコース、地図に載っていたコースタイムを合計すると12時間です。
何とか日帰り可能な距離ですが、
これは千畳敷までバスとロープウェイを使った場合なので、
ここで出遅れると、下山が夜になってしまうかもしれません。

出来るだけ早く、千畳敷に到着しなくては! ・・と思いました。


早朝の菅ノ台バスセンターのバス乗場です。 
朝の4時ごろから切符売り場に並びました。 3時間くらいしか寝てません。


切符売り場はバス乗場のすぐ横ですが、ほとんどの人が、
切符を買う前にバス乗場のベンチにリックを置いて順番を確保してました。

私は、これに気付くのが遅れたので、切符売場では3番目くらいに並んだのですが、
バス乗場の方では、少し後ろになってしまった。

それでも、何とか始発バスに乗れました。
今度から気を付けよっと!


バスに乗ってロープウェーのしらび平に向かう途中では、
バスとすれ違うため、道端に寄ったタクシーが、勢い余って脱輪し、
あわや崖下に転落しそうになりました。

あっ、落ちるかも?・・と思いましたが、タクシーは何とか自力で這い上がって無事でした。
タクシーの運転手さん、どうも慣れてるみたいな感じでしたね。
ここのタクシー、大丈夫か?


午前6時、千畳敷に到着。  少し雲が出ていました。


極楽平も真っ白。 


(島田娘付近にて) 空木岳方面も雲でしたが・・ 


朝ご飯を食べながら休んでいる間に、雲がとれました。  おお~、快晴です! 


一番奥の山は南駒ケ岳で、その手前やや左の山が空木岳です。 
空木岳まで、気持ちの良い稜線歩きが楽しめそうです。


たぶん、ここが獨沢大峰かな?  標識には何も書かれていません。
向こうに見える山は三ノ沢岳です。


次は檜尾岳です。


檜尾岳の山頂


山頂の近くには避難小屋がある。 


檜尾山からは、少しアップダウンの多い稜線歩きになります。


三ノ沢岳(左)と木曽駒ヶ岳(たぶん中央の奥の山)


