キレンゲ日記

山もいいけど、
おいしいご飯が食べたいな~

「サイドスラスタ」って、すごい!

2015年07月20日 | 日記
先週末まで楽しんだ北海道旅行で、不思議に思っていた事がありました。
それは、稚内港でフェリーの到着を持っていた時の事です。

港に船が入って来ました。














すごいドリフト接岸。
しかもピッタリです。 まさに神! 

良くこんな事できるな~。 
失敗したら船は大破してしまうのに・・
なんて、不思議に思っていましたが、謎が解けました。


船って、進行方向だけでなく、
船首および船尾の横方向にもスクリューが付いていたのです。
そして、その装置を「サイドスラスタ」と呼ぶそうです。
この「サイドスラスタ」があれば、
横方向への移動や、戦車と同じようにその場で旋回することもできる。
※小型船舶には、サイドスラスタが無い場合や、
 あっても船首側のみの場合もある。

苫小牧からの帰りのフェリーで良く見ていたら
横から勢い良く水流が出ていました。
船の横にもスクリューがある事を初めて知りました。


これまで、接岸時の位置調整は、
もやい綱(ロープ)か、タグボートで行うものと思っていましたが、
実際は、もやい(ロープ)を渡す時点で、
すでに船体はピッタリ接岸されているんです。

フェリー甲板より撮影


もやい綱


サイドスラスタのおかげで、あんなに巨大な船が
狭い港内で自由に位置を変えられたんですね。

自動車にも「サイドスラスタ」があると便利だろうな~。

2015年7月10日 樽前山

2015年07月18日 | 北海道
2015年7月10日(金)、樽前山に行きました。

北海道旅行も、今日で最後の日になりました。
当初より、最終日はフェリーターミナルのある苫小牧の近くの、樽前山に登る予定でした。


コースマップ


登山口


展望台から支笏湖が見えました。


登り始めて30分も経っていないのに、階段がきついです。
疲れが溜まっているようです。


目の前に溶岩ドームが現れました。 


溶岩ドームの右奥の山は、たぶん羊蹄山ですね。


登り始めて1時間ほどで、樽前山(東山)に到着。
思った以上にお手軽な山です。


支笏湖も良く見えます。


932峰からは、樽前山の溶岩ドームと外輪山が一望できます。


西山から見た溶岩ドーム 
どこから見ても、あまり変わりませんね。


避難用の石室かと思ったら、樽前山神社でした。


下山は、932峰への途中から分岐するコースにしました。


7合目ヒュッテ前に出ました。


駐車場には自衛隊の車が止まっていました。


中はこうなっているのか・・と写真を撮っていたら、後ろの席に誰か寝ていて驚きました。

平日なのに駐車場は混んでますね。 

そして夕方、長かった北海道旅行も、とうとう終わりです。


苫小牧からフェリーで出航です。   あ、あ~、終わっちゃった・・


夕日と樽前山(たぶん・・)  また、この景色がみたいな~


今回の北海道旅行は、かなり綿密に計画を立てていたのですが、
前半の天候不良のため計画どおりには動けませんでした。

他に登る予定の山もありましたが、叶いませんでした。
梅雨の時期なので仕方がありませんが、
逆に考えれば梅雨の時期としては、天気が良かった方だとも思えます。

今回、登ることが出来なかった山は、次への楽しみにもなるので、
また機会があったら、ぜひ北海道に来たいです。


2015年7月9日 ニッカウヰスキー余市工場

2015年07月18日 | 北海道
2015年7月9日(木)、ニッカウヰスキー余市工場に行きました。






シングルモルト・ウイスキー「余市10年」が欲しくて立ち寄りました。

4,500円くらいと低価格なのに、とても美味しいウィスキーでした。
「余市12年」だと一気に7,000円越えになるのですが、両者の味はほとんど同じ。

とてもコスパが良いウイスキーだったので、時々、飲んでましたが、
NHKの朝ドラの影響でしょうか、
3月あたりから急に店頭から消えてしまいました。

同時にノンエイジの「余市」も店頭から消えてしまったのですが、
こちらはセブンイレブンなどのコンビニに売れ残りがあったので、
あちこちで買いあさって、何とか10本ほど確保しました。

