2011年2月26日(土) 三本槍岳に行きました。
土曜日は移動性高気圧が日本の中心を通るとの事だったので、
風は弱くなるはず・・と思って那須に向かった。
ところが、高速道路では早朝から強風が吹き、山の上には大きな雲が見える
この風じゃ、峰の茶屋跡の非難小屋のあたりは通過できない!
朝日岳に登ろうと思ったんだけどダメか~。 どうしよう。
といっても、那須近辺にはあまり馴染みがない。
思いついたのは、昨年も登った(ゴンドラ+三本槍岳)のコースだった。
結局、昨年と同じパターンになってしまった。
コースマップ
マウント・ジーンズ・スキー場の駐車場には午前8時前に到着。
次から次へと車が入って来る。 第1駐車場はあっという間に満車だ。
すごい人出にビックリです。
でも、車も揺れるほどのすごい強風が吹き荒れてました。
せっかく来たけど、これじゃ登れないなぁ~と、
30分ほど車内で休んでいたら、
何と風も止んで、山の上にあった雲も無くなっていた。
やった~ 晴天だ~
早々に準備して、スキー場に向かった。
まず、スキー場のインフォメーションのカウンター(チケット売り場の横)で
登山届け用紙に必要事項を記載した。
登山届けを出さないと、
スノーモービルに乗った監視員が追っかけて来て、ゴンドラで下山させられる
・・なんて話を、誰かのブログで読んだ記憶があったので、
忘れないようにした。
登山届けの用紙には、スキー場内を歩くな・・とか、
戻ってきたら下山の報告に来い・・とかの注意事項が書いてあった。
次はゴンドラ券の購入だが、
何と、チケット売り場に4回も並ぶことになった。
(1回目)
ゴンドラ券を買おうとしたら、
「現在、ゴンドラは運転を見合わせているので、
ゴンドラ券の発売はできない」・・と言われた。
え~、そんな、それじゃここから登るしかないか~と思い、
登山コースを探そうとゲレンデに向かったところ、ゴンドラ、動いてるじゃないですか。
ということで、またチケット売り場に並んだ。
(2回目)
「あの~、ゴンドラ、もう動いている様なのでゴンドラ券下さい」
と言ったら、
係の女性は席を立って、奥に確認しに行ってきてから、
「現在ゴンドラは様子見のため動かしている状態なので
まだ券は発売できない」・・と。
再びゲレンデに行くと、
今度は、お客が乗ったゴンドラが登って行くのが見えた。
(3回目)
「あの~、ゴンドラ、もうお客さん乗ってるんですけど~」と言ったら、
後にいた別のスタッフに目線で確認してから、
「いま乗っているのは、スキー場のスタッフで、一般のお客様は乗ってません!」
・・だって。
かたくなに抵抗を続けるチケット売り場。
どこまで人をおちょくるのだ。 いい加減、頭に来た~!
(4回目)
「あの~、この人たち、スキー場のスタッフですか?」・・と、
デジカメで撮ったゴンドラの写真(↓)を見せた。
すると、
「すみません、たった今、ゴンドラ動き始めました」・・だって。
大ウソツキ!
「さっきからゴンドラは動いていて、お客さんも乗ってたんだよ!」と、言ってやりたかった~
ゴンドラ券買うのに、かなり手こずった。 本当に人をバカにしたスキー場だ!
--- さて、気持ちを切り替えてっと ---
少し並んで、ゴンドラに搭乗。
スノーシューを持参していたので、一緒に乗ったスキー客の人から
「これで登るの? どこまで行くの?」・・なんて聞かれた。
三本槍岳まで行くと言ったら、「距離は何キロぐらいあるの?」と聞かれてたので、
たぶん3Kmくらいかなぁ~なんて適当に答えた。
いつも、山に行くときは、
どれくらいの時間がかかるとか、標高差はどれくらいとかは気にするが、
距離はあまり気にしたことがない。
帰宅後、GPSログを確認したら、
ゴンドラ降り場から三本槍岳までの歩いた距離は、約4.2Km(片道)だった。
ゴンドラを降りたらスノーシューを装着し、午前9:30、歩き始めた。
圧雪されたスキー場の林道がしばらく続く。
林道は、オレンジ色のテープで進入禁止になっているが、構わず進んだ。
数分歩いて、動いていないリフト降り場あたりから、林の中に入る。
※この写真は帰りに撮影
しばらくすると道標があるので、清水平方面に進む。
広くて気持ちの良い尾根を進む。
寒さで雪が固くなっている。
スノーシューは必要なかったかもしれない。
あそこを登るのか。 きつそうだな~。
おや? 先行のスキーの人(2名)は左の方へ行くようだ。 あっちはコースじゃないんだけどね・・
私は真っ直ぐ登ろっと! (先週の赤岳の反省より)
赤面山方面への分岐。 缶ビールかと思ったよ。
ここで滑落したら、どこまで行ってしまうんだろう?
