キレンゲ日記

山もいいけど、
おいしいご飯が食べたいな~

三毳山  「かたくりの里」

2010年03月29日 | 栃木県の山
2010年3月28日(日)、栃木県の三毳山(みかもやま)の「かたくりの里」に行きました。

駐車場には観光バスが何台も止まっており、大変な賑わいです。

少し山に入るとすぐに「かたくりの里」があります。
噂どおり、斜面はかたくりの花でいっぱいでした。
でも残念ながら、見ごろは過ぎたようです。 花びらが少ししなびた感じです。


歩道は人の行列で大渋滞です。
かたくりの花より、1日に訪れた人の数の方が多いかもしれませんね。


「かたくりの里」の上部には、三毳山への道標があったので、上ってみました。
でも、山頂には「三毳山」ではなく、「青竜ヶ岳」の看板が・・。
『どうして? 三毳山じゃなかったの?』

帰宅後、新・分県登山ガイド”栃木の山”を見たら、
地図の部分に「三毳山(青竜ヶ岳)」と書かれてました。 『変なの!』

雲取山 リベンジ

2010年03月28日 | 奥多摩
2010年3月28日(土)、再び雲取山を登りました。 昨日のリベンジです。

昨日の帰り道、ラジオから明日の土曜は日中は快晴との天気予報。
『もう行くしかない!』と思い、登山口の『鴨沢』へ引き返し、車中泊しました。
奥多摩の冷え込みを心配してましたが、寝袋のおかげで暖かく過ごせました。
車中泊、癖になりそうです。

夜明け前、「小袖乗越」まで車で移動しようかと思いましたが、昨日のリベンジなので
昨日と同じ『鴨沢』から午前6時10分、スタートです。

約3時間半登って、石尾根に出ると、昨日とはまるで違う世界です。
周囲の山並みがとてもきれいなので、足取りも軽くなります。
でも、ちょっと眩しい。 『サングラス、持ってくればよかったなぁ~。』

頑張って歩きますが、数人のハイカーに抜かされました。
皆さん、登るのが早く、あっという間に見えなくなります。

それでも午前11時過ぎ、ようやく山頂に到着です。 約5時間の登りでした。
思わず、『やったぞー!』とガッツ・ポーズです。

あいにく、ガスが出はじめており、景色は今一です。
山頂の直ぐ手前には、立派な非難小屋とトイレがありました。
『山頂にトイレか。すごいなぁ~』と、関心しました。

さて、早々に昼食を済ませて、来た道を下山します。
途中では、多くのハイカーとすれ違いました。
皆さん、きつそうに急坂を上ってきます。
驚いたのは、トレイル・ランをしている男女数人のグループです。
急坂を小走りに上ってきます。
このグループには、下山途中の「堂所」で抜かされましたが、
おそらく、3時間以下のタイムで雲取山を往復しているのではないでしょか?
いや、すごい人達です。

下は、昨日と今日のコースマップです。
赤色が今日(3/27)、青色が昨日(3/26)のものです。
今日は、距離=24.5Km、登った標高差=1477m、約9時間の山歩きでした。

昨日は本当に残念でした。あとちょっとで山頂だったんですね。
『何で、止めちゃったんだろう。』 大変、悔やまれます。

ハードな2日間でしたが、ヒザの痛みも出ず、少し自信が付きました。

下山後は、日帰り温泉『よもぎの湯』で疲れを癒して、帰宅しました。

雲取山 敗退

2010年03月27日 | 奥多摩
2010年03月26日(金)、東京都最高峰『雲取山』に行きました。

鴨沢の登山口(540m)から雲取山山頂(2017m)の標高差は、なんと1477m!
ガイドブックによると、コースタイムは上り:5時間45分、下り:3時間35分で、
合計9時間20分のロングコースです。

ガイドブックによると、日帰りは難しく、普通は山小屋泊だと書いてありますが、
ネットで調べると、日帰りしている人もいるようです。
数日前から、雲取山山頂の山小屋「雲取山荘」の予約をどうしようか悩みながら、
結局、予約せずに当日を迎えた。