でも「余市10年」は、
どこを探しても買うことができなくて困っていたのです。
ノンエイジと10年では、同じウィスキーとは思えないほど味が違います。

というわけで、せっかく北海道に来ているのだから
製造元に来れば「余市10年」が買えるんじゃないかと思っていましたが、
甘かったです。

到着してすぐに売店に行きましたが、1本も売ってなかった。
売ってたのは、お土産用のノンエイジの「余市」だけです。
しかも小瓶なので割高です。
でも、せっかくだからと思い、お土産用の小瓶を3本買いました。

どうも、ニッカのシングルモルトは深刻な原酒不足で、
「余市」だけでなく「宮城狭」なんかも販売中止になったらしいです。
もう当分、ニッカのシングルモルトは飲めないと知って、ショックを受けました。

ピュアモルトの「竹鶴」ってのもあるんだけど、こっちはあまり好きではない。
同じモルトなんですが、味はかなり違っていて、
だんぜん、シングルモルトの方が美味しい。
(ただし、「竹鶴」は、ノンエイジ版しか飲んだ事がないので、
 もしかしたら「竹鶴12年」なんかは美味しいのかもしれません・・)

小樽の寿司屋のおやじが言っていたけれど、
朝ドラの影響よりも、中国人がニッカのウィスキーを買い占めた影響で
原酒不足になっているそうです。


一方こちらは、ウイスキーの試飲ができる建物です。


中を覗いてみたら、何と欲しかった「余市10年」が無料で飲めるではないですか!
フロアー全体にウイスキーの良いにおいが立ち込めていて、
もう飲みたくて仕方ありませんでしたが、車で来ているので我慢です。 
「くっ、く~」と思わず声が出てしまった。

我慢できなくて、近くの道の駅にでも車を移動して、
車中泊するつもりで飲もうかと思いましたが、
そんな事したら、
北海道旅行の最後の1日がつぶれてしまうので、もったいなくて諦めました。

冷静に考えれば、「余市10年」が当分飲めなくても、
お金さえ出せば、ほぼ同じ味の「山崎12年」が飲めるんだから、まぁ良いか!
と、気持ちを静めました。


さて「余市10年」は諦めて、ウイスキー工場でも見学しましょう。

これが、ピートか・・  思ったほど臭くないな~ 
ビール工場のホップの方が強烈な匂いです。


朝ドラにも出てきたポッドスチル
石炭を燃料にしています。


おっ、ここはもしかしたら、朝ドラに出てきた「エリーのお墓」の場所では?
と思って、ウロウロしていたら、
ここは立入り禁止だと、係員の人から注意されてしまった。



ウイスキー工場の見学も終わって、
車で道路に出たら、なぜか道路が大渋滞していました。

どうも先の方の車1台が、パトカーに捕まったようです。
思わず”飲酒運転か?”と思ってしまった。

北海道って、田舎では猛スピードで車が走っているのにパトカーをほとんど見かけません。
でも、市街地だと結構パトカーが目を光らせているようです。

明日はフェリーで帰る日なので、苫小牧方面に車を走らせました。

羊蹄山は、また今度ですね・・

2015年7月8日 利尻山

2015年07月18日 | 北海道
2015年7月8日(水)、利尻山へ行きました。

このところ、宗谷地方の天気がず~と悪かったのですが、
ようやく天気が良くなる予報になってきた。
今日登らないと休暇も終わってしまうので来てみました。
というか、
そもそも北海道に来たのは利尻山に登るためだったので、
来ない訳にはいきませんでした

利尻島へは、前日の夕方にフェリーで到着。


フェリーへは車をバックで入れるので、ちょっと戸惑いました。


利尻島にもコンビニはありました。
北海道って、このセイコマートが圧倒的に多いです。
特に稚内あたりは、他のコンビ二はありません。
普通のコンビニと小さなスーパーが一緒になったようなお店でした。


コンビニへ立寄った後は、すぐに利尻山北麓野営場へ向かいました。


駐車場は空いていました。 
先客の車は1台でしたが、土浦ナンバーだったので驚きました。 


立派な管理棟で、トイレもとてもきれいでした。


足の洗い場も完備。 立派すぎます。


左側通行です。 ここまでするほど混み合うのでしょうか?