先週、八ヶ岳で滑落したので、つい想像してしまう。 (もっと急斜面だったけどね・・)
だんだん斜面がきつくなり、風も強くなってきたので一休みした。
さっきのスキーの人(2名)、かなり遠回りしたみたいです。
私が休んでいたら、後からやって来て通り過ぎていった。
このあたり、すさまじい強風で~す。
メチャクチャ寒いし、立っているのがやっとです。
スノーシューだと転んでしまうので、アイゼンに付け替えて、
スノーシューは紐でリックにくくり付けた。
斜面の雪は、風に飛ばされてしまうらしく少ない。
石もゴロゴロと出はじめた。
スキーの人(2名)は、岩陰で休憩中のようだ。
清水平に到着。
さっきの場所よりも、風が弱くて少し安心しました。
それにしても、少しは人がいるかと思ったけど、誰もいませ~ん!
雪のおかげで、どこでも歩き放題! 平でとても歩きやすい!
朝日岳方面
このとき、朝日岳の稜線に2人ほど人がいるように見えたが、気のせいだったか?
写真だと全くわからない。
三本槍岳に進む。
このあたり、三本槍岳に風がさえぎられて無風でした。
雪の表面が少し溶けて光っていた。
12時20分、三本槍岳の山頂に到着 (ゴンドラ降り場から約3時間)
大倉山方面の景色が素晴らしい
小さな樹氷と茶臼岳(たぶん?)
風紋 (清水平に戻る際に見かけた)
今日は少し時間があるので、
清水平を歩いて朝日岳に行こうかと思ったが、寒いので止めた。
また、今度にしよっと。
さぁ、ここからは下るのみ。
さようなら朝日岳
「こんどは登るからね~」と、その場しのぎの約束
登りの時、スキーの人(2名)が休んでいた岩陰で、昼ごはんを食べた。
やはりこの辺り、極端に風が強い。
岩陰でなければ、休憩なんて出来ません。
スキー場に向かう。
ゴンドラに乗って下山。
今日は5時間くらいの山歩きだったけど、冷たい風に吹かれて、結構、疲れた。
スキー場のリフト料金表
今日、私が買ったのは、ゴンドラ往復券(シニア)
200円安くて良かった!・・じゃなくて、
自分がシニアになっていたことにショックでした。
'おっちゃん'だとは自覚していたけど、まさかシニアとはね・・
あれ、ところでこの切符、ハサミが入ってない。
”2011年春シーズン終了まで有効”って書いてあるが、
ひょっとして、また使えたりして・・
でも、今シーズンはもう来ないよ。 だぶん・・
土曜日は移動性高気圧が日本の中心を通るとの事だったので、
風は弱くなるはず・・と思って那須に向かった。
ところが、高速道路では早朝から強風が吹き、山の上には大きな雲が見える
この風じゃ、峰の茶屋跡の非難小屋のあたりは通過できない!
朝日岳に登ろうと思ったんだけどダメか~。 どうしよう。
といっても、那須近辺にはあまり馴染みがない。
思いついたのは、昨年も登った(ゴンドラ+三本槍岳)のコースだった。
結局、昨年と同じパターンになってしまった。
コースマップ
マウント・ジーンズ・スキー場の駐車場には午前8時前に到着。
次から次へと車が入って来る。 第1駐車場はあっという間に満車だ。
すごい人出にビックリです。
でも、車も揺れるほどのすごい強風が吹き荒れてました。
せっかく来たけど、これじゃ登れないなぁ~と、
30分ほど車内で休んでいたら、
何と風も止んで、山の上にあった雲も無くなっていた。
やった~ 晴天だ~
早々に準備して、スキー場に向かった。
まず、スキー場のインフォメーションのカウンター(チケット売り場の横)で
登山届け用紙に必要事項を記載した。
登山届けを出さないと、
スノーモービルに乗った監視員が追っかけて来て、ゴンドラで下山させられる
・・なんて話を、誰かのブログで読んだ記憶があったので、
忘れないようにした。
登山届けの用紙には、スキー場内を歩くな・・とか、
戻ってきたら下山の報告に来い・・とかの注意事項が書いてあった。
次はゴンドラ券の購入だが、
何と、チケット売り場に4回も並ぶことになった。
(1回目)
ゴンドラ券を買おうとしたら、
「現在、ゴンドラは運転を見合わせているので、
ゴンドラ券の発売はできない」・・と言われた。
え~、そんな、それじゃここから登るしかないか~と思い、
登山コースを探そうとゲレンデに向かったところ、ゴンドラ、動いてるじゃないですか。
ということで、またチケット売り場に並んだ。
(2回目)
「あの~、ゴンドラ、もう動いている様なのでゴンドラ券下さい」
と言ったら、
係の女性は席を立って、奥に確認しに行ってきてから、
「現在ゴンドラは様子見のため動かしている状態なので
まだ券は発売できない」・・と。
再びゲレンデに行くと、
今度は、お客が乗ったゴンドラが登って行くのが見えた。
(3回目)
「あの~、ゴンドラ、もうお客さん乗ってるんですけど~」と言ったら、
後にいた別のスタッフに目線で確認してから、
「いま乗っているのは、スキー場のスタッフで、一般のお客様は乗ってません!」
・・だって。
かたくなに抵抗を続けるチケット売り場。
どこまで人をおちょくるのだ。 いい加減、頭に来た~!
