キレンゲ日記

山もいいけど、
おいしいご飯が食べたいな~

2011年6月19日 猫魔ヶ岳、雄国沼

2011年06月19日 | 福島の山
2011年6月19日(日)、福島県の猫魔ヶ岳、雄国沼に行きました。

数日前までは、八ヶ岳にツクモグサを見に行くつもりだった。

でも、梅雨前線の影響で九州~関東にかけては天気が悪いという天気予報。
いろいろ迷っているうちに時間が無くなってしまい、磐梯山に登るつもりで出かけました。
(去年と同じパターン)


コースマップ



午前6時前に八方台の駐車場。
ゴールドラインという有料道路の途中にあります。
午前6時までは無料で通れるので、多くの車が来てました。
考える事はみんな同じですね。


でも、何となくどんよりした天気。
東北地方はは晴れるはずだったのにガッカリです。
何か、やる気が失せてしまいました。

近くの案内図を見ると、ここから猫魔ヶ岳を経由して雄国沼にも行けるようです。
磐梯山は去年も登ったから、今日は猫魔ヶ岳の方に行ってみる事にしました。



ちょっと登山道を覗いてみると、きれいな森が続いてます。
よし、行ってみようと思って進んだ。


でも、スッキリしてたのは入口付近だけで、ほとんどが藪っぽい登山道でした


1時間ほど歩いて猫魔ヶ岳を通過





猫岩で小休止


ほ~、あれが雄国沼か~。


雄国沼を時計回りで周回する様に歩いていくと、何だか林道っぽい道になった。



ゲートもあった。 こりゃもう完全に林道だ。


ゲートの少し手前では、カモシカに遭遇したのですが、すぐに逃げていったので写真は無し。
いや~、熊でなくてよかった。

このあたり、虫や鳥の泣き声がすごくうるさい。
熊鈴の音なんてまったく聞こえなくて、
大丈夫かな~と思ってたところだったので本当に驚きました。


しばらく舗装道路を歩きますが、この道路、花がいっぱいで綺麗です。



ハングライダーのスタート台もありました。
奥にみえる山は、飯豊山かな。



雄国沼展望テラスから雄国沼に下ります。


雄国沼の木道



ニッコウキスゲ   
少しだけ咲いていました。


雄国沼の休憩所


猫岩に戻ったころ、ようやく空が晴れてきました。



八方台の駐車場に戻って終了。 
ちょっと物足りないハイキングでした。



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帰りに立ち寄った道の駅。 やたらバイクが多い。

ハーレー、ハーレー、ハーレー・・・・・。 ハーレー軍団だ。
ハーレーが50台以上いたんじゃないかな。

一度、ハーレー運転してみたいな~と思った。

2011年6月4日 編笠山、権現岳

2011年06月05日 | 八ヶ岳
2011年6月4日(土)、編笠山、権現岳に行きました。

先週末は雨だったので、2週間ぶりの山登りです。

でも今回は、お腹の痛みを堪えながらの山登りになってしまった。

電力不足の影響で、職場のエアコンが時々OFFになる。
ここ数日、あんまり暑いのでで缶コーヒーをガバガバ飲んでたらお腹を壊した。
もう当分は、缶コーヒーは飲まないことにします。

コースマップ


観音平の駐車場には、午前5時少し過ぎに到着。
すでに、20台くらいの車が停まってました。

昨日の夕方までは、お腹は何ともなかったのですが、深夜、
車で移動している間に急にお腹が痛くなった。
このところに缶コーヒーの飲みすぎで、徐々にお腹が弱ってきたとこへ、
運転中の眠気覚ましに飲んだ缶コーヒーが起爆剤になったようです。

駐車場に車を停めれたのは良いけれど、
こんなにお腹が痛くてどうしよう? 帰ろうか?・・
と考えながら、しばらく休んでました。

他の人たちが元気そうに準備してるのが、少し恨めしかった。

30分ほどダラダラ過ごして、結局、
せっかく来たのだから行ける所まで行ってみることにしました。

途中でトイレに行きたくなったらどうしよう?・・とも思いましたが、
ここまで来る途中で、高速道路のSAごとにトイレ休憩して、
お腹の中の物は全部出てしまっているから、
飲まず食わずで登れば大丈夫!・・と覚悟を決めて出発しました。
(途中、必要最小限の水分は摂りましたが・・)


朝日が差し込み始めた森



これは、「つつじ」でしょうか?