関東よりも緯度が高いせいか、暗くなる時間が少し遅いです。
19時を過ぎてもまだかなり明るく、20時ごろになってようやく暗くなります。

そして翌朝、登山道の混雑を避けたくて3時ごろ出発しました。 結構な寒さです。
3時を過ぎると、麓から宿の送迎バスに乗って登山客が大勢押し寄せるようです。


足元に水が流れて来たので、見上げたら甘露泉水でした。


第1見晴台に到着。
明るくなってきましたが、頭上には雲があってガッカリです。


長官山に到着。 完全にガスってます。


この後、非難小屋を過ぎたあたりでガスが取れてきました。
さっき通り過ぎた長官山も見えます。
寒いので、防寒用の手袋に交換したり厚手のシャツを着たりしました。


登山道が泥グチャになってきました。 
1歩踏み出すたびに、足元から気持ち悪い感触が伝わってきます。


携帯トイレブース   ここが9合目だったかな?
(携帯トイレは、稚内のフェリーターミナル売店でも売っていました。)

私が山頂に一番乗りかと思っていましたが、
この後、山頂から下りてくる人がいて驚きました。
一体何時に出発したんだろう? それとも非難小屋に泊まったのかな?


登山道はかなり痛んでいます。


足場が崩れやすくて、とても登りにくいです。 


山頂が見えてきました。


山頂に到着。
祠には、なぜか船のスクリューがぶら下がってます。 
漁師さんが持ってきたのでしょうか?


天気は良いのですが、雲が広がっています。


雲のおかげで、海に囲まれた山の感触が味わえません。


少し待ちましたが、なかなか雲はとれません。 
寒くて仕方ないので下山しました。


いつもの事ですが、下山したら快晴です。

悔しいので、明日、もう一度登ろうと思いましたが
何かあったら予定通り帰れなくなるかもしれないので諦めました。

利尻富士温泉でザッと汗を流した後、
お昼は、沓形へ「利尻ラーメン」を食べに行きました。
ラーメン屋さんには開店直前に到着して少し待ちましたが、
開店するとすぐにお客で一杯にまりました。
利尻ラーメン(焼しょうゆ味)はなかなか美味しかったです。

そして午後は、礼文島に向かいました。


スカイ岬


スコトン岬


日本最北端の民宿かな?


桃岩


猫岩  右端の小さな岩が、猫の後ろ姿に見えます。


利子昆布
朝ドラ「こちそさん」の「コンぶネーション」の話を思い出します。


高級昆布なのに道端に置いてあります。 


礼文島の海岸から、利尻山が良く見えました。
利尻山は、登るより見る山なのかもしれません。


利子山も登ったし、礼文島の観光もできたので、帰ることにしました。


フェリー代も高かったし、もう少しゆっくりしたかったなぁ。 


あわただしい1日が終わりました。

2015年7月6日 夕張岳

2015年07月17日 | 北海道
2015年7月6日(月)、夕張岳に行きました。

コースマップ


夕張岳登山口


やっぱり、熊がいるんだ。 


昨日、急遽、購入した熊スプレー 
(約 1万円、使用期限:2018年3月まで、噴射距離:7~8m、噴射時間:5~7秒)
北海道の登山用品店には、熊鈴と並んで熊スプレーが陳列させています。
白いのは安全装置(ロック)で、噴射する際は外さないといけません。

実際に使うことは無いと思いますが、
苫前ヒグマ事件を思い出すと、怖くて熊スプレーに頼りたくなりました。
私の他にも熊スプレーを持っている人を何人か見かけました。

数日前に行った知床五湖のガイドの試験には、熊スプレー早抜きのテストがあって、
2秒以内にロック外してスプレー噴射の構えが出来ないといけないそうです。


今日は、さらに剣鉈もリックに入れました。

これを使うことになった場合は、こっちもただでは済まないと思いますが、
熊に襲われた場合、鉈か鎌をもっていれば、死なずに済む確率が高まるそうです。
リックに入れていては役に立たないと思いましたが、
こんな物を腰にぶら下げていたら、熊に会う前に逮捕されてしまうかもしれないので、
とり合えず、お守りとして持っていくだけとしました。


さて、冷水コースに向かいます。


カウンターを押しました。


冷水の沢


NHKの「小さな旅」では、これを直に飲んでましたが、
エノキコックスは大丈夫なんでしょうか?