空木岳に近づいてきた。


熊沢岳


東川岳


空木岳に登るには、一度、東川岳から大きく下らなければいけません。


鞍部には山小屋があります。


木曽殿山荘です。


空木岳まで、約300mを登り返します。


登りの途中、木曽殿山荘がかなり下に見えました。


第1ピーク   最初、ここが頂上かと思いましたが、頂上はまだ先のようです。


少し怖い岩場もあった。


空木岳に到着。


稜線の先に見えるのは南駒ヶ岳です。 


山頂のすぐ下には、駒峰ヒュッテがありました。 きれいな山小屋です。

山小屋のベンチでのんびり休みたいところですが、
明るいうちに下山したいので、すぐに出発します。

さようなら、空木岳~。


積み木岩?・・かと思いましたが、「駒岩」と言うそうです。


下山路には、急な箇所がいくつかありました。


林道終点の駐車スペース。  ここに車を置いて空木岳に登る人が多そうです。

ここで終わりなら嬉しいのですが、
菅ノ台まで、あと1時間、歩かなくてはいけません。

スキー場を通過。 菅ノ台まであと少し・・


菅ノ台バスセンターです。 無事に戻って来れました。
この奥に広い駐車場(\500)があります。


中央アルプスの稜線、景色は素晴らしく人も少なめで、とても気に入りました。

南駒ヶ岳にも、いつか行ってみたいと思いましたが、日帰りは無理っぽいです。

2011年9月24日 木曽駒ケ岳 ~千畳敷から~

2011年09月26日 | 中央アルプス
2011年9月24日(土)、昨日と同じ木曽駒ケ岳に行きました。

今日はロープウエーを使って千畳敷から登ります。


午前4時半ごろ、菅ノ台バスセンター(大きな有料駐車場[\500]がある)に到着。
すでに多くの人が並んでいるのに驚いて、私も直ぐに準備をして並びました。

そしたら、バス切符売り場が別にあるじゃないですか。
係りの人も、切符を買ってから列に並ぶように言っている。

あわてて、バス+ロープウエーの往復切符(\3800)を購入してから、
列の最後尾に並び直しました。


バスは何時発だろうかと思いながら待っていると、
午前5時、始発バスがやって来ました。


始発バスが出発すると、2台目が直ぐにやってきて
私はそれに乗ることが出来ました。

約30分でしらび平のロープウエー駅に到着。
午前5時48分発のロープウエーに乗りました。

こんな早くからロープウエーが動いているとはすごい・・


午前6時前に千畳敷に到着。 
うわぁ~、すごく寒い~。 冬用のジャケット、持ってくればよかった。


でも、目の前には美しい千畳敷カールがド~ンです。

駐車場からここまで、わずか1時間足らずで標高2650mまで来てしまった。
登ったのは、階段を少々です。 めちゃくちゃ楽です。
しかも、まだ午前6時前です。 
山で泊まったのと、大して変わりません。

いや~、ハイテク登山とはこういうもか・・と、感激しました。


あまり考えずに、ここまで来てしまいましたが、とりあえず極楽平の方へ進みます。

軽装登山危険の看板があった。
どの程度の装備があれば安全なのだろう? よくわからない看板だ。
「サンダルで登るな!」・・程度の意味だろうか?


素晴らしい景色だが・・、


いきなりの急登がキツイ。 ぜんぜん体が温まってないし・・。


極楽平に到着。


南東には南アルプスが、


北西には御嶽山が見える。


宝剣岳に向かう。


霜柱だ~


左に見える山は、三ノ沢岳


宝剣岳の入口に到着。



怖かったクサリの渡し場


登ります


下ります


くぐります


飛びます  ← 飛んじゃダメ! 


宝剣岳の山頂は・・、


メチャクチャ混んでました。


登ってきた道を振り返ります。




反対側には、宝剣山荘と天狗荘が見える。


宝剣山荘方面に下りると、左側に犬型の岩を発見。 ワンワン!


中岳山頂


ここも混んでます。


中岳山頂から見た宝剣岳


中岳山頂から見た木曽駒ケ岳


そして、木曽駒ケ岳の山頂  (昨日もここに来ました) 
今日は快晴です。



御嶽山に乗鞍高原


伊那前岳、宝剣岳、三ノ沢岳


昨日、登ってきた西駒山荘~木曽駒ケ岳までの稜線


帰りは、中岳の巻き道を歩きました。



そして、伊那前岳に向かう。


左には馬ノ背の稜線が見える。


伊那前岳の山頂


眼下には駒ヶ根の町


千畳敷カール








午前11時、ロープウエーに乗って下山




下山後、近くの温泉に入ってから、伊那の図書館に行った。


ここで、映画「聖職の碑」を視聴した。
約100年前、木曽駒ケ岳で実際に起こった遭難事件の映画だ。 (原作は新田次郎の小説)


当時は、ワラジで登山してたようだ。


雨具は(ゴザ+紐)で作った ”着ゴザ”を使った。


焼失した山小屋に到着した子供たちは、途方に暮れる。
台風の影響で天候はドンドンと悪化していく。


赤羽校長の指示で、焼け残った材木、ハイマツ、着ゴザで山小屋に応急措置を施した。
だが、小屋の中は雨漏りがひどくて火は焚けなかった。


翌朝、子供の1人が凍死したのをキッカケに、
小屋内はパニック状態になり、皆が次々と小屋を飛び出す事態になった。
そして、11人が犠牲となる大きな遭難事件に発展していく・・。


まる1日暴風雨にさらされながら、髪形がまったく乱れていない
三浦友和(清水教師役)の姿に、不自然な印象を受けた。
次々と人が倒れていくシーンも不自然なものが多く、期待外れの映画だった。


映画の後、夕飯に、茅野の「勝味庵」でトンカツを食べました。 
この店は2度目ですが、肉厚でおいしいトンカツでした。


ごちそうさまでした!