わかりやすい矢印だ



岩の門



雲海に到着




このあたりで、お腹の痛みも少し和らいできました。
内心、雲海あたりで引き返す事になりそうだなぁ・・と思っていたのですが、
何とか先に進めそうです。


押手川を通過



おぉ~、甲斐駒だぁ~ (途中の展望場所から)



青年小屋の看板。 
これを見るとビールが飲みたくなる。 でも今日はビール要らないよ~。



もうすぐ、山頂だ。



編笠山なう



南アルプス



北アルプス



富士山



八ヶ岳



もうほとんど雪はありませんが、たまにあったりします。



青年小屋に下ります。



今日は、暑くなるとの天気予報でしたが、山の上はとても涼しい。
風が少し冷たくて、お腹に堪えます。
青年小屋の前にあったベンチで、お腹を押さえながら1時間ちかく休憩。



休んでばかりも居られないので、権現岳に向かいます。
写真の左手前は西ギボシ、権現岳は右奥の山です。



少し登ったところで振り返る。



ここからは、岩場です。 冬に登るには、かなり厳しそうな場所。



あとひと登りだ~



西ギボシの山頂



次は、東ギボシ



ふと左側を見ると、阿弥陀岳の南稜ルートが見える。
バリエーションルートだから、地図には出てません。
機会があったら登ってみたい。



権現岳にだいぶ近づいた。



少し怖かった岩場のトラバース
クサリもあるし、落ち着いて歩けば大丈夫ですが、
今日は飲まず食わずだから、体に力が入りません。



え~、まだ登るの~?



もうちょっと、もうちょっと・・



そして登りきった場所から、東ギボシの山頂を振り返る。 
(山頂へは寄らなかったけど・・)



権現岳はもう目の前



権現小屋の前から編笠山を振り返る。



迫力の阿弥陀岳~赤岳、そしてキレット



権現岳の山頂まで、あと3分。



左から、西ギボシ、東ギボシ、権現小屋



権現剣と赤岳   き、きまった~ (かな?)



少し休んで、三ッ頭方向に下山です。



そして今日、ぜひとも確認したかったのはこの場所。
今年の4月に権現岳を登った際、命がけで雪庇をトラバースした場所です。
たぶん、赤丸の岩のところだと思います。


雪庇をトラバースした場所がココだとすると、
下の方に少しだけ生えているハイマツに雪庇が支えられていたんですね。


下にある夏道から見上げると、こんな感じです。
赤丸がさっきの岩で、青矢印のように雪庇をトラバースしたんだと思います。


もう少し下りたところから、再び確認します。


4月に登った時の写真です。
見比べてみると、やはり間違いありません。 
赤丸が、命がけで雪庇をトラバースした場所です。


あんなわずかなハイマツに命を預けていたとは、少しショック・・。



少し進んで、権現岳を振り返る。 もう夏の景色ですね。



三ッ頭



三ッ頭からは、木戸口方面に下ります。



概ね、きれいな登山道が続きます。



三ッ頭を振り返る。



木戸口



ヘリポート



新緑がきれい (八ヶ岳横断歩道)
この辺りまで下りてくると、急に蒸し暑く感じるようになった。



観音平に到着。 車がいっぱい。 
すこし焦りましたが、車、何とか出せました。


駐車場の外まで、車があふれてます。
こんな状況だと、駐車場の中よりも路上駐車の方が車が出しやすくて便利かも。



お風呂に入った後で立ち寄った「まきば公園」
今日は、オープンデーか何かでしょうか? 人も動物も元気に歩き回ってます。


山の上と違ってかなり暑い。 ここらでも標高1400m位なはずなんだけどね・・。



すごい勢いで、ムシャムシャと草を食べる羊たち。  



いいな~、たくさん食べられて・・