石原平のシラネアオイは完全に終わってました。


夕張岳が見えてきました。


崩落地帯


崩落地帯をよぉ~く探したら、ユウパリコザクラらしき花が咲いていました。


これは何でしょうか?  ネギのような匂いが漂ってます。


山頂直下の鳥居


夕張岳山頂

人が一杯だったので、山頂標識の写真を取り忘れてしまいました。
それ以前に、山頂標識を見た記憶がありません。

山頂付近は雲で景色は良くなかったです。


少し待っても景色が見えないので、下山します。


ハクサンチドリかな?


夕張岳ヒュッテの前を通って下山しました。

2015年7月5日 十勝岳、美瑛岳

2015年07月16日 | 北海道
2015年7月5日(日)、十勝岳、美瑛岳に行きました。

コースマップ


望岳台の駐車場


美瑛の町は雲で覆われていました。


今日は快晴です。


以外ときつい斜面です。


非難小屋に着いた時点で、すでにバテ気味です。 
汗だくになってきたので、水を飲んで塩も舐めました。



さらにきつい斜面になってきました。 他の人も苦しそうでした。


イソツツジ


昭和火口の向うに美瑛岳が見えます。


山頂までは、まだ結構登ります。


あと少し、あと少し・・


十勝岳山頂です。


右奥は昨日登った富良野岳


少し休んだら元気になったので、美瑛岳へ向かう事にしました。


鋸岳


鋸岳の裏側に回ると、


美瑛岳が見えてきました。




十勝岳を振り返ります。


お花畑






美瑛岳山頂


十勝岳


大雪山方面への縦走路


美瑛岳からの下山で心配だったボンビ沢は、問題なく渡れました。


ここは、ちょっと怖かった。 足を滑らせたら大変です。


望岳台からの登山道に合流して下山しました。



下山後、時間があったので、美瑛を散策しました。

三愛の丘より


ケンとメリーの木


美瑛の名所めぐりも直ぐに飽きてしまったので、早々に切り上げました。

2015年7月4日 富良野岳

2015年07月15日 | 北海道
2015年7月4日(土)、富良野岳に行きました。

北海道に来て約1週間。 ようやく天気が良くなってきました。

十勝岳温泉の駐車場


天気はまずまずで、ヤル気が出ます。


スタート!


晴れてきた~


と思ったら、山頂付近にガスが・・



結局、山頂に着いた頃には、雨が降り始めました。


雨がひどくなってきたので、急いで下山しました。

残念です。 今日は晴れると思ったんだけどな~


下山後、そこらをブラブラ・・

美瑛の「青い池」


公園を散歩


お昼頃は、人がたくさん並んでいた富良野のハンバーガー屋。

時間をズラして入ってみましたが、
ハンバーガー1個が1000円以上もするし、30分以上も待たされました。

今日は、天気にも裏切られ、散々でした。

2015年6月30日~7月2日 北海道を観光

2015年07月12日 | 北海道
せっかく北海道まで来たのに、しばらく天気が良くないそうなので、
思うがままにブラブラしました。



まず、北海道といえばこの場所です。 
★網走刑務所











★何となく立ち寄った、カムイワッカ湯の滝 

暖かい温泉が流れています。
もしやと思い、車に積んでおいた長靴が役に立ちました。
トレッキング・シューズだと、
靴に当たった水(お湯)のしぶきが、靴の中に入ってしまいます。



こういうのも、野天風呂というのかな?



★知床半島クルーズ
約3時間かけて、船から知床半島を観光しました。

沿岸部には、所々、魚網が仕掛けてあるので、
その隙間を縫うように岸に近づいたり離れたりします













知床岬


熊もいました。





★知床五湖のガイドツアーに参加

5~7月はヒグマの活動期(発情期)なので、
地上遊歩道はガイド付(有料)でないと入れません。 ※高架歩道は一般に開放
10名以下のグループ毎に、約3kmをガイドさんの解説を聞きながら3時間かけて歩きます。
原則、予約制ですが、空きがあったので当日参加できました。


ウルシの葉っぱだから、絶対に触らないよう注意を受けました。


熊の足跡




熊の爪跡


熊が水芭蕉の根を食べた跡


この木は何歳でしょう?・・なんてクイズもあった。


【正解】こんな感じで年齢を数えます・
間隔が長い所は、その年が暖かかった事を表しているそうです。


中心が抜けた木


ガイドさんから木の中の写真撮影を勧められたので撮ってみた。


ガイドツアーが終わり、高架歩道に上がった。


高圧電線で守られた高架歩道

最近、この高架歩道の近くで鹿が子供を生んだそうです。
ガイドさんの説によると、
鹿の天敵は熊、熊の天敵は人間で、高架歩道の近くで子供を生んだ鹿は
熊の天敵である人間の作った高架歩道の近くなら安全と考えたのでは?
との事でした。 なるほど、鹿も必死なんだな・・


羅臼岳ですが、熊が怖くて登る気になれません。



★今回、もっとも印象深かった苫前(とままえ)の郷土資料館 


熊に襲われる開拓民  


恐怖に引きつった表情


ひぇ~、確かに怖い~!