夜明け前に、奥多摩湖畔の登山口『鴨沢』の駐車場に到着。
かろうじて1台分の空スペースを見つけて駐車した。
『あ~、良かった。何とか駐車できたよ。』
どうも、他の車は地元の人のもので、登山客の車では無さそうです。

午前6時20分ごろ、雲取山目指して出発!
あいにく空は曇り空ですが、昨晩の天気予報では、今日は快晴のはず。
『そのうち晴れるさ!』・・と思いながら、歩きはじめました。
ですが、登り初めてすぐに小雨が降り出しました。

30分ほどで、「小袖乗越」に到着。
未舗装ですが、大きな駐車場があります。
どうも、ここが登山客用の駐車場のようです。
でも、車は1台も止まっていません。

登山道に入り、標高800mぐらいになると、小雨は雪に変わりました。
さらに標高1000mを越えると、登山道は雪道になり、アイゼンを装着しました。

下の写真は、雲取山~七つ石山を結ぶ「石尾根」です。 標高1700mを越えています。

雪道には、かすかに足跡はありますが、昨日の足跡のようです。

どうも、雪の降る冬山をたった一人で歩いているようです。
山頂までは、まだ300mほど登らなければなりません。
GPSで確認すると、距離もまだ結構あります。
風もだんだん強くなってきて、体力が持つかどうか不安になり始めました。

『今からでも遅くないから、山小屋の予約が出来ないか確認しよう!』と思い、
携帯電話を取り出しますが、電波は全く届いていません。
『やっぱり・・。』

何だか急に、心細くなってきました。
後ろも前も誰もいません。 雪は一向に止みません。
ふと、足元の雪を見ると、ウサギか何かの足跡がります。
『そういえば登山口に”熊が出ます”って書いてあったなぁ・・。』
もう、悪い事しか、思い浮かびません。

『この天気じゃ、山頂まで行っても何も見えないぞ。
 今日はここで止めとこう! また来ればいいさ!・・』

結局、雲取山山頂まであと約1時間位のところで、敗退しました。

茅ヶ岳 & 三ッ頭-敗退

2010年03月22日 | 山梨県の山
2010年3月22日(月)、山梨県の茅ヶ岳(かやがたけ)に行きました。

今年の目標である八ケ岳の様子をどうしても見てみたかったのです。
せっかく行っても、八ケ岳はまだ雪山なので私には登れない。
ならば、近くの山で八ケ岳を望める山に登ろう・・ということで、
いろいろ調べた結果、茅ヶ岳なら3月中旬でも大丈夫だということで出かけました。

しかも、この茅ヶ岳、遠くから見ると八ケ岳とよく似てるので、
「にせ八ケ岳」なんて呼ばれたりするらしいです。

6時20分ごろから登り始めて、約2時間で山頂に到着。
途中、後から来た2人組みに抜かされましたが、
すでに下山したらしく、山頂には私1人しかいません。

山頂からは八ケ岳がよく見えます。
でも、ん~。 八ケ岳、そんなに雪積もってないなぁ~
上の方は完全に雪だけど、途中の三ッ頭ぐらいまでなら大丈夫かもしれないぞ~。

『あ~、最初から八ケ岳に行けばよかったかも・・』と悔やみながら
あこがれの八ケ岳を眺めました。

『八ちゃん、6月には必ず行くからね~。 ツクモグサも待っててね~。』


茅ヶ岳を下山した後は、八ケ岳の天女山登山口を見に行くことにしました。


下の写真は、天女山登山口のゲートから
1時間ほど登ったところから見た『三ッ頭』です。
ちょっと登山口を見るだけのつもりが、いつのまにか登り始めてました。

なぜかって?
それは、三ちゃんが、”おいで、おいで・・”と私を誘うから、つい・・。



でも、中間地点の海抜1900mの石碑まで来たところで、すでに午後1時を過ぎてます。
『三ッ頭』までは、まだ600mぐらいあるので、あと1時間半はかかりそうです。

ヒザが悪くて、早く下山できない私がこのまま『三ッ頭』まで登ったら、
日暮れまでに戻ってこれないかもしれません。

しばし足を止め、じっくり考えて、今日はここで止めることにしました。
ちょうど中間地点まで来たので、『三ちゃんのお尻までは辿りついたよね・・』
と、自分に言い聞かせて下山しました。