(4回目)
「あの~、この人たち、スキー場のスタッフですか?」・・と、
デジカメで撮ったゴンドラの写真(↓)を見せた。
すると、
「すみません、たった今、ゴンドラ動き始めました」・・だって。
大ウソツキ!
「さっきからゴンドラは動いていて、お客さんも乗ってたんだよ!」と、言ってやりたかった~
ゴンドラ券買うのに、かなり手こずった。 本当に人をバカにしたスキー場だ!
--- さて、気持ちを切り替えてっと ---
少し並んで、ゴンドラに搭乗。
スノーシューを持参していたので、一緒に乗ったスキー客の人から
「これで登るの? どこまで行くの?」・・なんて聞かれた。
三本槍岳まで行くと言ったら、「距離は何キロぐらいあるの?」と聞かれてたので、
たぶん3Kmくらいかなぁ~なんて適当に答えた。
いつも、山に行くときは、
どれくらいの時間がかかるとか、標高差はどれくらいとかは気にするが、
距離はあまり気にしたことがない。
帰宅後、GPSログを確認したら、
ゴンドラ降り場から三本槍岳までの歩いた距離は、約4.2Km(片道)だった。
ゴンドラを降りたらスノーシューを装着し、午前9:30、歩き始めた。
圧雪されたスキー場の林道がしばらく続く。
林道は、オレンジ色のテープで進入禁止になっているが、構わず進んだ。
数分歩いて、動いていないリフト降り場あたりから、林の中に入る。
※この写真は帰りに撮影
しばらくすると道標があるので、清水平方面に進む。
広くて気持ちの良い尾根を進む。
寒さで雪が固くなっている。
スノーシューは必要なかったかもしれない。
あそこを登るのか。 きつそうだな~。
おや? 先行のスキーの人(2名)は左の方へ行くようだ。 あっちはコースじゃないんだけどね・・
私は真っ直ぐ登ろっと! (先週の赤岳の反省より)
赤面山方面への分岐。 缶ビールかと思ったよ。
ここで滑落したら、どこまで行ってしまうんだろう?
先週、八ヶ岳で滑落したので、つい想像してしまう。 (もっと急斜面だったけどね・・)
だんだん斜面がきつくなり、風も強くなってきたので一休みした。
さっきのスキーの人(2名)、かなり遠回りしたみたいです。
私が休んでいたら、後からやって来て通り過ぎていった。
このあたり、すさまじい強風で~す。
メチャクチャ寒いし、立っているのがやっとです。
スノーシューだと転んでしまうので、アイゼンに付け替えて、
スノーシューは紐でリックにくくり付けた。
斜面の雪は、風に飛ばされてしまうらしく少ない。
石もゴロゴロと出はじめた。
スキーの人(2名)は、岩陰で休憩中のようだ。
清水平に到着。
さっきの場所よりも、風が弱くて少し安心しました。
それにしても、少しは人がいるかと思ったけど、誰もいませ~ん!
雪のおかげで、どこでも歩き放題! 平でとても歩きやすい!
朝日岳方面
このとき、朝日岳の稜線に2人ほど人がいるように見えたが、気のせいだったか?
写真だと全くわからない。
三本槍岳に進む。
このあたり、三本槍岳に風がさえぎられて無風でした。
雪の表面が少し溶けて光っていた。
12時20分、三本槍岳の山頂に到着 (ゴンドラ降り場から約3時間)
大倉山方面の景色が素晴らしい
小さな樹氷と茶臼岳(たぶん?)
風紋 (清水平に戻る際に見かけた)
今日は少し時間があるので、
清水平を歩いて朝日岳に行こうかと思ったが、寒いので止めた。
また、今度にしよっと。
さぁ、ここからは下るのみ。
さようなら朝日岳
「こんどは登るからね~」と、その場しのぎの約束
登りの時、スキーの人(2名)が休んでいた岩陰で、昼ごはんを食べた。
やはりこの辺り、極端に風が強い。
岩陰でなければ、休憩なんて出来ません。
スキー場に向かう。
ゴンドラに乗って下山。
今日は5時間くらいの山歩きだったけど、冷たい風に吹かれて、結構、疲れた。
スキー場のリフト料金表
今日、私が買ったのは、ゴンドラ往復券(シニア)
200円安くて良かった!・・じゃなくて、
自分がシニアになっていたことにショックでした。
'おっちゃん'だとは自覚していたけど、まさかシニアとはね・・
あれ、ところでこの切符、ハサミが入ってない。
”2011年春シーズン終了まで有効”って書いてあるが、
ひょっとして、また使えたりして・・
でも、今シーズンはもう来ないよ。 だぶん・・