2011年9月23日 木曽駒ケ岳 ~聖職の碑コース~

2011年09月26日 | 中央アルプス
2011年9月23日(金)、木曽駒ケ岳に行きました。

新田次郎の小説「聖職の碑(いしぶみ)」を読んだ。
約100年前の大正2年(1913年)の8月27日、
木曽駒ケ岳で実際に起こった遭難事件を題材にした小説です。

宿泊を予定していた山小屋が焼失していた上に、
急に北上してきた台風の暴風雨に見舞われるという、
不運が重なり、子供を含む11名が凍死するという話だった。

遭難シーンがとても迫力があり、どんな場所か実際に見たくなった。
ならば直ぐに・・ということで、木曽駒ケ岳に行ってきました。


コースマップ 赤:9/23(土)  青:9/24(日)



桂小場の駐車場 (下山時に撮影)
ヤマケイ・アルペンガイドには5台くらいの駐車スペース・・と書いてありましたが、
15~20台くらいは停められそうでした。



桂小場の登山口を午前6時に出発。
やたら寒いです。 もう秋ですね。



桂小場からの登山道は、良く整備されており、とても歩きやすかった。

1時間ほどで水場に到着。 今日は寒いから見るだけで通過です。


権兵衛峠への分岐



白川分岐



大樽避難小屋
このあたりから胸突八丁の急登が始まる。



津島神社


ここにはヒカリゴケがありました。



アサヒビールからの寄付金で登山道が整備されていた。


小さな赤い石碑(三角測量の石標か?)を通過したら、そろそろ急登も終わりだ。



ほどなく、胸突きの頭に到着。  
ここからは緩やかな道になる。 ヤレヤレ。



分水嶺



稜線に出たところで振り返る。 たぶん、これが茶臼山だろう。



少し先に、夏道への分岐があった。

昔はこの夏道はなく、遭難した中学生たちは稜線コースを歩いたらしい。


夏道を歩き、西駒山荘に到着。

100年前には、この山小屋はありませんでした。
遭難事件の後、しばらくしてから建てられたそうです。


小屋の広場のベンチで休憩

山小屋の広場なのに誰もいないな・・と思っていたら1人登って来て通り過ぎていきました。

これが将棊頭山で・・


こっちが将棊ノ頭だ。  ややこいい名前だ。



西駒山荘を出発して小さな丘を越えると、素晴らしい景色が待ってました。
登ってきて良かった~



そして、丘を下っていくと、コレがありました。 
遭難記念碑(聖職の碑)です!  とても大きい。




小説「聖職の碑」を持参しました。


先ほどから歩いてきた胸突きの頭~遭難記念碑までの稜線は、
遭難事件で死んだ11人のうち9人が力尽きて凍死した場所です。。
稜線上は隠れる場所もなく、強烈な雨と風を受けて体温を急速に奪われたのだそうです。
気の毒に・・と思って、手を合わせました。


今日は、ここで引き返すつもりでしたが、
荷物が軽かったおかげで、予定より早く到着できました。

どうしようか迷いましたが、この景色を見たら引き返せません。

写真中央が木曽駒ケ岳


伊那前岳


引き込まれるように、馬の背の稜線に進みました。


あれが濃ヶ池だな。 



テント場が見えるようになった。 そろそろ山頂だ。



そして、木曽駒ケ岳山頂に到着。




伊那前岳~中岳


中岳~宝剣岳


登って来た馬ノ背の稜線



午前11頃までは山頂付近は快晴だったのですが、
私の到着したお昼の12時ごろには山頂付近にガスが出てきました。
あと1時間早く出発すれば良かった・・。


山頂でお昼を食べ少し休んだら、登ってきた道を戻ります。
ガスで眺めは悪く、午後3時ごろにはかなり雲が増えてきて雨が降るかと思ったほどでした。


今日は木曽駒ケ岳にピストンするだけで精一杯だったので、
明日はロープウエーに乗って千畳敷に行くことにします。