キレンゲ日記

山もいいけど、
おいしいご飯が食べたいな~

2013年6月22日~23日 白馬岳

2013年06月24日 | 長野県の山
2013年6月22日(土)~23日(日)、白馬岳に行きました。

先週は天気予報にだまされて中止した白馬岳。

水曜日くらいから毎日、天気予報をチェック。
心配だった台風も何とかかわす事ができ、土日は何とか登れそうな感じになって来ました。

「こりゃ、もう行くしかない!」と、ワクワクした気分で家を出ました。


ところが、・・・


雨の猿倉   ど、どぼじで? 



8時まで待っても雨が止まないので、カッパ着て出発!

お昼には晴れるはず・・と、前日の天気予報を信じていました。
(今朝の天気予報は確認してなかった~)

ガスの白馬尻  
雪渓の右半分には土砂崩れの跡が・・



写真を撮り忘れましたが、
白馬尻の少し上には、雪渓が大きくヒビ割れた場所があり、大きく迂回した。

葱平が見えてきた。 


小雪渓を渡り、非難小屋に到着。 ここまで来たら、山頂まで行きましょう!


そして、何とか山頂です。


真っ白です。 雨は降ってませんが、風が強くて寒い。


ツクモ草は終わってた。


ウルップ草



天気が良くなる感じは、まったくしない。


このところ発症して心配だった高山病(頭痛)も、今日は大丈夫そうだし、
明日の天気に期待して山小屋泊まる事にした。



そして翌朝・・   晴れです! ヤッター


日の出が見られそう・・


御来光


寒さも忘れてしまう景色


雲海



















山小屋ではヘリの荷揚げが始まった。


すごいバンク!  
風にあおられている様ですが、ちょっと危ない感じがする。


5分もしない間隔で、次々と荷物が運ばれてくる。 すごいスピードです。


白馬大池に向かいます。


雲海も少し薄くなってきた。


最高にいい気分です~。


雪倉岳


誰もいない稜線を歩いて行きます。 


大池までの間、一人だけすれ違った。

さようなら、白馬岳・・


白馬大池が見えてきた。


白馬大池山荘   来週の小屋開けに向け、へりの荷揚げが行われてます。


ユーロコプター社製  エキュレイユ   約200万ドル


JA6573


3枚ローター


すぐに荷物を運んできます。


白馬大池




白馬乗鞍


天狗原への下り


ガスってきた。 どうしよう。 歩く方向が良くわかりません。


GPS見ながら、何とか天狗原に到着。


木道に出た。


ガスが取れたので振り返る。 赤線の感じで下りて来ました。


また、ガスって来た。


かわいい水芭蕉  梅ちゃん先生みたいです。 


栂池自然園らしきものが見えてきた。
雪の上を歩いたせいか、思ったより早く下山できそうです。


栂池自然園では「水芭蕉祭り」が開催されていました。


ロープウェイとゴンドラで栂池に下り(片道 \1,720)、
タクシーで猿倉に戻った。(\5,500→\5,000 一人だからと割り引いてくれた)


昨日はダメでしたが、今日は最高の景色と気分を味わえて大満足しました。

人のいない白馬の稜線、本当に良かったな~。 

2013年6月8日 甲斐駒ケ岳 (黒戸尾根)

2013年06月09日 | 山梨県の山
2013年6月8日(土)、甲斐駒ケ岳に行きました。

昨年、暑さに耐えながら登った黒戸尾根。 (標高差=2200m 累積だと2600m)
今年は、暑くなる前に登ることにしました。

コースマップ


前夜、首都高の事故渋滞に遭い、時間を無駄にした。
おかげで、少ししか寝れなかった。
眠くてグズグズしていたら、予定より遅い午前4時半の出発になってしまった。
周りは、すっかり明るくなっていた。

尾白川渓谷の駐車場

あれ? クマ注意の看板が無いぞ!  
クマ、出なくなったのかな?  そうなら嬉しいけど・・。


( ↓ でも去年は、確かにありました。 コレを見てビビッた記憶があります。)


去年はこの吊橋を、ヘッデン点けて渡りました。 今日は明るいから怖くない。


笹の平を通過。 
睡眠不足の影響か、すでにバテバテです。 この調子で、山頂まで行けるだろうか?