『三ちゃん、また来るからね~。 さいなら~。』

難台山~吾国山

2010年03月14日 | 茨城県の山
2010年03月14日(日)、愛宕山~難台山~吾国山に行きました。

本当は、昨日のつづきで奥久慈の篭岩山~明山~亀ヶ淵を歩くつもりでしたが、
常磐道を走っているうちに左膝が少し痛むような気がしてきたので、岩間インターで降りて、
愛宕山に向かいました。

せっかく遠くに行くのに、膝が万全でないのは、もったいないですからね。
それに、奥久慈の岩場ではごまかしが効きません。

ということで、また難台山のハイキング・コースです。
愛宕山スカイパークの駐車場に車を置き、AM7:00~出発です。

下の写真は、吾国山洗心館の入口にある「狭き門」です。

傍らの石碑には、次のように書かれていました。
『狭き門
 ほころびにいたる門は大きくその道は広い
 狭き門より入れ  試練の道は細くけわしくともそこに真理が開かれる』

いつも楽な生き方を選んできたので、すっかりほころんでしまった私ですが、
吾国山を登るときだけは、この「狭き門」をありがたく通らせていただきます。 
焼け石に水でしょうけどね・・。

さて、昨年の3月で閉館した「洗心館」ですが、どうも競売されるようです。
広場のところに、競売の看板が出ていました。
吾国山に登るには洗心館の敷地を一部通るので、どうなるか心配ですね。

吾国山山頂の広場には、かたくりの葉っぱが少し出ていました。
花が咲くのは4月初め頃でしょうかね。


吾国山までは、膝に少し不安感がありましたが、
その後は調子が良くなり普通にあるけました。

駐車場にはPM2:00ごろ戻りました。 
とても暑かったので、売店でイチゴ味のソフトクリームを買って食べました。
値段は\250円で、なかなかおいしかったです。


奥久慈男体山~鷹取岩

2010年03月13日 | 奥久慈
2010年03月13日(土)、今日は3週間ぶりのお天気の良い休日なので、
朝4時起きで奥久慈男体山に行きました。
(奥久慈男体山は、昨年12月以来です。)
前日21:00には布団に入ったのですが、気持ちが高ぶってAM2:00頃まで寝付けませんでした。
まぁ、いつもの事なので仕方ありません。

大円地の駐車場にはAM7:30ごろ到着しましたが、すでに3台ほど先客がいました。
皆さん、早いですね。
私も早々に準備をして、登山口の大円地山荘をAM7:40ごろ出発しました。 

大円地山荘から見る男体山です。 すごい迫力です。


健脚コースで男体山山頂まで登り、大円地越を経由して鷹取岩を目指します。
しばらく山を登ってなかったので、無理をせず、ゆっくりと歩きます。

ちなみに、『大円地越』の『越』とは、「峠」という意味だそうです。
男体山周辺には、やたら『○○越』という場所が多いので、不思議に思ってましたが、納得です。 
伊豆の『天城越え』も同じだそうです。

AM11:00ごろ、鷹取岩で昼食としました。 
いつもなら、誰かしら居ますが、今日は私一人で鷹取岩を独占します。

下の写真は、鷹取岩から見た男体山です。 カッコいいですね。 
(少し欠けていますが、左下の岩は、入道岩/子背負い岩/子持岩・・など、
 いろいろな呼び名で呼ばれている名物岩です。) 


その後、 釜沢越からフジイ越まで、湯沢源流を遡上し、フジイ越から古分屋敷へと下山しました。
(予定では、釜沢越から裏縦走路に入って小草越まで戻るつもりでしたが、空模様が怪しいので、
 早めに下山できるルートとしました。) 

大円地の駐車場に戻ったのは、PM2:00ごろでした。
車に乗ったとたん、少し雨がパラつきました。お天気雨ですね。

古分屋敷の道端には、見知らぬ花が咲いていました。(ネットで探しましたが、名前はわかりません。)
いよいよ、春の訪れです。 行きたい山がたくさんあるので、楽しみです。


コースマップです。
湯沢源流をフジイ越まで遡上すうつもりでしたが、子草越あたりまで行き過ぎてしまいました。

何度も来ている所なので、GPSをリックに入れっぱなしで油断していました。