後ろの黒い熊よりも、こっちの方がさらに怖い。 


思ったより長い爪と牙


なかなかの迫力です。


こんなのに噛み付かれたら、もう終わりだ。


苫前では、今からちょうど100年前(大正4年、1915年)に
「三毛別(さんけべつ)ヒグマ事件」というのがあったそうです。

7人が、冬眠しそこねた巨大な熊によって殺害されるという、
日本史上最悪の獣害だそうです。
移住してきた開拓民の女性二人が熊に食われた。
男も殺されたが、なぜか食われなかった。

食われた女性のうち1人は、頭と足を残して完食されたそうです。
郷土資料館で再現ビデオを見せてもらいましたが、かなりビビリました。

警察も熊に歯が立たず、たった一人のマタギが熊を倒したそうです。


事件の事をもっと知りたいと思ったので、調査報告書を購入して熟読しました。


また苫前から約30km離れた場所に、「三毛別ヒグマ事件」の現場があるというので行ってみました。
熊に食われた女性の1人が妊婦だった事が、事件の凄惨さを高めています。




こりゃもう、熊というよりは、


ゴジラに近い。



「三毛別(さんけべつ)」という地名は、今では「三渓(さんけい)」と呼ばれている。


慰霊碑もあった。
施主の大川春義さんという方は、当時の三毛別村の村長さんの息子(事件当時7歳)だそうです。
犠牲者ひとりにつき10頭のヒグマを仕留めるという誓いを立て、62年をかけ102頭を倒したそうです。
10倍返しのおかげで、関係のない熊までも、とばっちりを受けたみたいです。


やっぱり熊は怖いです。 帰りたくなってしまいました。 


それにしても、苫前の人はたくましいと思います。
あんな事件があったのに、熊を町の象徴としています。
苫前町役場前に大きな熊オブジェを置いたり、


三毛別に続く道を、ベアロードと名付けたりしています。


商店街にも熊


交通安全にも熊


ジンギスカンなのに熊?


これほどまでに熊を取り立てているのは、
ヒグマと戦って勝利したという誇りからなのでしょうか。
それとも、他にコレといった特徴の無い町だからでしょうか?
私にはよく理解できませんでした。
あんな凄惨な事件があったのに・・

2015年6月29日 旭岳

2015年07月12日 | 北海道
2015年6月29日(月)、北海道の旭岳に行きました。

まとまった休暇が取れたたので、北海道に来ました。

でも、大洗から苫小牧までのフェリーは、天候不順のため船が大きく揺れ、気分は最悪でした。
フェリーの乗務員の方も、こんなに揺れたのは初めてと言ってましたね。

苫小牧への到着も大幅に遅れ、
疲れて体も重かったので山登りをする気分ではなかったのですが、
今日を逃すと当分は雨の予報だったので、頑張って登ることにしました。

コースマップ


姿見駅から出発です。 朝一番のロープウェイに乗りました。


すぐ目の前には旭岳です。 やっぱり来て良かった~!


姿見池


近くにあった石室


煙が吹き出ています。


良い景色です。


金庫岩




旭岳山頂に到着。


トムラウシ方面


黒岳方面


雪渓を下ります。


雪渓下部にあった裏旭キャンプ指定地


登り返して間宮岳に到着。


御鉢平


中岳分岐から裾合平に向かいます。




中岳温泉が見えてきました。


ちょっと温めですが、今日のように天気の良い日なら十分入れる暖かさです。


中岳温泉は渓谷の下にあります。


ここから姿見駅までは、ずぅ~と雪原歩きです。


少し雲が出てきました。


姿見駅に到着。 ガスってます。



途中、いろんな花が咲いていました。

キバナシャクナゲ


エゾコザクラ


ミヤマキンバイ


メアカキンバイ


イワウメ