刃渡り


五合目小屋跡


七丈小屋の水場が使えるかどうかわからなかったので、ポカリスエット(500ml)を6本も持ってきた。
でも、今日は冷たい風が吹いているから、とても涼しい。 むしろ、寒いくらい。
まだ1本目が半分残っているし、6本はちょっと多過ぎるかも?・・と思った。

ちょっとズルして、下山用にポカリスエット2本を、廃材の下(↓の赤丸)に隠した。 (下山時に回収) 


長ハシゴ


二重橋


垂直ハシゴ


七丈小屋に到着。


やはり、水場の水は出てなかった。


第1テント場


第2テント場


サクラ


七丈小屋の少し先に雪渓がありましたが、アイゼンなしでも登れました。

そして八合目に到着。  


あそこが山頂ではありません。 残念ですが、もっと上なんです。 


このあたりで、思ったように足に力が入らなくなってきました。
でも頂上まであと1時間くらいかかります。 ガンバレ~と自分を励ましました。

クサリ場


岩場は、半分は腕の力で登れるので、フラフラになった足には楽でした。





イルカ


やっと山頂が見えたぞ~!


駒ケ嶽神社


仏像


わらじ小屋?  


そして、山頂標識です。

ガスで回りの景色は見えないけど、とにかく今年も登れました! 
時計を見たら、出発から6時間20分。 去年より30分、早く登れました。  ヤッター!  


山頂には、トレラン風の人が数人いました。  
早い人だと、山頂まで2時間半くらいで登ってしまうそうです。
ものすごい体力をもっている人がいるものです。


長かった黒戸尾根。 


下山は、ゆっくりと黒戸尾根を楽しみました。


刃渡りでは、コイワカガミも咲いていました。


しかし、下山中、またもや軽い頭痛が出始めた。 きっと高山病です。
でも、どうしていつも下山中に頭が痛くなるのでしょうか?

今日、ようやくその理由に気づきました。

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<下りで頭が痛くなる理由について>

 登りでは、自然にハァーハァーと大きく呼吸をしているから大丈夫なんです。
 でも、頑張って登った時ほど疲れてしまうので、下りがゆっくりになります。
 ゆっくり歩くと呼吸が浅くなり、体に取り込む酸素が少なくなります。
 だから、高山病(酸欠)にかかりやすくなるんです。

 どうしてそう思ったのかというと、
 下りでも意識的に、大きく呼吸したら頭痛が軽減されたからです。

 そうか~、そうだったんだ。
 これまで、何度も下りで頭が痛くなっていましたが、その訳がようやくわかりました。
 下りだけでなく、休憩している時にも、少し頭が痛くなった事がありました。
 要するに、呼吸に関係していたんですね。
 理由がわかれば、対策ができます。

 納得しました。ガッテン、ガッテン!

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暗くなる前に、吊橋に戻って来ることができました。


竹字駒ケ岳神社 

宮司さんらしき方に、「ご苦労さん」と声をかけていただいた。
もしかしたら、昔見たNHKの小さな旅(白き貴公子 甲斐駒ケ岳)
に登場していた方かもしれない。


お風呂に入った後、道の駅白州で車中泊。
もうクタクタだったので、ぐっすり寝られました。
ここの駐車場は、中央部の下に用水路があり、
そこを流れる水の音が、とても心地よかった。


翌朝、道の駅から見た甲斐駒ケ岳です。 
地図を広げながら、こんな感じで登ったのかなぁと眺めました。

登った昨日より、天気が良いのが気に入りませんが、
それでも、昨日は頂上まで登れたんだから大満足だと思って、帰りました。

2013年6月1日 根子岳、四阿山

2013年06月02日 | 長野県の山
2013年6月1日(土)、根子岳、四阿山に行きました。

週末は曇/雨の予報だったのに、だんだん外れてきて天気は良くなった。

コースマップ

私は根子岳から登ることにしましたが、四阿山から登る人の方が多そうです。
下山時、たくさんの人とすれ違いました。
小学生のグループもいくつかあって、挨拶が大変でした。

四阿山の方から登れば良かったな~・・と後悔しました。


早朝の菅平牧場  とてもさわやかです。




でも、ここは私有地(有料)のようです。
帰りに、この道のず~と下のラグビー場のあたりで車を止められ、
入場料(¥200)を徴収されました。


地図には書いてありませんが、トイレもありました。


クマがでるそうです。


階段を登って出発!


スキー場の建物
昨年1月、あそこから根子岳に登りました。


東屋


お~、桜だ!


だいぶ登ったな~


根子岳山頂に到着です。


鐘があったので鳴らした。


ケルン


日陰には雪がある。


四阿山に向かいます。


椅子のような岩


鞍部から根子岳


四阿山に到着  風が冷たくて寒かった。

ここで、近くに住んでいるという元山ガールさんと少しおしゃべり。
この方、1日で八ヶ岳のみどり池入口から天狗、硫黄、赤岳、権現岳までを往復したりするそうです。
山が好きで、心臓に毛が生えてるから、いくら歩いても疲れないとおっしゃる。 
すごいな~。


浅間山   少し曇ってきたかな~


あのあたりが米子大瀑布だ。 あれは硫黄鉱山跡地の広場かな?


根子岳


下山します。


また、桜だ!


たくさん咲いてます。




ふと見ると、鳥居峠コースを登っている人達が見えた。


特盛りケルン


小学生のグループがこちらに近づいてくる。 ちゃんと挨拶できるかな? ドキドキ・・


根子岳と四阿山


橋があった。 あの小学生達も渡ったのかなぁ~。  一人くらい落ちたかもな~。


登山口。




あの人達、何を拾っているのでしょうか?


駐車場のトイレが見えてきた~


天気もよく、山もよかったけど、 やっぱり今日も軽い頭痛が出た。
昨日ほどじゃないけど、やっぱり高山病かな~。

睡眠時間は十分だったのに、おかしいな~。
サングラスをしてなかったので、眼が少しチカチカする。
こういうのも高山病に関係するのかな~。 

2013年5月31日 甲武信岳

2013年06月02日 | 長野県の山
2013年5月31日(金)、甲武信岳に行きました。

数日前に関東地方も梅雨入りして、金曜日は梅雨の晴間になるそうだ。

昨日も夕方から雨が降りまじめ、
本当に今日は晴れるのか?・・と思いながら山に向かった。

コースマップ


毛木平の駐車場 
梅雨の晴間ということで、思ったよりたくさん車がいました。


新緑の森


木の橋
昨晩の雨で滑りやすくなっていた。


沢に沿って登って行きます。




水場が2箇所あった。




1時間ほどで稜線に出た。


十文字峠


十文字小屋


シャクナゲ




大山への登り


そして、大山山頂
甲武信岳は、三宝山の左の雲に隠れて見えません。


諏訪山と帳付山かな~。


たぶん、御座山だと思う。 
写真中央の白いところは、毛木平手前にあったレタス畑だ。




大山山頂のシャクナゲ


少し先の岩場から甲武信岳が見えた。




尻岩  おしりかじり虫が大喜びしそう! おしりかじり虫~♪


三宝山


広い山頂


甲武信岳まであと少しです。


雪は昨年より少ない。 アイゼン無くても大丈夫。


甲武信岳に到着

甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の境にあるので甲武信岳だそうだ。

山梨県の標識は、グッタリと力尽きてました。


三宝山の手前の岩場    あんな所、途中にあったかなぁ~




あれは、金峰山の五丈石かな?


下りはこんな感じ


千曲川源流  標識から少し下りたところにありました。


水が湧き出ていました。


源流を見ながら歩きます。




ナメ滝


慰霊碑


洞穴


つつじが咲いていた。


やっと林道に出た。


そして、無事に駐車場に到着です。


なるほど、こんな感じで歩いたのか~
標高差は約1000m。  黒戸尾根の2200mの半分以下か~。


川上村の川上犬?  普通の柴犬じゃないの?


今日は久しぶりに標高のある山に登ったせいか、高山病の頭痛が出て苦しかった。
車の中で1時以上休んだけど、まだ少しぼんやりした。
睡眠不足の影響かなぁ?